2024年10月7日 PR
欧米でブームを呼んだe-Bikeが登場する15年以上も前の1993年、日本は電動アシスト自転車の登場に沸いた。ヤマハ発動機が世界新商品として発表した『PAS』は、坂道などで補助動力を用いる方式を実現。いま振り返ると、同社がいかに先見の明を持ち、それを実現できる技術力を有していたかがよく分かる。
現在は、スポーツ電動アシスト自転車『YPJ』が人気を集める。日常の足としての性能もさることながら、ロードバイクに始まり、マウンテンバイクやクロスバイク、グラベルバイクなど多様なモデルを続々と発表。風を切りながら走る楽しさやワクワク感を提案してくれるラインナップは、ビジネスパーソンの通勤ツールとしても定番となっている。
そんなYPJから、また注目の機種が登場した。来月9日に発売を予定する『CROSSCORE RC』は、「365デイズ、1バイク」をコンセプトとした最新モデルだ。通勤もレジャーもこれ1台でこなすという宣言は、休日のビジネスパーソンをライディングへと誘う提案性を内包。サイクリングは心身のケアに最適だが、電動アシスト自転車なら疲れてしまっても無理なく帰宅できる安心感もあるので、ミドルエイジの愛車にもおすすめだ。
同モデルの見どころは、まず洗練されたデザインだ。カラーは、都市の風景によく馴染む「スペースグラファイト」に、高級感とスポーツマインドが共存する「マットブロンズ」、そしてリラックス感たっぷりのユニセックスな「カーキジェイド」の3色が用意された。機能面では、新型ドライブユニットの搭載により、さらなる軽量化とコンパクト化、パワー向上を同時に実現。また、専用アプリを介してバッテリーやメンテナンス状況をリアルタイムで確認できるコネクテッドe-Bikeモデル(CROSSCORE Connected)もラインナップされている。
機能は多彩だが、多くのファンが口を揃えるYPJの魅力は、やはり走りの楽しさだ。というわけで、乗り物と言えばこの人、自転車やバイクに詳しく船まで操縦するビズスタ・佐原編集長が試乗。ここからは、本人のレビューでご紹介しよう。
マットブロンズモデルに試乗しました。ナチュラルでいて都会感も強調されたデザインは、遠目にもインパクトがありますね。フレームも高級感たっぷりで、一見はアシスト機能が付いているようには見えませんでした。サスペンションフォークやディスクブレーキ、タイヤやサイドスタンドなどの質感も高く、自転車と言うよりオートバイのような剛性感がありましたね。
ハンドルを握ると高揚感があり、発進時はワクワクしました。YPJは漕ぎ出しの滑らかさが自転車乗りの間で有名ですが、評判通りふわりと走り始めますね。モードは5つで、特徴が明確なんですよ。どのモードも快適なスポーツ走行が可能なので、道路や体力だけでなく気分気ままに切り替えながら走行してみました。
乗り心地としては、まず安定感、安心感を強く感じました。フレームからブレーキまで細かく考え尽くされているなと実感しましたが、第一印象の質感のよさも関係しているのかもしれません。各モードは、通勤は体力温存のハイモード、街乗りは無理をしないスタンダードモード、休日はロングライドを楽しむエコモード…と使い分けられそうですが、自然に「もっと乗り続けたい」「すべてのシーンですべてのモードを確かめたい」という感覚に包まれました。
乗り物は単なる移動手段ではなく、運転することでライフスタイルの幅が広がります。実車を見るだけでも品質は実感しますし、乗ればなおさら体感できますので、ぜひ販売店に足を運んでみてください。
(佐原雅之・談)
ヤマハ発動機販売株式会社
東京都大田区南蒲田2-16-2 テクノポート大樹生命ビル3F
TEL.03-5713-3820
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2024年10月25日 発行
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