2024年3月29日 PR
ー渡辺さんご自身は、なぜファンドマネージャーの道へ?
日本の社会に株式運用で資産形成をしていく習慣を根付かせるお手伝いがしたいと考えたんです。「貯蓄から投資へ」が社会のスローガンとなって久しいですが、ご存じの通り現在でも「浸透した」とは言いがたい状況です。それでも、この仕事に就いていると昨年あたりから加速度的に投資家の数が増加していることを体感できますし、特に若い方々は投資に積極的な方も多いので、意識変化が進んでいることは間違いありません。こうした状況では、安心して資金を委ねるにふさわしい信頼できる投資先を作ることが大切ですので、私たちも中長期の視野に立って『東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープン』の未来をさらに強靭に育てていきたいと考えています。
ー現在、一般的にインデックスファンドが推奨されがちですよね。それに対し、アクティブファンドを運営される立場から魅力を教えていただけますか。
低コストなインデックスファンドは、とても優れた運用商品です。アクティブファンドは、投資のプロが新しい投資先の探索に余念なく取り組んでいることがポイントとなります。インデックスファンドは「すでに成長した会社」といえる時価総額の大きな企業で構成されることが多いです。一方、アクティブファンドでは今後、成長が期待できる企業に先回りして着目することで、将来的にインデックスファンドに組み入れられる企業に先行して投資できる可能性があるという側面があります。
ーでは、『東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープン』のポイントを教えてください。
最大のポイントは、将来に向けた明確なビジョンに基づいて事業を展開するオーナー経営者がいる企業のみに投資をしている点です。投資行動は、つまり「自分の代わりに働いて利益を出してくれる人に、自分の資金を託す」ことにほかなりません。少し極端な言い方をするなら、出資者が投資先の企業を使うような状態になるわけです。前述のような方針で運用する『東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープン』の場合は、「オーナー経営者のオーナー」のひとりになるということになります。自社を成長させるんだという大きな夢と強い意欲を持つかどうかという視点で選び出した企業経営者に資金を託すわけですから、投資本来の目的や姿勢に忠実なファンドと言えるのではないでしょうか。
ーなるほど、オーナー経営者のオーナーになるからこそ、経営者個人のビジョンや理念、スキルやノウハウが重要となってくるわけですね。
その通りです。先ほどの繰り返しになりますが、自身で株を所有している点は、想像以上に大きいと思います。経営者であると同時に、出資する私たちと同じ立場にいるのですから、株主が求める利益をまったく同じ目線で追求するはずですし、加えてリスクを抱えている分だけ私たち以上に強く成功を願っているはずですから。
ー最近は海外への投資も活発ですが 日本の企業、日本の経営者に投資する利点は。
皆様の資金をお預かりして投資先を選定する中では、日本の社会に好影響を与える原動力とならなければなりません。単に資産を殖やすお手伝いだけではなく、成功意欲に満ちた日本企業に投資いただく方を増やすことで、活力が循環する社会づくりのお役に立ちたいです。
ーでは、ファンドとしての展望と、読者へのメッセージを。
まずは、投資家の皆様のご期待に沿うリターンを挙げることが最優先ですね。そして、新しく台頭してくる企業経営者に対し、資金とともに先達の知見を伝えていきたいとも考えています。これまでブレることなくオーナー経営者のビジョンに耳を傾けてきましたので、代替わりする企業には円満な事業承継をサポートしつつ、それ以降も定点的に意志を確認していかなければなりません。リスクヘッジの意味でも投資先のバリエーションを保ちながら、ポートフォリオ全体としても割高すぎない状態を作ることで、安定的なリターンを提供できるよう頑張って参ります。ぜひ、今後にご期待ください。
東京海上アセットマネジメントのオフィスにお邪魔してファンドマネージャーに敢行したインタビューをご紹介したが、いかがだったろうか。今回は同社の投資信託『東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープン』に焦点を絞って話を聞いたが、将来、ビジネス界を牽引する存在へと成長する可能性を秘めたオーナー経営者に投資するという方針は、投資本来の目的にも通じる普遍性を感じた。
渡辺晋司氏の口調は穏やかながら確信に満ちており、現在の市況も相まって日本企業の躍進に期待したくなる話ばかり。久しぶりに明るい話題が続く今だけに、オーナー企業への投資を検討したくなるインタビューとなった。
東京海上アセットマネジメント株式会社
運用本部 株式運用部 日本株運用グループ
シニアファンドマネージャー 渡辺 晋司 氏
1982年広島県生まれ。神戸大学経営学部卒業。2005年SBIホールディングス入社。運用子会社で株式アナリストや社内ベンチャー制度で新規事業立ち上げなどを経験。T&Dアセットマネジメントを経て、 2019年から東京海上アセットマネジメントでファンドマネージャーとして『東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープン』の運用に携わる。
東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープンは、国内の株式のうち、経営者※2が実質的に主要な株主である企業※3の株式を主要投資対象とするファンド。ファンド設定以降、基準価額(税引前分配金再投資)は実に約5倍にも達しており、TOPIX(配当込み)を大きく上回る実績を残している。
※1: 2024年2月末時点
※2:「経営者」とは、経営の中心を担っていると考えられる役員等(取締役・執行役員)を指します。
※3:「経営者が実質的に主要な株主である企業」とは、経営者およびその親族、資産管理会社等の合計持株比率(実質持株比率)が5%以上である企業とします。
【本資料で使用している市場指数】TOPIXの指数値およびTOPIXにかかる標章または商標は、株式会社JPX総研または株式会社JPX総研の関連会社(以下、JPXといいます。)の知的財産であり、指数の算出、指数値の公表、利用等TOPIXに関するすべての権利・ノウハウおよびTOPIXにかかる標章または商標に関するすべての権利はJPXが有します。JPXは、TOPIXの指数値の算出または公表の誤謬、遅延または中断に対し、責任を負いません。ファンドは、JPXにより提供、保証または販売されるものではなく、ファンドの設定、販売および販売促進活動に起因するいかなる損害に対してもJPXは責任を負いません。
【ファンドの費用】購入時手数料/購入価額に対して上限3.3%(税抜3%)、信託財産留保額/なし、運用管理費用(信託報酬)/ファンドの純資産総額に年率1.584%(税抜1.44%)をかけた額、その他の費用・手数料/監査費用(ファンドの純資産総額に年率0.011%(税込)をかけた額(上限年66万円))、売買委託手数料、資産を外国で保管する場合にかかる費用、信託事務等にかかる諸費用等 *監査費用を除くその他の費用・手数料等については、取引等により変動するため、事前に料率、上限額等を表示することができません。 *手数料等の合計額については、保有期間等に応じて異なりますので、事前に表示することができません。
【ファンドのリスク】●投資する有価証券等の値動きにより基準価額は変動します。したがって、投資元本は保証されているものではなく、投資元本を割り込むことがあります。●運用による損益は、全て投資者に帰属します。●投資信託は預貯金や保険と異なります。●ファンドヘの投資には主に「価格変動リスク」「流動性リスク」等が想定され、これらの影響により損失を被り、投資元本を割り込むことがあります。
商号等:東京海上アセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商) 第361号
加入協会: 一般社団法人投資信託協会 一般社団法人日本投資顧問業協会 一般社団法人第二種金融商品取引業協会
公式サイト:https://www.tokiomarineam.co.jp/
サービスデスク:0120-712-016(営業日9時~17時)
パリ発!世界のセレブを魅了する“エカイユ” 「フォレ・ル・パージュ」は、1717年創業の鉄砲工をルーツとするパリ発のラグジュアリーブランド…
記事をもっと見る週末の2泊3日で夢心地の非日常を体験できる隠れ宿が開業 鳥取県西部の境港市は、全国有数の港町。魚と「鬼太郎」のまちとして全国的な知名度を誇…
記事をもっと見るあれは3年ほど前のこと。 ある朝、目が覚めると同時に、私は行動を始めました。 「あてのない旅人よ、あなたは何処へ何をするために旅に出るのか…
記事をもっと見る(写真はクラレンス・ディロン・ワインズ事業本部長 ナタリー・バソ・ドウォーキン氏) フランスの由緒正しきワイングループ「ドメーヌ・クラレン…
記事をもっと見る氷にも耐えうるアウター、こだわりの”カナダグース”46677pv
トヨタが提案する車のサブスクリプションサービス43773pv
上に乗るだけで体幹づくり、ドクターエアの威力とは42878pv
2024年11月29日 発行
最近見た記事