2023年11月30日 PR
浅草〜日光・鬼怒川を結ぶ、東武鉄道の新型特急車両のN100系「スペーシア X」が、今年の7月15日から運行を開始した。実に33年ぶりのフラッグシップ特急のリニューアルとあって、メディアでも大いに話題となったのは記憶にも新しい。実際に乗車してみると先代の特急スペーシアが築いた伝統を維持・継承しつつ、デザイン性や居住性が大きく向上しており、写真をご覧の通り上質な空間づくりが展開されている。
まずはエクステリアから見ていこう。旧スペーシアの面影を残しながらもモダンにアップデートされており、窓枠には江戸文化の組子や竹編み細工を引き継ぐ意匠が採り入れられた。車体色は日光東照宮陽明門の柱にあしらわれている胡粉(ごふん)の高貴な白をイメージしているそうで、やや青みがかった陶磁器のようなカラーリングが印象的だ。
特筆すべきは、1号車から6号車まで車両ごとに趣を変化させている点だ。1号車は展望車で開放的な空間のコックピットラウンジ。時を超えるラウンジというコンセプト通り、日光のランドマーク「日光金谷ホテル」や大使館別荘などをモチーフに気品高く落ち着きに満ちた空間が構成されている。ソファは4人掛け、2人掛け、1人掛けがそれぞれ用意されており、カフェカウンターではここでしか味わえない、日光らしさを感じられるオリジナルのドリンクやスナックを楽しめる。そのドリンクは、スペーシア X限定のクラフトビールや挽きたて淹れたてのクラフト珈琲を提供。本格派の味わいが大好評とか。
2号車はプレミアムシートで、東武鉄道初となる電動リクライニングやネックサポート式可動式枕、後部座席を気にせずリクライニングできるバックシェル構造を贅沢に採用。3・4・5号車は、個窓を配して居住性をグッと高めたスタンダードシートで、前方座席の背面にテーブルと肘掛け脇の小テーブルを設置。なお、5号車には向かい合う2席でプライベート感が高まる半個室のボックスシートも設置している。
白眉は最上級シートとなる6号車のコックピットスイートだ。走るスイートルームをコンセプトに設えられた11㎡の広さは、私鉄特急でも最大級とのこと。この車両には、ほかにもコの字型のソファと可変テーブルを設えたコンパートメントが用意されており、特別製の青い絨毯や、赤と茶色を基調とした歌舞伎的な色調で彩られた壁など、色彩面でこだわりを発揮。こちらも個室なので、目的地までのひとときを気兼ねなく会話に花を咲かせることができる。
では、浅草を出発して日光・鬼怒川へと向かおう。車窓にはいきなりスカイツリーや隅田川といった見慣れた風景が流れるが、いつもとは違った視点からの眺めは新鮮そのもの。六角形の窓も額縁のようで、思わず引いた構図で写真を撮りたくなる美しさ。新鹿沼を過ぎて下小代駅を通過するあたりからは、日光杉並木の景観が圧巻だ。
目的地となる日光の冬は、華厳の滝の氷瀑や中禅寺湖の雪景色、雪に映える日光東照宮など、ほかの季節では出会えない雄大で感動的な風景を楽しめる。暖かい日なら1日たっぷり観光してから、温泉に出かけよう。露天風呂や日帰り温泉を楽しめる宿泊施設が豊富なエリアなので、事前の下調べがまた楽しい。
ちなみに、1泊の旅なら美しい夜空もハイライトのひとつとなる。宿泊は今年で創業150年、現存する日本最古のリゾートホテルとして知られる日光金谷ホテルを狙いたい。今年の7月に別館がリニューアルオープンを果たしたばかりということで、まさに今がベストタイミング。日光東照宮から徒歩で行けるという立地も魅力だ。
スペーシア Xの予約は、乗車日の1か月前の午前9時から受け付けている。料金は、浅草〜東武日光までコックピットラウンジ(1人用)に乗車する場合、運賃1400円+スタンダードシート特急料金1940円+特別座席料金200円で合計3540円。移動時間の充実を考えれば、十分にお釣りが来る設定だ。料金や座席仕様の詳細、サービスなどについての最新情報は下記の特設サイトで確認を。
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一度は宿泊したい金谷ホテル
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2025年03月28日 発行