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「天使の歌声」が奏でる、  スイス『リュージュ』社製オルゴール。その芸術性とは

「天使の歌声」が奏でる、 スイス『リュージュ』社製オルゴール。その芸術性とは

2023年11月6日 PR

昨年、米国の音楽界で歴史を揺るがす大事件があったことをご存じだろうか。全米レコード協会(RIAA)の発表によれば、2022年のアナログレコードの販売枚数は前年比で3%増の約4100万枚で、CD(約3300万枚)を上回った。これは1987年以来、何と35年ぶりの再逆転劇とか。もはや絶滅寸前と思われたレコード文化とIT時代のストリーミング配信、両極端なスタイルが同時進行で人気を集めているのだから、不思議な時代になったものだ。

プロの生演奏からカラオケまで音楽の愉しみ方は多様を極めるが、ひとつ、大切なものをお忘れではないだろうか。蓄音機の発明より約80年も前に誕生した、家庭で聴ける音楽再生アイテム。それは、ご存じオルゴールだ。

実は世界でも屈指の大国!?オルゴール好きな日本人

機械仕掛けで楽曲を自動演奏するオルゴールは、1796年にスイスの時計職人アントワーヌ・ファーブルが発明したとされる。もとは懐中時計に複雑な音楽を鳴らす機能を組み込むために造られたもので、18世紀に入るとひとつの機械製品として独立。金属シリンダー式から回転ディスク式、そして紙のシートやMIDIファイルを演奏するものまで、現在では多様な製品が販売されている。

ロマンティックな音を奏でる手巻きのオルゴールはプレゼントの定番だったが、レコードと同様に一時は滅亡の危機に瀕していた。だが、フィジカルメディア復興の上昇気流に乗って再評価が進行中。とりわけ全国各地に専門ミュージアムが建設されるほど人気が高い日本は、世界でも屈指のオルゴール王国なのだ。

最高峰ブランドから届いた日本だけの特別なモデル

本場スイスの『リュージュ』は、1865年の設立から今年で実に158年を数える老舗ブランドだ。時計職人シャルル・リュージュがオルゴール付きの懐中時計を制作する小さな工房を開いたのが始まりで、それ以来、戦争や大量消費の大波に呑まれることなく伝統の技術を受け継いできた。

代替わりのたびに規模を拡大してきた同社だが、1929年の世界恐慌から第二次世界大戦当時の資金難をスキーのカンダハール(現在のビンディング)の発明で乗り越えるなど、紆余曲折の中でも歴史に残るサイドストーリーを紡いできた。そのひとつが、やはりスイスの工芸品として名高いシンギングバードの再興だ。ふいごの空気で本物の鳥の鳴き声のように笛を鳴らす機械式のオートマタ(からくり人形)で、1960〜1970年代にフランスやドイツの企業が展開していた事業を継承。今では世界でも数少ない現役メーカーとして、自国の伝統を守り続けている。

創業以来の「機械仕掛けの音世界」への愛情と情熱は健在で、現在はメカニカルミュージックの世界最高峰の地位を固めるリュージュ社。その技術力は折り紙付きで、スイス政府をはじめ世界中の王室やセレブリティたちから絶大な信頼を集めている。もちろん各界のトップブランドからのスペシャルオーダーやコラボのオファーは絶えず、「天上の音楽」「天使の歌声」と絶賛される音色は新旧多数の映画作品の中でも鳴り響く。

リュージュ_サブ5

まるで古きよき時代の美術品のようにノスタルジックなデザインから、現代のハイテクを駆使したウルトラモダンなモデルまで、製品は実に多彩。これから購入するなら、日本国内で限定100台のみのスペシャルエディション『リュストゥル』に注目だ。オルゴール王国である日本からの提案をスイス本国が採用した特別なモデルで、その価値を証するシリアルナンバー入り。収録された2曲のワルツの曲調を表現するためにボックスの天面にはシャンデリアをイメージした象嵌細工が施され、中底面には舞踏会場を思わせるような深紅のベルベットを敷き詰めた特別仕様だ。

88鍵のグランドピアノの音域に迫る72弁の櫛歯が奏でる天使のサウンド。子どもへ、そして孫へと受け継ぐ日が待ち遠しくなる逸品だ。

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マニュファクチュールのオルゴールづくり

一部を除き、今もほぼ全工程で昔ながらの技法による手作業が守られているリュージュのオルゴールづくり。選曲・編曲に始まり、針打ちやシリンダー検査、ガム引きに打ち抜き、コームの切断と焼入れ・溶接、調律やダンパーの組み立てまで、完成までに約3か月を要するという職人仕事だ。『LUSTRE』の場合は、さらに象嵌細工も手が込んでおり、非常に完成度が高い。

>>リュージュ公式HPはこちらから

リュージュ販売株式会社
東京都新宿区早稲田鶴巻町530
TEL.03-5155-6104

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