2024年1月26日 PR
昨夏、アセットマネジメント企業の株式会社プロフィッツが企業スローガンを刷新した。それに伴い、ラグビーのリーチ マイケル選手(東芝ブレイブルーパス東京)とのアンバサダー契約の締結を発表。日本代表チームのキャプテンも務めたスタープレーヤーの就任ということで、大きな注目を集めた。
今回は、代表チームでの大活躍の直後にリーグワンの開幕と多忙を極めていたリーチ マイケル選手と、同社代表取締役の田中慎一郎氏のスペシャル対談が実現。本誌編集長の佐原雅之を司会進行に、同社の理念や事業、お二人の考え方などの話題で盛り上がった。
佐原 本日は、株式会社プロフィッツのアンバサダーに就任した現ラグビー日本代表のリーチ マイケル選手と、同社の代表取締役社長・田中慎一郎さんのスペシャル対談をお届けします。お二方、よろしくお願いします。
リーチ マイケル&田中 よろしくお願いします。
佐原 田中社長もスポーツのご経験がおありだそうですね。
田中 はい、学生時代はハンドボールに打ち込んでいました。インターハイや国体にも出場したことがあるんですよ。
佐原 それはすごい。では、まずは会社のご紹介をお願いします。
田中 私は不動産投資をバックグラウンドにした会社を国内企業・外資系企業・投資家との事業設立など含め5社ほど経験し、そのつどステップアップを目指してきました。プロフィッツは主にアセットマネジメントを軸とした会社で、株や債権ではなく不動産を通じて資産運用をサポートするサービスを展開しています。
佐原 会社が大事にしているポイントは?
田中 外資系投資会社で働いていた頃に実感したのですが、不動産ファンドと聞くと多くの方は「お金でお金を生んでいる」ような印象もお持ちかと思います。プロフィッツはアセットマネジメントの会社ですが、利回りや売却益など不動産をお金の視点だけで捉えるのではなく、「そこが何を生み出すのか」という側面も大切にしています。
佐原 具体的にはどんなことでしょうか。
田中 たとえば、今回の取材場所に選ばれたこの場所も、大規模なリノベーションで働く場を作りました。不動産の活力を上げることは、巡り巡って投資家のリターンにつながりますので、投資的側面と事業的側面をどうミックスさせるかを重要視しているのです。
佐原 なるほど。リーチ マイケル選手は、投資には関心をお持ちですか?
リーチ マイケル もちろんです。あまり知られていませんが、ラグビー選手には意外に個人投資家が多いんですよ。特にニュージーランドやイングランド、フランスなどは投資を大切に考える意識が高いように感じます。
佐原 そうなのですか。
田中 不動産投資にご興味はおありですか?
リーチ マイケル 私自身も不動産を購入していますよ。今日はとても興味深いお話を伺えそうで、楽しみです。
佐原 田中社長、事業性を加味した投資商品の具体的な実績はありますか?
田中 たとえば、東京都の認可保育園を投資商品化するファンドを組成しました。当時、国内で顕在化していた待機児童の問題の解決に向けて不動産投資の力で取り組むという試みなのですが、現在では都内に33棟を運用中で、約2,500名の待機児童問題の解決に寄与できたことを実感しております。
佐原 思ったよりもすごい成果ですね。
田中 ありがとうございます。副次的な効果として、「保育園も投資商品になるのか」という気付きを与えることができたと思います。これは当初の目論見だったのですが、保育園を設立する際の資金調達方法の一例を示すことで他のプレーヤーにマーケットへの参画を促し、さらに待機児童問題という社会課題の解決に向けた道筋づくりの一助ともなれたことは、大きな成果だと自負しております。
佐原 確かに。ほかの実績もお聞かせください。
田中 テーマを持たせた賃貸住宅ですね。ペット可の物件はよくありますが、最初からペットとの共生を前提とした住宅を企画したんです。建物一棟が丸ごとペット好きの住人ばかりですので、もし鳴き声が響いたとしても「お互い様」で気にしなくても大丈夫という精神的な安心感を与えるとともに、損害保険会社との連携でソフト面でのサポートも提供しております。
佐原 なるほど。ピンポイントでニーズに応える賃貸物件なら、賃料設定も強気で行けそうですね。
田中 仰る通りです。実際に周辺の相場よりも高額なのですが、それでもとてもご好評をいただいております。これも、不動産の持つポテンシャルを引き出して資産としての価値を高めるアセットマネジメントの一例ですね。
佐原 リーチ マイケル選手は、今のお話にどのような感想をもたれましたか?
リーチ マイケル 幼稚園に対する取り組みは、とても面白いですね。一見、子どもたちとはあまり縁がないように感じる投資サービスの会社が、非常に社会貢献性の高い事業に取り組む姿勢は、とても有意義だと思います。
佐原 田中社長が冒頭で仰った通り、不動産投資には利回りや売却益に目を奪われがちですが、社会課題の解決に直結させることができるのですね。このあたりは、御社の「希望に尽くす」という企業メッセージにもつながるのでしょうか。
田中 はい。弊社のような事業を掲げている会社はあまり多くはないので、業界の地位向上への意味も込めて、外部に対する発信には力を入れていきたいと考えています。投資家の皆様のご希望にお応えすることは当然なのですが、利用者の皆様、さらにはコラボ先の異業種の企業様なども含めたさまざまな立場の方々のお役に立ちたいという思いを言語化して、このキーワードとなりました。
佐原 そんな理想を実現するために、タッグパートナーのアンバサダーとしてリーチ マイケル選手を指名されたわけですね。意図はどんなところにあったのですか。
田中 弊社では、新たにITのWEBサービスをローンチするのですが、いろんなビジネスに届かせるという意味で、「リーチ」と命名したんです。でも、ITの分野は僕たちだけでは力不足なので、「リーチできるのは誰だ?」「リーチ…リーチ マイケルだ!」と。綴りが違いますけどね(笑)。
リーチ マイケル なるほど(笑)
佐原 ネーミング会議が盛り上がりそうですね(笑)
田中 盛り上がりました(笑)。もうひとつ、ラグビーではチームの勝利に向けて献身的な動きが求められると思いますが、その中でのリーチ マイケル選手のスタンスやプレースタイルは弊社のコーポレートアイデンティティとも通じるものを感じます。今後はお客様へ、そして社会への献身性をさらにソリッドに極めていくつもりでおります。
佐原 そんなプロフィッツ社からオファーが舞い込んだ時、リーチ マイケル選手はどんな心境でしたか。
リーチ マイケル アンバサダーということは、まず自分自身が学ばなければなりません。これはよい機会になると思って、お引き受けしました。
佐原 先ほどコーポレートアイデンティティのお話が出ましたが、個人的に大切にしている思いはありますか。
リーチ マイケル 僕は「パイオニアになること」に憧れを抱いています。まだ人が手を付けていないことに挑戦したいという気持ちが強いですね。
佐原 ビジネスについてはいかがですか。
リーチ マイケル 一度、カフェをオープンしたことがあるのですが、あまり向いていませんでしたね(笑)。ラグビー選手はやはり自分の身体が資本ということで、24時間体制のトレーナーを雇っています。ラグビー界でもそこまで密な個人トレーナーは珍しかったのですが、最近は少しずつ増えていますね。
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2024年11月29日 発行
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