2019年4月25日
Index
●1 詩歩 × 黒田明臣 対談「撮れ高よりも、楽しむことが大切」
○ 1.1 Facebookで人生が変わった
○ 1.2 もともとは写真を撮らない人間だった
○ 1.3 絶景プロデューサーの仕事とは
○ 1.4 興味があったら始めてみる!
○ 1.5 写真は「旅の楽しみ」を伝えるひとつの手段
○ 1.6 「撮れ高」よりも「楽しむこと」を優先する
○ 1.7日本人の知らない日本を発掘する
○ 1.8 ネット時代の波に乗り続けて
●2 プロフィール
○ 2.1 詩歩
○ 2.2 クレジット
絶景というワードがまだ世の中に幅広く使われていなかった2012年からFacebookで「 死ぬまでに行きたい!世界の絶景 」のページを立ち上げ、翌年には同タイトルの著書を出版。その後も毎年新刊を出しているだけでなく、アドバイザーやツアー企画など、「絶景」にかかわる仕事をマルチにこなす絶景プロデューサーの 詩歩さん と、ヒーコ黒田明臣氏の対談をお送りします。
[黒田]
詩歩さんって、絶景の第一人者みたいな感じになっていますよね。でもFacebookで「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」のページを始めた頃「絶景」という単語はまだ、そんなのあったっけ、ぐらいのイメージだったと思うんです。
[詩歩]
そうですね、辞典には載っていた言葉だけどそんなに取り沙汰されることはなかったです。本を出すきっかけにもなった「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」というページは、実はもともと会社の研修の一環でやっていたんです。広告メディアとして売れるように自分でページを作ってみようという、新人への課題でした。
会社で作ったページがバズったので仕事を辞めたんですけど、広告の仕事をしたくて広告代理店に入ったのに、一瞬で辞めたので、自分でもびっくりしましたね。Facebookで人生が変わっちゃった感じですね。
[黒田]
本当に人生が変わったレベルですよね。広告代理店のお仕事と、Facebookページの運用を並行してやっていたわけですか?
[詩歩]
就業時間中は忙しかったので、終電ぐらいまで普通に仕事をして、Facebookページのほうは稼いでいるわけではないので土日だったりとか、家に帰ってから自分の時間で少しやったりという程度でした。
[黒田]
すごい。 始めたのが、2012年の4月というと、もう7年前ですね。すでに広告の機能もあった頃だ。Facebookをまっさきに始めて成功したというわけではないと。おそらくコンテンツがはまったんでしょうね。
[詩歩]
他にも絶景をあげているページはいくつもあったのですが、私が見た感じ、そういったページは押し付けがましいものが多かったんです。
当時よく見かけたのが、「面白かったら『いいね』を押してね」という定型句のようなものだったんですけど、「こっちはこっちのタイミングで『いいね』したいし」というように、共感できないものが多いなと感じていました。そういったページを見て、分析をして、自分なりにリアクションしたいと思えるようにカスタマイズしていきました。
[黒田]
純粋に自分が欲しいもの、自分が求めているものにフォーカスをしていったと。
[詩歩]
はい。自分が発信者でもあり、受信者でもある感覚です。ペルソナは完全に自分でした。自分が見たときに「いいね」するか、しないかというのを一番の基準にしてやっていましたね。
Facebookには毎日朝7時半に予約投稿をしていたんですけど、ストーリーとしては満員電車で暗い顔をして通勤している日本人のサラリーマン、OLの人たちがスマホで見ている時に少しでも「今日も頑張ろう」とか「ここの景色にいつか行きたいな」と思ってもらえるような、ちょっとした モチベーション になれたらいいなと思って、その時間帯に嬉しいような景色とか文章にしていました。そこまで作り込んでいるページは、当時他になかったんだと思います。
[黒田]
それは愛でしょう。僕には絶対にそんな発想はできないな、通勤の時間とか。ペルソナは自分というところが、実際にすごくマッチしていたのでしょうね。
[詩歩]
今思うと、仕事じゃなかったからそこまでできたんだろうと(笑)
[黒田]
そこから独立してそれを仕事にされてきたわけですね。それである程度マネタイズできるようになって、自分の仕事にするとしても、日々、何をしていけばいいかわからない人が多いのかなと思います。そこに不安はなかったんでしょうか?
[詩歩]
独立して仕事がなくなったらどうしようかなという不安はありましたよ。本当は退職ではなくて、転職しようと思っていたんです。まだ2年しか働いていないし、全然違う仕事をしていたので「私はこれができます」というものがなかったから。
ちょうどそのころ、知り合いの紹介でクリエイター系の転職を支援している人に話を聞きに行ったんです。その時に言われたのが「2足のわらじで仕事をしていてもどちらも50:50の力でやることになるから、きっとどちらも成功しないよ。1回、独立してみて100%でやって、100%かけて駄目だったら半分半分にしたらいいじゃない?」というものでした。初対面の人だったのに「確かにな」と納得してしまったんです。
日本って本当に恵まれている国じゃないですか。アルバイトでも時給1000円稼げる。 「独立して駄目だったらバイトすればいいや」 と思って勢いで辞めて、いつのまにか5年経った感じですね。
JR五反田駅から徒歩5分、大崎駅から徒歩7分。さらに東急池上線の大崎広小路駅ならわずか徒歩1分という便利な立地に、先月2月2日、ゴルフファ…
記事をもっと見る心地よさや機能性、インテリアとしてのデザイン性。どこにも出かけない休日なら、1日の大半を過ごす場所ともなり得るソファは、ベッドとともに最も…
記事をもっと見るメゾンブランドが奪い合う日本の宝、「遠州織物」の凄みを味わう 世界的な日本ブームの中、さまざまな製品やサービスが外国人から注目を浴びる昨今…
記事をもっと見る年を重ねるにつれ、トレンドを追うことに疲れてくる。そろそろ、時代性よりも安心感を重視したい…とお考えの方も多いことだろう。だが、それは決し…
記事をもっと見る氷にも耐えうるアウター、こだわりの”カナダグース”47103pv
トヨタが提案する車のサブスクリプションサービス43936pv
上に乗るだけで体幹づくり、ドクターエアの威力とは43217pv
2025年03月28日 発行
最近見た記事