2018年10月25日
[黒田]
今もうデジタルの時代になってから長いですが、それが世の中に浸透するのって相当な時間を要するじゃないですか。
ようやくこのパソコンだったりとかディスプレイを我々がイージーに見れるようになってきて思い出を振り返りやすくなっているなと感じていて、そうなった時に写真を残すということがわりと当たり前になってきているといいますか。
[水間]
そうですね。
[黒田]
Instagramで食べた料理を撮るとかも結局同じことだと思いますし。そこをより美しくより美しくクリエイターだったりとか世界観がある人たちの手で残すということをやっているわけじゃないですか。
それを残す方法が写真という手法なのかはわかりませんが、残すことの意味をどういう風に捉えているのかというところと、前撮りを悩んでいる人たちに向けて何かありますか?
[水間]
そうですね、そうはいってもずっとアルバムを売っていきたいと思っています。
デジタル、データという時代になっていますけれどね。凄くアルバムはオススメしています。
紙で見て欲しい、形として残したいというのはコンセプトとしてありますね。
[黒田]
そうですね、デジタルで残すというよりも、より残すことの大切さに我々が再確認した時に紙としてだったり、有形のものとして残るということがよりフォーカスされてくるのかなと思います。
[水間]
そうだと思います。
そういう意味でいうと震災はかなり大きいと思いますね。
これは震災に限らずですが、家に災害を受けた人が家に戻ってきてまず探すのがアルバムらしいです。思い出がなくなっちゃいますからね。
[黒田]
たしかにそうですね。なくなったらきついですよね。
[水間]
そうなんですよ。だから結婚式って幸せな時間でしょう。意外にそういう時ってその写真がいかに重要かあんまりわからないんですよ。その時楽しいですし。
でも10年20年経った後にもしその写真が1枚もなかったら大分寂しいと思います。
そこに気付くのって先の話なんですよね。
[黒田]
たしかにそうですね。なんでしょう、保険じゃないですが(笑)
やっとかないとみたいな部分はありますね(笑)
[水間]
だからそう、何かしら残した方がいいと思いますね。
[黒田]
紙とか。そうですね。
本当に結婚して思い出の写真もなかったら相当きついですよね。いや確かに、残しておいたほうがいいですね。
[黒田]
現在の店舗は全国網羅されているんですか?
[水間]
主要都市は店を出していますね。
[黒田]
今後も展開されていく予定はあるんですか?
[水間]
展開しますね。とりあえず東京近郊はもう少し増やそうとしています。
本当はもっと地方にも目を向けたいんですよね、店を出すとなるときついかもしれませんが。
[黒田]
出張等でしょうか。
[水間]
出張とか、旅とかですね。
日本って絶景一杯あるじゃないですか。
[黒田]
本当そうですよね。絶景だらけだと思います。
[水間]
地方の人はもっと来て欲しいと考えているんですよ。海外の人にも来て欲しいし。そうなってくると僕たちの写真って凄く相性がいいと思うので。
そういう地方と協力しながら、絶景で写真撮ったりできたらいいなと思っています。そうしたらその写真を撮った場所が思い出の場所になるわけじゃないですか。
[黒田]
そうですね。
[水間]
たとえその時初めて行った場所であったとしても思い出の場所になる。そうしたら子供ができ、1周年とか2周年記念の時にまた行こうとなるじゃないですか。
[黒田]
たしかに。そしてここでこういうの撮ったんだよとか、楽しそうですね。
[水間]
そうなったら地方の人も喜びますよね、もう1回来てくれますから。そういう人が一杯増えれば街も潤いますし。
[黒田]
活性化に繋がりそうですね。
[水間]
日本の中のアナザースカイ計画です(笑)
[黒田]
(笑)
アナザースカイ計画いいですね。
[水間]
第二の故郷をどんどん作るという計画です(笑)
[黒田]
写真で作っていくということですね。
[水間]
それは地方の人にとっていいんじゃないかなと。
[黒田]
なるほど、地方再生とブライダルという組み合わせはいいですね、関わる人全員がハッピーになるような試みだと思います。
これからもSTUDIO AQUAさんには独自の視点から新しい試みを繰り返し写真サービス業の新時代を開拓し続けていただきたいです。
本日はありがとうございました!
[水間]
ありがとうございました!
プロフィール
水間寿也
株式会社Decollte Photography代表取締役社長
大学卒業後 写真専門学校 印刷会社 フォト事業部 アシスタントを経てカメラマン。
個人事務所 西 弘志氏 師事。
デコルテ代表と知り合いウェディングカメラマンに転向。
スタジオ事業部 立ち上げに関わり現在に至る。
クレジット
制作 出張写真撮影・デザイン制作 ヒーコ http://xico.photo/
カバー写真 黒田明臣
翻訳協力 Kenta Kaneda
JR五反田駅から徒歩5分、大崎駅から徒歩7分。さらに東急池上線の大崎広小路駅ならわずか徒歩1分という便利な立地に、先月2月2日、ゴルフファ…
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2025年03月28日 発行
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