Arts & Cultureアート&カルチャー

きっかけは、ただ知りたいという探究心だった

きっかけは、ただ知りたいという探究心だった

2018年3月29日

撮り方を見直すきっかけ

5

[Kyon.J(きょんきょん)]
そうやって疑問が出てきてから2015年は日本全国色んなところに行った。まず、2月は北海道へ。そこでガイドをFacebook繋がりで写真家の井上さん(井上浩輝氏*)にお願いしたんだけど、ここで撮り方を見直すきっかけにもなったんだよね。

[黒田]
それがあって、ボケボケ写真からちゃんとした風景を撮るまでに至ったという感じ?

[Kyon.J(きょんきょん)]
そう。井上さんに「全部F1.8で撮ってるの!?」って驚かれたり(笑)他にも「RAW*」について教えてもらったりして。風景はF1.8で撮るものじゃないんだっていうのを知った(笑)

[黒田]
そもそも井上さんはガイドやツアーか何かをされていたの?

[Kyon.J(きょんきょん)]
うーん、何というか、私が北海道にちょうど行きたくって、でも行くなら車が運転できないから誰かにガイドをお願いできないかな?って調べてたら、「あっ井上さんっていう北海道出身の人が北海道に住んでて、しかも写真ツアーをやってる!」って発見したの。それで「写真ツアーに申し込みまーす」ってメッセージしたんだけど、実はそのツアーを行うのが井上さんは初めてだったらしくて。
井上さんにとって初めてのツアーとかも私は何も知らなくて、今までずっとツアーをやってる人だって思って申し込んでいたんだけど、井上さんからしたら突然現れた私が怪しい人だなって思ってたらしい(笑)でもOKしてくれて、駅まで迎えに来てくれたんだけど、井上さんが待ち合わせ場所に着いたら、普段着で東京の街で歩いてるような薄着の女性が、スーツケースかんかんかんって駅降りてきたからこの人は何しに来たんだろうっていう印象だったみたい(笑)

[黒田]
それは北海道甘く見すぎてるね(笑)

[Kyon.J(きょんきょん)]
まあそういう事があって、そこからカメラでRAW*ってもので撮れるんだっていうのを初めて知り、そこから現像とは一体何だろうと思って、調べ始めたんだ。そこからLightroom*という写真編集ソフトがある事を知って、とりあえず皆はそれをよく使ってるみたいだから、自分もダウンロードしてみた。で、Lightroomの本を買って、勉強していったんだよね。

[黒田]
へ~。そういう流れだったんだね。

[Kyon.J(きょんきょん)]
今まではアプリでiPhotoってあるじゃん?それが現像だと自分は思ってたんだよね(笑)だから、井上さんに「現像なら私もやってます」って言って何を使ってるか聞かれたら「iPhotoです」って言ってたの(笑)

[黒田]
大それた話だよそれ(笑)

[Kyon.J(きょんきょん)]
本当そんな感じで、2015年はそういうレベルだったの。そこから今度は朱門(斎藤朱門氏*)さんにも色々教えてもらって、Lightroomの使い方とかもそうだし、こういう現像やレタッチのチュートリアルを見た方が良いよって教えてもらったりもして…今思えば、最初に自分が接触した人たちが素晴らしい人だったから、こんなに早くここまで撮れるようになったのかなとは思うね。

[黒田]
朱門さんはヒーコでも チュートリアル を書いてくれてるけど、朱門さんに写真始めたてで現像について聞けたらもう最強だね(笑)

[Kyon.J(きょんきょん)]
でも難しすぎて最初は全然追いついていけなくて、当時は言ってること全くわかんなかったよ(笑)今は分かるようになったけどね。

Recent Newsトピックス

PAGE TOP

最近見た記事

  • 最近見た記事はありません。