2018年3月29日
[黒田]
今ちょうどきょんきょんに追い風が来てるよね。なんたってナショナルジオグラフィック*から写真集の出版だし。その写真集に入れるための写真をあと4カ国周って撮るんだっけ?
[Kyon.J(きょんきょん)]
そう、4カ国。この写真集は、自分にとって絶対の「Destination」じゃないとは思うんだけど、一つの区切りとして、今まで2015年から2018年という3年の集大成にしたい。この3年間私が撮ってきたものをこの1冊の写真集にまとめるつもり。
それで完成したら、「はい、じゃあここで区切り!」として、2週間とか休みを入れて、リフレッシュしてから頭の入れ替えも済ませて、そこから次の3年の間、2冊目の写真集ができるまでに全く違うものを撮りに行きたいとか、全く見たことない景色を撮りにいくとか、そう行った私がこの先も走って行く原動力になると思ってる。
[黒田]
頭を切り替えるのはすごく大事だね。
[Kyon.J(きょんきょん)]
本当になんでこの写真集の機会を頂けたのか、ちょっと分かんない。写真歴も浅くかつプロでもない、そんなに大した経験もない私が…と。なので、それもあってこの機会をすごく大事にしたいんだ。このチャンスを無駄にしたくないし、とにかくどんだけ犠牲を払っても良い写真集にするためにもっと撮りに行きたい!という気持ち。
[黒田]
その覚悟だからすごい。
[Kyon.J(きょんきょん)]
逆に今行くしかないっていう風に思ってる!いつ死ぬかわかんないじゃん。人間って。
[黒田]
そうだね。俺はリアルに良ければあと10年位の感覚でやってるから、時間が無いなって思ってて、今本当にミスれないと思いながら、次は無いからやるしかないって気持ちだなあ。
[Kyon.J(きょんきょん)]
私もそう思ってる。写真集を出すことで、この写真集を見てくれる人がもちろんいると思うし、それは多いか少ないかは分からないけど、せめて自分の思いをこの一冊の本を通じて全く知らない誰かのところに届けることが出来る。そう思うとすごい元気になるというか、もっと頑張らないといけない!という気持ちがどんどん湧いてくる。見てくれる人のためにも、彼らの今まで見たことない景色を私が代わりに行って撮ってくるからって。
[黒田]
いやあ、素晴らしい。クラウドファンディングはいつまで?
[Kyon.J(きょんきょん)]
4月13日まで。
[黒田]
そこで達成させて写真集を完成させてほしいなあ。
[Kyon.J(きょんきょん)]
風景っていうのは天気にも左右されるし、運が良くなければ1枚も撮れないっていうケースもありうると自分でも思っているんだけど、でもやっぱりトライしないと分かんないっていうのはあるし、やってみてダメだったらダメでそれはまあしょうがないとは思っている。
でもやってもいなくて後で後悔するっていうのは、すごく、すごく嫌な人生の生き方なんだ。クラウドファウンディングだって、普通はだいたい結構チームで動いてるケースが多いんだけど、私はそこを一人でやってしかもけっこう大きな金額なわけで。
単純に写真集のために撮りたいだけだし、別に社会貢献でもないし、集まらない可能性が90%位あると思っていながらも、じゃあやろうかって決めたのは、やってみないと分からないし、せめて自分がやった。やって失敗だったらじゃあしょうがない、他に家でも何でも何かを売ればいいっていうポジティブな思考なんだよね。
[黒田]
写真でも同じところがあると思うけどね。失敗する才能みたいなところがないと、SNSとかだとよく撮れたものだけをパーフェクトに見せていくのもすごいなってなるけど、むしろ100回失敗して、100回起き上がってる姿を見せてる方が、美しいというか、そこはエジソンもそうだけど、結局失敗しても折れないでやっていけるかどうかというところだと思う。そのリスクをどれだけ賭けれるかどうかとか、そもできずにぎゃーぎゃー言ってたら何にもならないからね。一歩も進まないし。
[Kyon.J(きょんきょん)]
うん。今回のクラウドファウンディングも、多分良いきっかけなってくれたと思う。
[黒田]
賭けをするにはね。そこで絶対に負けない戦いをしてても、それはそれで堅実だし、そういう選択を否定するつもりはないんだけど、でもやっぱり良いタイミングがあったときに全力を賭けてリスク取れる人だから得られるものは絶対にあると思うし。
[Kyon.J(きょんきょん)]
めっちゃリスキーだよね。リスクしかない。
[黒田]
ずっこけようが、上手く掴めようが、どっちにしろポジティブにそれを良い経験にするかどうかも自分次第だと思うし、素晴らしいと思うよ。
[Kyon.J(きょんきょん)]
ありがとう。ちょっと心強くなった。これで良い写真集が作れるように頑張る。全力を掛け、それでも足りないくらい、もっと力がほしい。
[黒田]
そこは本当に自分が悔いないようにやってくしかないよね。色々良い事も、取り組みとかもあるし。なかなか普通じゃないよ。面白いなあ。
[Kyon.J(きょんきょん)]
普通だよ。普通、普通。撮影のためにお金も全部使い切っちゃったし(笑)自費で行って、有給使ってまた自費で行って、それは割と今まで2年間そうだったから、いけるって思ってたんだけど、限界がついに来ちゃったっていうそれだけなんだけど。撮りたかった4カ国をどうしても写真集に入れたいのよね。ずーっと撮りたかった。入れる事が出来なかったら、悔しいんだ。
[黒田]
走り続けて、本当に最後の最後の4カ国なんだね。永遠に喋っていられるんだけど、そろそろ時間が(笑)今まで会ってはいたけどこんなに深く話を聞けたのは初めてだし、とても興味深かった。友人としても、良い写真集が出来る事を祈っています。ありがとうございました。
[Kyon.J(きょんきょん)]
ありがとうございました!
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2024年10月25日 発行
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