2019年10月24日 PR
ハリウッド作品をはじめとする欧米の映画やドラマでは、よくハウスキーパーが登場する。多くは外国人で、無口だったり親しげだったりとキャラクター造形は多様だが、共通するのは「家事の達人」ぶり。テキパキと動き、ホテルさながらの清潔さを保つ彼らの仕事シーンを観て、「自分にもこんな アシスタントがいてくれたらなあ」とため息をついた経験がおありなのではないだろうか。
日本にも、「お手伝いさん」が活躍する時代があった。近年は一般的ではなくなっていたが、女性の社会進出やグローバル化が進展する現代では「外国人スタッフによる家事代行サービス」として復権。首都圏を中心に利用者が急増中だという。
一定の曜日や時間帯を指定でき、生活の質の維持をサポートしてくれる外国人ハウスキーパーたちの働きは、実際に利用してみると「感動を覚えるほど」という声も聴こえる。日本の市場で活躍できるだけの教育を受けた彼らは日常会話力や職業倫理、労働意欲を十二分に備えており、中でも清掃スキルにかけては我々では太刀打ちできないレベルにまで達しているスタッフが多いそうだ。
中には、母国で国家資格を取得したスタッフのみを雇用するという徹底したクオリティ志向のサービスも登場している。たとえば、ビジネスパーソンなら馴染みの深い総合人材サービス企業のパソナでは、「クラシニティ」というブランドで事業を展開中だ。日本語の「暮らし」とタガログ語の「ニティ(笑顔)」を合わせて日本の暮らしをより豊かにすることを理念に掲げ、東南アジアの中でも特にホスピタリティの高いとされるフィリピンの人材を積極登用。世界に名だたる「おもてなし」文化を誇る日本のサービス水準をクリアするハウスキーパーへと育て上げている。
同社では、外国人スタッフによる家事代行事業のさらなる拡大に向けて、先ごろリブランディングを実施。日本への入国の前後に義務づける人材のトレーニングをより強化し、「世界基準」を提供できる家事代行サービスを目指すという。そこで今回は、日本に根付きつつあるこの新たなサービスをピックアップ。次ページから駆け足で眺めてみよう。
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2024年10月25日 発行
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