2020年2月21日 PR
|インターネット上の支店という位置づけのMUFGテラスですが、設置の背景や経緯からお聞かせください。
「ニーズの多様化」にお応えするためですね。弊社では、対面で投資相談サービスを提供するコンサルティング取引コースと、ご自身で自由にお取引きいただくダイレクト取引コースという2コースのみの設定でしたが、「気軽に自分の都合がよいタイミングやスタイルで相談したい」というお声が高まってきました。そこで、ネット証券のサービスでは物足りなさを感じている個人投資家のみなさまへの新たなご提案として、割安な手数料で投資のご相談も可能とするMUFGテラス・コースを開設しました。
|一般的なネット証券は、情報提供はあれど、投資相談的なサービスはほとんどありませんよね。
インターネット上で投資相談できるサービスは見かけませんね。口座を開設したらすぐ市場へというスピード感は、投資のビジョンや方法論が明確な方には魅力的ですよね。でも、「何から始めたらよいのか分からない」「自分の判断に自信が持てない」という不安がある方は、まず誰かに相談したいとお考えになるはずです。そこで、敷居の高さを感じることなくご相談いただけるシステムを作ることにしました。
|質問したいけど気軽に相談できる相手がいない…という場面は、確かにありますよね。
そうですね。情報だけならそれこそネット中に溢れていますが、投資に限らず「どのサイトを見て調べればよいのか」「どの記事を信じればよいのか」と迷う場面は珍しくありません。そんな時、フィンシェルジュがお役に立てると思います。
|質問できる時間帯は?
チャットは、平日は9時から19時まで、土曜は9時から15時までです。メールは24時間受付けておりますので、ご都合のよいタイミングでご連絡いただけます。
|チャットを利用した投資相談サービスは、業界初の試みなのだそうですね。
はい。チャットで投資相談と聞くとあまりピンと来ないかもしれませんが、既に体験いただいたお客さまには高評価をいただいております。画面上ではフィンシェルジュがほのぼのとした会話でお相手いたしますが、その裏側にはアナリストやストラテジストなど、弊社自慢の金融のプロたちが控えております。
|なるほど。ユーザーの方々の反響についてはいかがですか?
対面でやりとりする煩わしさがないので、気軽に相談できると好評いただいておりますし、特に最近は、「老後のために2000万円は必要なのでは」という話題が盛り上がりましたが、やはり関心は高まり続けていると感じます。大きな手応えを感じています。
|ちなみに、豊かな老後を過ごすためには、いくらくらい必要なんですかね?
総務省の「家計調査年報」によれば夫婦2人で月額約38万円が必要とされています。これは2010年のデータですので、現在は自助努力の必要性はさらに高くなっているのではないでしょうか。そんな時代だからこそ、いつでも気軽に相談できる「頼れる存在」を目指しています。
|利用者の目に見えるのはインターネット上のキャラクターですが、相談に対応してくれるのは金融のプロのみなさんですよね。そこで、少し舞台裏の様子をお聞かせ願えますか?
ご相談の窓口はフィンシェルジュの担当スタッフが対応していますが、彼らとは別にメンターという専門家が在籍しています。金融市場の専門スキルを有する複数のメンターが揃っていますので、高度な知識が必要な難しいご質問にも、メンターがサポートすることで対応を可能にしています。
|船山さんもそのおひとりですね。普段、メンターは何をしているのですか?
フィンシェルジュがより適切にご回答できるよう、内容をチェックしたり言葉を整えたりしています。どなたにお読みいただいてもきちんと伝わるように、チャットやメールのコミュニケーションを支えているわけです。
|専門用語の選び方も大変そうですね。
そうですね。金融の専門家同士であれば、いくつか固有の用語ですぐに説明できることでも、それが万人に分かりやすいとは限りません。説明の仕方、言葉の選び方はとても大切に考えています。
|メンターは、それぞれ専門が異なるのですか?
はい。私の場合は主に株式投資に関わる分野が専門ですが、ほかにも投資信託や税制などの専門スキルを有するスタッフがいます。こうした専門家たちが支援しているのですから、見た目はインターネット上のキャラクターでも、フィンシェルジュがご提供可能な情報は幅広いです。
|実際にはどのような相談が多いのですか?
実に多様です。事務的な内容のご質問もあれば、国内外の株式や債券の相場見通しについて意見を求められたり、お客さまのポートフォリオに関するご相談をうけたまわったりもします。また、特定の銘柄についてのストレートなご質問もいただきます。
|サービスを開始して約1年が経過しましたが、手応えはいかがですか?
チャット終了後に5段階評価のアンケートを実施しているのですが、肯定的な評価が90%以上を占めています。これは極めて高い水準と考えてよいのではないでしょうか。
|では、今後についてはいかがでしょうか。サービスのさらなる向上への展望はお持ちですか?
フィンシェルジュとお客さまとの会話内容は、私たちメンターも把握しています。こちらで文章を作成することもありますし、それ以外にも最新情報を収集してサポートの準備を整えたりしています。店舗型証券のサービスでは担当者によるマンツーマンが原則でしたが、MUFGテラスでは、このように「チームとしてのサポート」を実現したわけです。今後は、このサポート力をより強化し、弊社の強みであるMUFGグループ力も活かしていきたいと考えています。
|個人投資家にとっては非常に心強いですね。
そう感じていただければ幸いです。超低金利下にあって預貯金の利息が期待できないだけに、投資の重要性が増しています。取引コストを抑えることも大切ですが、リスクとリターンのバランスを考慮しながらサポートを求めることも、ぜひご検討いただきたいです。
証券会社の人的サポートと言えば、店舗で相対しての直接応対か、電話での対応を思い浮かべる。それを排して敷居を下げたのがネット証券。今回取材したMUFGテラスはまさに「その中間」と言えるが、非対面での投資相談サービスは成り立つのかどうかが焦点となった。
結論としては「十分に可能」と言ってよい。それどころか、キャラクターの背後にプロ集団を置ける分、気軽さと専門性を両得できる仕組みであると感じた。これから投資を考える人に最適なサービスと言えよう。
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2024年10月25日 発行
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