2019年9月26日 PR
今年4月10日、新元号発表の直後にグランドオープンを果たした「レクサス東京 ガレージ荻窪」が話題だ。中古車の専売拠点なのだが、とある新システムの導入で、都心のレクサスファンの耳目を集めているのだ。
同店の特徴は、従来のレクサス認定中古車=CPOに加え、レクサス東京中古車=LTPOという新カテゴリを中心に取り扱っている点だ。認定のユーズドカーが2系統あるわけだが、何がどう違うのか。今回は、ゼネラルマネジャーを務める成田伸二氏に、同店での「選び方」について訊ねてみた。
|2種類のカテゴリ、特にLTPOをメインに扱う中古車専売店というスタイルは、かなり特異な位置づけですよね。まず、このような事業形態の店舗が誕生した経緯についてお聞かせください。
おかげさまで、レクサスは新車の売り上げが非常に好調です。逆に言えば、下取車の数も多いので、中古車のマーケットがとても充実しているんですよ。ご存じの通り、「レクサスに乗りたいけれど、価格的に手が届かない」と仰る方も多いので、ならば直接マッチングできるのではという発想から誕生しました。
|なるほど、流通量の増加が背景にあるわけですね。では、CPOとLTPO、それぞれの違いは。
CPOは、まずボディに傷が見られない車であることが大前提です。また、「レクサス認定中古車」として純正部品の使用が必須です。たとえば、純正ではないアルミホイールを装着している車は状態に関わらずCPOとは認めないなど、極めて厳格な基準が運用されています。一方のLTPOは、「地域独自の認定中古車」ですね。CPOの認定基準を緩和した車両で、「よく見ると少し見えるかな」と気付く程度の傷などが残る分、よりお手頃なプライス設定を実現しています。
|概ね「外観の違い」と理解してよいわけですね。
はい。整備については、CPOとLTPOで、どちらも同じ基準で実施していますからね。LTPOの傷にしても、本当によく見ないと分からないレベルなのですが、それを敢えて峻別するのも、レクサスらしさと言えるでしょう。
|こうして店内を眺めても、どの車も新車のように見えますね。
大掛かりな補修を行わないLTPOでも、そこはレクサスの販売店ですからね。ご来店のお客様からも、よく「これは新車ではないのか」と訊かれます。
|では、購入時の保証面ではいかがですか。両者で違いはあるのでしょうか。
あります。2年間と1年間の基本保証で差別化しているのですが、これも延長が可能ですので、プラン次第では「大きな差はない」ということになりますね。
LTPOは、CPOと同じ2年間のメンテナンスパックを標準設定しています。ともに1・6・12・18か月の点検付きで、6か月点検はオイル交換、12か月点検ではオイルフィルターなどの交換を行う点も同じです。LTPOでは「G‐Link」のライト版が有料となりますが、日頃のカーライフ次第では「365日&24時間のオペレーターサービスは必須ではない」というご判断もあるでしょうし。
|レクサスらしい極限の上質を求めるか、効率性を重視するか、甲乙つけ難い感じですね。
「レクサスに乗る以上は完璧を目指したい」というCPO派と、「所有する歓びや走り心地が同じなら気付かないような傷の有無までは問わない」というLTPO派は、比率的にもほぼ半々という印象です。いずれにしても、増え続けているレクサスファンの皆様に心からご納得いただける中古車と自負しております。
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2024年10月25日 発行
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