2018年2月22日 PR
最近、インターネットや新聞、雑誌などで「フィンテック」という言葉を見かける。金融を意味する「ファイナンス」とテクノロジーを組み合わせた造語だ。このフィンテックの技術を活かしたさまざまなサービスが生まれているが、中でも昨年のサービス開始以降話題となり顧客を増やしているのが、みずほ銀行とソフトバンクが立ち上げたベンチャー「J.Score(ジェイスコア)」が提供している「AIスコア」だ。
「AIスコア」とはユーザが入力した情報をもとに信用力と「将来の可能性」を考慮し、1000点を上限とし表示される点数なのだが、その分析にAIとビッグデータが活用されているのが大きな特徴だ。
そしてJ.Scoreでは算出された「AIスコア」をもとにどの程度の金利でどれくらいの金額まで借りることができるのかを即時に提示する個人向け融資サービス「AIスコア・レンディング」を提供している。
AIとビッグデータが活用されていると聞いても分かりにくいだろう。本紙には、こういう時の実験台として適任者がいる。というわけで、本紙編集長が実際の個人データをもとに、AIスコア診断を試してみた。
まずは「J.Score」のサイトでアカウントを作成。続いて自分の情報を入力しますが、氏名・住所などの個人を特定する情報は不要です。ニックネームや生年月、性別、最終学歴、業種職種、企業規模、現勤め先の入社時期など、チャット形式のためスムーズに入力することができ特に迷うことはありません。
わずか2分程度で入力を完了すると、現時点での私のAIスコアが表示されました。890点とのことですが、このスコアから借入利率の年率や借入可能な金額の範囲が確認できます。私の場合は、キャリアアップのためのビジネススクール入学を視野に入れていますが、まずは十分に魅力的な条件が得られそうです。
ところが、これで終わりではありませんでした。いま入力した内容よりも詳しい情報を入力すると、AIスコアをアップできる可能性があるらしいのですから見逃せません。
追加情報は、現在の収入や毎月の支出、手持ちの資産、クレジットカードの運用方法、お金についての考え方などがありますが、驚いたのは例えば服を買うときには何を最も重視するのか、お酒をどのくらい飲むかといった、一見関係ないように思える生活習慣、趣味嗜好などの細かい質問が多数あることです。これまでの金融機関では聞かれなかった項目であり、まさにこのあたりがAI、ビッグデータの強みなのでしょうか。そしてより細かく正確な信用情報があればあるほど、AIは精度を増し、「その人の未来」をより詳しくシミュレーションできるということですね。試してみたところ、AIスコアは911とアップし、貸付利率が年率で4.1%から3.4%へと下がりました。
AIスコアの算出にかかる時間は、わずか数分。「いまの自分がしたいこと」が金融機関からどんな評価を受けるのか、一度試しておくとモチベーションが上がりそうですよね。自分の将来の可能性はどのくらいなのか、将来設計にも役立ちますし、話題のフィンテックサービスを体験し、何かを始めるいいきっかけになるのではないでしょうか。
ICTを活用した金融商品やサービスを指す。
金融機関が提供する総合的なサービスのうち、電子決済をはじめ一部の機能に特化したメニューを開発することで、コスト面などで有利なサービスも可能となる。
株式会社J.Score
東京都港区赤坂5-3-1 赤坂Bizタワー
https://www.jscore.co.jp/rd/bizlifestyle/
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2025年03月28日 発行
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