2025年3月29日 PR
心地よさや機能性、インテリアとしてのデザイン性。どこにも出かけない休日なら、1日の大半を過ごす場所ともなり得るソファは、ベッドとともに最も厳しい目で選ぶべき家具かも知れない。掛け心地は当然として、そこにあるだけで気持ちを落ち着つかせ、安らぎ感まで求めるなら、安易に流行や定番に流されるわけにもいかない。自分と家族のスタイルを大切に、しっかり選びたいものだ。
そんな中で、新しい提案が舞い込んだ。上の写真は、韓国のソファ専門ブランド「JAKOMO(ジャコモ)」の製品。同国ではトップクラスの認知度と好感度を獲得する老舗で、日本では先ごろ上陸を果たしたばかりの新鋭となる。優れたデザイン性と素材の上質感が伝わってくる1枚だが、この写真で初めてJAKOMOのソファを見る方も多いはず。なぜこれまで触れる機会がなかったのか。同社は来年で40周年を迎えるが、実はこれまでは韓国内でしか展開していなかったのだ。海外進出は日本が初ということで、インテリア界に文字通りの新風を吹き込む存在として注目を集めている。日本ではフランスベッド株式会社が正規代理店を務める、まだ見ぬ実力派。今回は、両者の出会いのエピソードなどを交えながら、韓国JAKOMOの魅力を紹介したい。
グローバリゼーションの波は依然として活発で、各業界とも海外製品が押し寄せる昨今。だが、インテリア業界には、意外に身近な場所に「まだ見ぬブランド」が存在した。
韓国『JAKOMO』は、前身である在京家具産業会社の設立から今年で39年目を迎えたが、これまでは韓国内の市場のみに上質なソファ製品を供給してきた。ロッテ百貨店で自社ブランド商品を展開しつつ、多数の家具小売店ともサプライヤー契約を広げて事業を拡大してきたのだが、市場に流入する海外の一流製品と戦いながら長年にわたり揺るぎない支持を集めてきた背景には、ひとえにソファ専業としての品質志向がある。
ほかの商材に手を広げることなく、約40年もの間ただひたすらにソファのみを追求してきたことだけでも頭が下がるが、そんな同社の強い信念を感じるのが、2000年代初頭に研究開発拠点をイタリア・ミラノに設置していた点だ。世界の高級家具ブランドと言えば反射的に想起するイタリアだが、韓国内のみの商品展開にも関わらず研究開発拠点を欧州に置くということは、本場で学んだ技術を本国の消費者に紹介したいという真摯な姿勢の表れ。製造体制も同様で、大量生産に走ることなく現在も専門職人の手作業を貫く。オーダーを受けてから1点1点を造り込むからこそ、購入者に感動を呼ぶのだ。こうして長きにわたり機能的でデザイン性の高い製品づくりを貫いてきた同社は、韓国内に多数の愛好家を獲得。梁山(ヤンサン)に初めての直営店を開店した後は、ファンの後押しを受けながらロッテ百貨店や新世界百貨店、アイパークモールなど大手百貨店への出店を重ねる。その結果、現在では韓国内では認知度、好感度ともに最も高いインテリアブランドのひとつへと成長。現在では直営店4店、百貨店の37店を中心に、60拠点以上ものショップを展開するほどに販路を広げている。
まずは50年、そして100年にわたり存続するソファブランドへ。販路の前に、JAKOMOの視点は未来のモノづくりに向いている。たとえば、技術の継承と人材の育成のために、社独自の職人養成機関を設立。ソファブランドが自前の教育システムを展開するのは韓国内でも初めての事例と言うので、同国のインテリア業界でどんな地位にあるのかが想像できるだろう。
JAKOMOにはブランド創設時から現在まで揺るぎなく守り続けている「4つの製品哲学」がある。【正直な素材選び】【思いやりのある心を込めた設計】【厳格な品質管理】【適正な価格】だ。ソファ製品の企画は、世界のインテリア市場の綿密な調査でトレンドをつかみつつ、自社の技術やラインナップと照らし合わせながら進行する。デザイン画や図面をもとに工場側とともに検証を行い、機能性や実用性を高めていくのだが、「理想の製品」へと行き着くまでには品質管理面からのチェックも含めて何度も検証を繰り返す。先の「4つの製品哲学」を全うするには誤魔化しが利かないため、同社はただ愚直にこれに取り組む。生産図面が完成すると、木工部(骨組)、裁断部(ウレタン・張地)、組立部(スプリング・バンド)からなる生産工程が整えられる。JAKOMOでは、これらの全工程において各分野の専門職人が手作業で作り上げる。こうしてひとつのモデルが名付けられるまで、費やされる時間は実に100日以上とか。そして、製品化された商品は徹底した品質確認を経て、晴れて購入者に届けられるわけだ。
4つの製品哲学をベースに、木材をはじめ生地や素材など世界各国からよいものだけを厳選して自社工場で一貫生産するJAKOMOのモノづくり。当然のことながら、隅々に職人気質のこだわりがある。たとえばレザーモデルの張地なら、JAKOMOが使うのはヨーロッパやアメリカをルーツとする厳選された一枚革のみ。これは、規格と品質の均一性を高める製品づくりの象徴的な例と言える。同社独自の技術により柔らかな質感と優れた弾力性を両立するのだが、生産の効率性を犠牲にしてでも多くのモデルに一枚革のこだわり抜く姿勢は同社の真骨頂と言える。ファブリックモデルも同様で、ヨーロッパより取り寄せた張地は耐久性はもちろん汚れやシミ対策にも万全を期す。また、ハイレベルなイージークリーン機能を備え、手入れも容易に行えるよう配慮。内部のウレタンは弾力性と復元力を担保するために密度の高さにこだわり、文字通りのコンフォートフォームを実現している。
こうした同社のこだわりについて、もうひとつ紹介しておこう。ソファづくりでは、クッション性を確保するためにウェービングバンドというパーツが使われるのだが、JAKOMOではイタリアのバンド専門メーカーの純正品を採用。ソファ用として両社の共同研究で開発した独自方式を導入したもので、10年ほど経過しても変形しにくい性能を付与する独自のコーティング技術も組み込まれている。もちろん、韓国内での流通では独占使用契約を締結しているため、競合に対する優位性を獲得。なお、かつての研究開発拠点も含めてイタリアとは結びつきが強く、接着剤も同国製を採用しているとか。
加えて、造りにおいても実に芸が細かい。たとえば、ソファの布地を張る際にはタッカーと呼ばれる留め金で固定をする。椅子を逆さまにするとステープラーの針のような金属が見えるのだが、何とこの見えない部分にリボンを張るというのだ。普通に使用している限りは、存在さえも認識できない部分であるにも関わらずこの配慮は、何とも心憎い限りだ。
前述の通り、JAKOMOの販売は、日本ではフランスベッドが正規代理店を務める。きっかけは、同社インテリア商品企画課の宮下直昭課長がたまたま家族で観ていた韓国ドラマだったという。作品中では印象的なインテリア製品が多数使われていたが、中でも画面で映えるソファを調べると、いずれもJAKOMO製品だったのだ。
近年は、音楽やテレビドラマ、グルメ商品、コスメなど韓国文化は身近なものとなったが、ソファ製品は新しいのでは。デザインが美しく高品質、しかも哲学も素晴らしいとなれば、日本のインテリアファンにも受け容れられるはず。そんな考えから調べるほどにJAKOMOに惹かれた宮下氏は、やがて訪韓。百貨店のリサーチで手応えを得てショールームを訪問し、独自技術の詳細からバリエーションの豊富さまで同社のモノづくりを学んだ末に、自社での取り扱いの検討を本格的に開始したわけだ。
ドラマの視聴から始まった縁。深まる両社の絆については、次のページでご紹介しよう。
インテリア商品企画 課長 宮下 直昭氏
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TEL: 03-5549-2128TEL: 03-5549-2128https://www.francebed.co.jp
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2025年03月28日 発行
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