2023年11月24日 PR
そして、地下1500mから天然温泉を最上階の17階へと汲み上げる天空の露天風呂「大手町温泉」とともに、滞在の白眉となるのが食の楽しみだ。同宿のダイニングでは、日本の食材とフレンチの技法を組み合わせた新たなディナーコース「Nipponキュイジーヌ」を提供中。日本全国の旬が集まる東京の食材をもとに、岡亮佑・総料理長が日本の豊かな風土を表現する独創的な料理の数々を提供している。
(岡亮佑・総料理長。日本全国から集まる優れた食材を得て、フレンチで培った技術が冴える。)
「日本らしさ」を前面に押し出す同宿だが、それを描く上で食文化は欠かせない。明確な四季を持つだけでなく、四方を暖流と寒流の育む良質な漁場に囲まれた日本は、豊富な雨が清流へ流れ、海へと還る過程で山・森・川・海・森で豊かな恵みを育む。そんな環境が造り出す各地の食材を、東京にいながらにして味わえるのは、私たち現代人だけの特権だ。逆に言えば、そこから動くことなく全国各地の食文化に出会える場所は、東京しかないとも言える。そんな背景から、「その土地でしか創ることのできない料理を創造する」という信念を持つ岡総料理長は、江戸時代の参勤交代から着想したという「現代の東京の食」を描いた。
シンプルな見た目からは想像できない味わいは、日本料理の特徴でもある。フランス料理のシェフとしてのキャリアの中で多数の料理を考案してきた岡総料理長は、日本の食の歴史や時代背景に改めて着目。出汁や薬味を巧みに用いて表現する日本の食文化への敬意のもと、日本の食材とフレンチの技法の邂逅から発展させた国際都市・東京の料理という独自の世界観を作り出すことに成功したのだ。
地下1階にあるダイニングは、地層をイメージしたという左官仕上げの壁と大きな岩が迎え入れる。和の静けさが漂う落ち着いた和の空間の中、滞在着のまま肩肘張らずにいただく、新たな日本料理。いずれも、世界に名だたる食の都・東京の力を実感させてくれるクオリティだ。
(頭上高くには東京の夜空。いま、いつもの大手町にいるとは思えない…。)
東京のど真ん中に王道をゆく日本旅館を創るという壮大な計画が実現してから、はや7年。時代が進むにつれ薄れつつはあるものの、令和の世にも忘れない「江戸情緒」「日本文化」を濃厚に伝えてくれる、日本のド真ん中の日本旅館。大手町に詳しいビジネスパーソンほど、その特異な上質に酔い痴れることになるだろう。
株式会社星野リゾート
https://www.hoshinoresorts.
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2024年10月25日 発行
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