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激変する経営環境の中、いま企業が取り組むべき「人材育成」の課題とは

激変する経営環境の中、いま企業が取り組むべき「人材育成」の課題とは

2024年3月29日 PR

ー企業は今、どのような問題を感じて社員教育に乗り出しているのでしょうか。

主に3点あると感じています。まず、外部環境の変化への対応です。昨今、デジタル技術でビジネスモデルの変革を実現するDXやGX(グリーン・トランスフォーメーション=現在の産業構造・社会構造をクリーンエネルギー中心へと転換する取り組み)など、新たなモデルの構築を迫られています。ところが、経営側が課題と認識していても、管理者や現場スタッフらの意欲や意識が追いつかないケースが少なくありません。社内でDXに強い人材を育てたくても、教育する人がいませんし、外部からの確保も一層難易度が高くなっています。

ー人手不足もありますし、エンジニア等の専門人材はテック系企業を選ぶケースも多そうですね。

その通りです。定着も難しいですしね。2点目は人的資本の情報開示義務化への対応です。最近は上場企業を中心に開示に取り組む企業が増えましたが、人材投資の目的のみならず社員のスキルアップ支援をどう考えていて、実際にどんなプログラムを検討しているのかまで開示することが求められます。これは多くの企業にとって未知の領域で、苦労されることが多いのです。

ー企業経営を取り巻く環境は、本当に激変しているのですね。では、3点目は。

スタッフ自身の就労意識の変化です。若い人材は「この会社で自分は成長できるのか」「自分のキャリアのプラスになるか」と、ドライな目で企業を観察しています。特に育成面についてはシビアに見られていることを企業側も理解していますので、「わが社には学びの環境がありますよ」とアピールしたいわけですね。でも、学ぶ環境だけならインターネットでいくらでも作れる時代です。彼らが本当に欲しているのは、キャリアにとってプラスとなり、かつ実務で活用できる質の高いコンテンツなのです。このギャップは意外に深刻で、今後も拡大していくのではないかと見ています。

ー確かに、もう「会社に言われた通りに過ごせばよい」と考える時代ではありませんよね。

だからこそ、社内における自身のミッションに留まらず、キャリア全体を見通すための成長マインドセットを整えてもらう必要があるわけです。自分がここで何をしたくて、どんな経験を積んで、どんなスキルを得るのか。自分で自分をマネジメントする姿勢を身に付けてもらうことが重要なのです。それには、専門性と汎用性を両得できるような柔軟性が必要です。専門性は、長いキャリアを考えるとそれ一本槍ではむしろリスクになり得ますし、専門領域を3つ、4つと増やすのは現実的ではありません。とすると、業種業界を超えても通用する汎用的なスキルが欲しいところです。論理的思考力や問題解決能力、アカウティングやITスキルなどを身につけておけば、環境変化にも対応できます。一部の経営層だけではなく、社内の全スタッフがそんな考え方をできるようになると、組織力は相当に高まるのではないでしょうか。

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ーなるほど、企業としては喉から手が出るほど欲しい人材ですね。では、そんな課題に対し、グロービス学び放題はどのような解決策を提示できるのでしょうか。

新入社員や若手社員、会社の中核を担う管理職やリーダー育成はもちろん、部長や役員クラス向け、また社内のDX推進に必要な学びまで、あらゆる対象のビジネスパーソンに対応できる体系的で豊富なコンテンツを用意しています。加えて、自社で作成いただいたコースを掲載したり、各コースを自社用にカスタマイズすることも可能ですので、特定のテーマで学びたい場合も迷いなく進められる仕組みを搭載しています。

また、学習の進捗確認はもちろん、コース途中のクイズや理解度確認テスト、管理者が任意設定できるアセスメントなどで、ただ学ぶだけではなく受講者自身や管理側で知識の定着を確認することが可能です。更に、受講生の自発性に委ねられるeラーニングの導入が初めての企業にもスムーズに活用いただけるよう、これまで多数の企業の人材育成を支援してきたグロービスのノウハウを生かしたサポート体制もご好評いただいています。

ー今後の展望は。

直近では、自社の人材要件とグロービス学び放題のコンテンツを⾃動でマッチングし受講生に最適なコースを提供できる「コースマッチング機能」を追加しており、今後も人事部や管理者が会社の戦略に沿った育成施策をより推進しやすい環境を整えていきます。また人的資本開示の流れから、学習の成果を測りたいというニーズも増えています。知識量を測定する機能はまずDX領域からリリースしましたが、アセスメントの領域はさらに広げていく予定です。

ー最後に、読者にメッセージをお願いします。

経営陣の皆様は、これまで常に知識の刷新に取り組んでこられたはずです。その分、スタッフのリスキリングは積極的に進めたいとお考えなのではないでしょうか。グロービス学び放題は、親しみやすい教材やインターフェースも含め、学ぶ方々にもご納得いただける完成度の高い学習環境をご用意しています。育成課題への取り組みはもちろん、社内に向けたロジカルなメッセージングにもご活用いただきたいですね。


 

株式会社グロービス
マネジング・ディレクター GLOBIS学び放題 事業リーダー グロービス経営大学院 教員
鳥潟 幸志氏

株式会社サイバーエージェントでインターネットマーケティングのコンサルタントとして、金融・旅行・サービス業のネットマーケティングを支援。その後、デジタル・PR会社のビルコム株式会社を共同創業。取締役COOとして、新規事業開発、海外支社マネジメント、営業、人事、オペレーションなど、経営全般に10年間携わる。現在は、社内のEdTech推進部門にて『グロービス学び放題』の事業リーダーを務める。グロービス経営大学院や企業研修において思考系、ベンチャー系などのプログラムの講師や、大手企業での新規事業立案を目的としたコンサルティングセッション講師としてファシリテーションを行う。

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TEL: 03-5275-3646
電話サポート受付時間 / 10:00-21:00 ※土日祝祭日、年末年始除く
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