2024年11月29日 PR
(写真はクラレンス・ディロン・ワインズ事業本部長 ナタリー・バソ・ドウォーキン氏)
フランスの由緒正しきワイングループ「ドメーヌ・クラレンス・ディロン」。ボルドーの5大シャトーに名を連ねるシャトー・オー・ブリオン、シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオンとシャトー・カンテュスを擁し、ルクセンブルク大公国のロベール皇子が会長兼CEOを務めている。この最高峰のひとつであるワインファミリーが手がける「クラレンドル」は、飾らない日常のボルドーを目指し、伝統的でありながら革新的なワイン造りを行なっている。
その繊細なワインを生み出すのは、ナタリー・バソ・ドウォーキン氏。香水業界からワインに魅せられて転身したというユニークな経歴を持つ、クラレンス・ディロン・ワインズの事業本部長だ。クラレンドルのラインナップ全てのブレンドを担当している。
女性の持つエレガンス、洗練、美しさへの感性。彼女はそれが自身のワイン造りに、飲み手を想う細やかな配慮として反映されると考えている。加えて、厳格さや常にベストを尽くす粘り強さも必要だと語る。「仕事に向き合う姿勢で大切なのはあきらめないこと。それが大切です!」
フランスのライフスタイルには、さりげなく、そして深く、芸術が根付いている。その文化を支え続けるクラレンドルの魅力を、ナタリー自身の言葉を交えながら紐解いていこう。
(モンターニュ・サン・テミリオンの提携ブドウ畑、2024年収穫期の様子)
ボルドー格付けシャトーの伝統である「サヴォア・フェール(職人の叡智)」と最新のテクノロジーを調和させ、高品質でありながらデイリーに楽しめるワインとして名を馳せているクラレンドル。ワインそのものの味わいはもちろんのこと、文化的貢献でも高く評価されている。
特に今年は、華やかな1年だったと言える。3月にハリウッドで行われた第96回アカデミー賞の授賞式に始まり、7月にはモントルー・ジャズ・フェスティバル、そして10月の第4回アカデミー映画博物館ガラ2024パーティーへと続いた。
モントルー・ジャズ・フェスティバルでは、独占的なワインスポンサーとして、モントルー・ジャズ・アーティスト財団を支援。これは2016年から続くもので、若く才能あふれるアーティストを発掘・育成するメンタープログラムを推進している。
そして10月19日に開催された第4回アカデミー映画博物館ガラ2024パーティーでは、今年も同館の公式ワインパートナーを務めた。このイベントでは、博物館の3周年を祝い、クエンティン・タランティーノ氏、ポール・メスカル氏、リタ・モレノ氏など映画に貢献した人物へ敬意が表された。このガラを通じて集められた資金は映画文化の発展を推進するアカデミー博物館の支援となる。当日はクラレンドル・ブラン2022、クラレンドル・アンバー2015、そしてル・ドラゴン・ド・カンテュス2018が提供され、トップセレブたちを唸らせた。
イベントだけでなく、映画やドラマにも常に貢献している。さらに今年はネット配信の日本ドラマへの協力が印象に残っている。ドメーヌ・クラレンス・ディロンが日本のワイン輸入・販売事業者であるエノテカ株式会社とともに協力したデビッド・シン製作総指揮による日本の政治ドラマ「フクロウと呼ばれた男」がDisney+のスターブランドにて独占配信が4月からスタートした。
そしてNetflixの大ヒットドラマ「エミリー、パリへ行く」では、クラレンドルを楽しむシーンがすっかりお馴染みとなっているが、今年8月から配信が開始されたシーズン4でも登場。エミリーたちがワインを堪能する様子が描かれている。パリの洗練されたスタイルや美しい瞬間を表現するアイコンとして、ドラマの魅力を一層引き立てている。
クラレンドルがこのように芸術、伝統的な文化を支援するのには深い理由がある。会長兼CEOを務めるロベール皇子が若い頃から映画をこよなく愛し、映画脚本家としてキャリアをスタートさせたという縁もその一つである。
そして何より、ドメーヌ・クラレンス・ディロンは、伝統を重視し、フランスの美学「アール・ド・ヴィーヴル(芸術とともにある暮らし)」を体現するワインファミリーを目指しているのである。フランスの文化的遺産との結びつきは、クラレンドルのアイデンティティーの核心だ。
(2024年の収穫期、サン・テミリオンのワイン生産者であり、10年以上にわたるパートナーであるサラ、ブルーノ・マルシャン夫妻と話し合うナタリー氏)
前項で紹介したクラレンス・ディロン・ワインズの事業本部長を務めるナタリーも、ワインと芸術については密接な関係を感じている。「私にとってワインは人生の哲学を表しています。ワインは、エレガンスや洗練、そして親しみやすさを融合させた『アール・ド・ヴィーヴル』そのものです」と語っている。
(上段)パリのグラン・パレへの修復支援が評価され、エントランスが「クラレンス・ディロン・ロタンダ」と改名された。その落成式でのロベール皇子
(下段左・中)第4回アカデミー映画博物館ガラ2024パーティー(下段中)クラレンドル・ブラン(下段右)クラレンドル・ロゼ
クラレンドルは、ボルドーの伝統的な「サヴォア・フェール(職人の叡智)」と最新技術の融合によって、日常を彩る高品質ワインブランドとして広く愛されている。
今年は、3月のアカデミー賞、7月のモントルー・ジャズ・フェスティバル、そして10月のアカデミー映画博物館ガラ2024パーティーなど、数々の文化イベントへの貢献が注目された。
今年のボルドーは、局地的な雹(ひょう)の被害や、湿度が高い冬と春の影響でベト病が発生した。一部のエステートでは結実不良や小粒化も見られたようだ。左岸では収量がかなり少なくなる見込みだが、右岸は比較的良好で、生産者からは好転の期待が伺える。白ワインとロゼ用ブドウの品質は高く、果実味が豊かで酸味も十分。赤ワイン用のブドウは果実味が強く、生き生きとした軽めの仕上がりが予想されている。美しい色合いでバランスが良く、アルコール度数も控えめとのことで、良いヴィンテージに期待が持てる。
ナタリーのワイン造りは、こうしたボルドーの環境と向き合うことから始まり、ブドウの収穫にも深く関与する。「収穫期は、毎年生産者たちと特別な瞬間を過ごします。1年間の努力が実を結ぶ時であり、貴重な交流の時間でもあります。畑を歩きながらブドウを味わい、後にセラーで果汁やワインを試飲するこの時間はかけがえのないものです」と語る。
ブドウ畑からボトルへ、ボルドーという特別なテロワールを落とし込むために、自然の声に耳を傾ける。
毎年の気候条件の違いは常に新たな挑戦をもたらす。しかしナタリーはその困難にも情熱的に取り組んでいる。「私たちは、ドメーヌ・クラレンス・ディロンの専門知識に基づいた独自のスタイルを守りつつ、最高の品質とバランスを追求しています。これを達成するために、信頼するパートナー生産者たちと協働して出来上がったワインを丹念にテイスティングしています。この細心のプロセスにより、ヴィンテージごとに私たちが求めるバランス、エレガンス、複雑さを体現するワインが完成するのです」
ボルドーの粋を極めたワインが気軽に楽しめる喜び。何気ない日々を鮮やかにする存在となるために、ナタリーが率いるクラレンドルチームは、歩みを止めることなく探究し続けている。
「私は美食家でもあるので、ワインのブレンドと同じように料理も大好きです。食とワインのペアリングは、お互いを引き立て合い、テーブルを心地よい雰囲気で満たしてくれます。
クラレンドルはそんな楽しみ方にぴったりのワインです。飲み頃を迎えて出荷されているので、手に入れたらすぐに楽しめます」
ワインを通じて喜びを見出し、多くの人々と共有すること。それがナタリーの最終目標と言えるだろう。
Domaine Clarence Dillon S.A.S.
https://www.clarendelle.com/ja/
https://www.instagram.com/clarendelle_japan/
【お問い合わせ】
エノテカ株式会社
TEL:0120-81-3634
https://www.enoteca.co.jp/
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2024年10月25日 発行
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