2024年6月7日 PR
新生児の出生数が過去40年でほぼ半減するなど、加速度的に進行する少子高齢化社会。安心して子育てに臨める環境づくりはもはや急務だが、そんな中で先月、注目したいクラウドファンディングが立ち上がった。
政府系組織や大企業を支えるトップ産業医の一人として知られる精神科医の久米康宏氏は、個人事務所を開設した翌年に妻の流産を経験。担当の産婦人科医から、専門家かつ当事者として周産期メンタルヘルスの必要性について相談を受けたことを機に、周産期の女性と子どもの心のケアを専門とする精神科・心療内科「クメンタクリニック」を2019年に開設する。
年間で延べ約1万5000人もの母子と向き合う中では、必要なサービスが細分化され過ぎて子育て世帯に負担がかかっている現状を痛感。中でも久米氏が着目したのが、発熱など子どもが体調不良の時にも預けられる病児保育の不足だ。整備が進めば女性の社会復帰を助ける反面、業務の難度やコストの問題、行政の許認可など多数の障壁から実現は困難。個人クリニックの事業規模では、単独での対応は厳しい。
そこで、これらの問題を合理的に解決できる小児科を併設し、医師・看護師と保育士らが互いに協力して親子を支援する「クメンタウン」を構想。少子化対策の切り札として、まず久米氏自身が実践する決意を固めた。今回のクラウドファンディングは、実際に小児科と病児保育施設をクメンタクリニックに併設するためのもので、現在555万円を目標に寄付を募っている。
自身のクリニックを複合的な医療福祉系施設へと刷新し、少子化対策のひとつのモデルを示すべく自ら立ち上がる人気産業医。多くの支援に恵まれれば、社会的な後押しの声も高まることだろう。「日本の明日のために、ぜひお力添えを賜れれば」と久米氏。詳細は下記CFの専用ページへ。
久米 康宏氏
株式会社クメンタ CEO
横田米軍基地日本政府産業医、日本郵政専属産業医、復興庁健康管理医、コミックス・ウェーブ・フィルム産業医などを歴任する産業医のエキスパート。精神科医としても毎月約1,000人を診療し、予防と治療の両立を実践。この5月には優秀な産業医を育成する産業医アカデミーを開講。
株式会社クメンタ
東京都国分寺市本町3-9-16本田ビル5階
TEL.042-312-0203
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2024年10月25日 発行
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