2019年2月21日 PR
部屋で寛ぐ時か、スポーツを楽しむ時か。「使えるシーン」が意外に少ない印象のジャージー素材の服だが、この2〜3年でジャージー素材を使ったジャケットやパンツ、コートなどの製品が多数リリースされていることをご存じだろうか。あの独特のユルさは一度体験すると手放せなくなるが、その分、造りもスタイルもラフでカジュアルになりがち。素材の特性上、ここだけは仕方のないところだ。
…と私たちは考えるのだが、本場イタリアのファッションブランドはまるで異なるアイデアを着想。何とジャージー素材を使いながら、同国の誇りでもあるテーラージャケットのようなスタイルを実現してしまったというのだ。
左:リネンプリントのジャケット 62,000円 オリジナルジャージーのパンツ 27,000円 ヘンリーネックTシャツ 13,000円
右:コットンピケのジャケット 52,000円 オリジナルジャージーのパンツ 27,000円 コットンのサマーニット 34,000円
「チルコロ 1901」というブランド名は、覚えておいて損はない。驚いたことに、このページに掲載されている写真のジャケットは、メンズもウィメンズもすべてジャージーかカットソー素材が使用されているのだ。写真を見ただけではピンと来ないだろうし、中でも柄物などは実際に触れてみるまで信じないだろう。
チルコロ 1901は、イタリアの国土の「かかと」にあたるプーリア州のバーリに本拠を構える。もとはテキスタイルメーカーで、素材に関する知識と技術は世界的な専門家クラス。そこにイタリアに根付くテーラード技術を合わせ、現代のライフスタイルを掛け合わせたのが、このジャージー素材というわけだ。
デザイナーによれば、ユーザーもさることながら、とりわけアパレルの同業者やプレス筋からの評価が極めて高いそうだ。特徴は、もちろんジャージー独特の「気安さ」と「着やすさ」。そのやわらかな着心地は容易に想像できるが、こちらも察しがつく通り、洋服を作るという視点では「ジャージー素材でジャケットやコートをキチンとつくる」ことは非常に困難らしい。だからこそ、まるでウールやリネン生地のような風合いの男性用ジャケット、公の場でも知的に映る女性用のカットソーやワンピースなどといった同社のジャージー素材は、本場イタリアの業界関係者も手放しで絶賛するしかなかったというわけだ。
左:オリジナルジャージーのノーカラージャケット 31,000円 ノースリーブカットソー 13,000円 ストライプのパンツ 39,000円
右:オリジナルジャージーのプリントジャケット 64,000円 オリジナルジャージーのパンツ 27,000円(参考色) カットソー素材のシャツ 25,000円(参考色)
「ジャージーの着心地の良さを表現して」と言われたら、言葉に迷う人も多いだろう。その何とも言い表しにくい魅力は、そのまま同社の製品にも当てはまる。確かに日常でよく見かける、私生活でお馴染みの「あの素材感」なのだが、仕立てはイタリアンテーラー品質。このように、ほとんど矛盾しているような表現になってしまうのだ。
ジャケットを例に、少し細かく見てみよう。パイピングの仕上げや袖口の仕様を調べてみると、確かにテーラー仕立てといった趣だ。しかし、不思議と堅苦しさは感じない。その理由を訊ねると、まず裏地にジャージーやカットソーに馴染む素材を選んでいる点が大きな特徴とか。ディテールと着心地にこだわりながら現代的なパターンやシルエットを好んで開発する一方で、ドレッシーになり過ぎないデザインと仕上げを両立。これが、同社製品のポイントとなるようだ。
では、注目の「柄物ジャケット」はどうか。手に取ってみると、何とプリントで表現されていた。独特のムラ感も、糸の織り感もリアルに再現されており、一見しただけではプリントには見えない。柄を平面的に捉えるのではなく、奥行きまで計算するからこそのリアリティなのだろう。そして、プリントなら、季節ごとのバリエーションの展開も極めて容易だ。まったく、呆れるほどよくできた服ではないか。
南イタリアのクラシコ文化と、プーリア州のリラックスした風土を融合するようなテイストは、ボトムスも同様。ジャージーパンツのあのゆとり感を人前で堂々と…これだけでもちょっとした快感だ。なお、ジャージー素材は独自に開発されたもので、弾力性の強化で「戻り」が良く、加えてストレッチ性にも長けていて「張り」がある上にふっくらと柔らかいのが特徴だ。シワになりにくい点もポイントで、手洗い限定ではあるものの自宅で洗濯できるというのだから凄い。
人気のトラベラーズジャケットとしても最適で、たとえば羽田空港内にある某ショップなどでも、旅行者がジャケットなどを調達しているシーンを見かける。また、ウィメンズならワンピースやスプリングコートなども人気とか。リゾートではラフに着こなし、星付きレストランや劇場などにも胸を張って堂々と出入りできるのだから、支持が集まらないわけがない。
男女ともサイズ展開も十分なので、まずは着心地を試してみたい。そこで、今月27日からGINZA SIXにオープンする期間限定ショップに注目だ。ビジネスもプライベートもこなせるジャージー服がいかに革新的であるか、袖を通せば身体で理解できるはず。テーラリングのディテールとラフな着心地を併せ持つチルコロ 1901のコレクション、ぜひこの機会に。
GINZA SIX POP UP SHOP
2019年2月27日(水)~3月26日(火)
GINZA SIX 4F THE POP UP 4th
トヨダトレーディング プレスルーム
TEL.03-5350-5567
http://www.toyodaco.jp/
米国人気ブランドJackery×Jeepのコラボレーションが実現 Bring Green Energy To All. グリーンエネルギ…
記事をもっと見る1908年に創業したフランスの名品〈パラブーツ〉。 特徴であるラバーソールの大部分を自社で製造するほど品質へのこだわりを持つシューズメーカ…
記事をもっと見るセカンドハウスはもちろん、投資・節税対策に!「京都」駅徒歩8分のデザイナーズレジデンス インバウンドが急回復する中、再び内外の観光客が大挙…
記事をもっと見る地下鉄南北線・三田線「白金台」駅を出てすぐの場所に、戦前に建てられたフォトジェニックな歴史的建造物がある。1938年に竣工した旧公衆衛生院…
記事をもっと見る氷にも耐えうるアウター、こだわりの”カナダグース”46615pv
トヨタが提案する車のサブスクリプションサービス43748pv
上に乗るだけで体幹づくり、ドクターエアの威力とは42818pv
2024年10月25日 発行
最近見た記事