2021年5月27日 PR
全世界を蹂躙し、いまだ終息が見えない新型コロナウイルスの感染拡大。先行き不透明な経済状況には多くの人が不安を抱える中、このところ各メディアで新たに投資を始める人々が増加しているというニュースが相次いでいる。コロナ禍に限らず、生活防衛のための手段の確保は、令和時代の必須事項でもある。
投資入門サイトなどでは「リスク分散が基本」という記事をよく見かけるが、ポートフォリオに組み込みたい選択肢のひとつとして目下注目を浴びているのが、海外不動産だ。国内不動産は定番中の定番だが、最近はタワーマンションブームでマンション価格も高騰気味といった報道などを聞くと、確かに新興国へと目を向けたくなるところ。
そこで今回は、比較的身近であることから物件を探す上で有力なエリアとなる東南アジアを学んでみよう。本誌のピックアップは、コロナ禍の直前までASEAN諸国でも訪日者が急増していたというアジア屈指の親日国、カンボジア。現地に特化した海外不動産投資会社、アンナアドバイザーズ株式会社の荒木杏奈代表にお話を伺った。
自身も5年間ほど在住していたというだけに、カンボジアにかけては事情通レベルの情報を持つ荒木氏。平均年齢は25歳前後と前途洋々、世界遺産アンコール・ワットなど観光資源も多く、日本のODAで建設された「きずな橋」に描かれた日の丸をそのまま紙幣にも印刷するという親日家ぶり。こうした国としての魅力に加えて、金融機関への勤務経験から不動産投資先としても可能性を確信したことから同社を設立。現在は東京とカンボジアの首都プノンペンに拠点を構えている。
荒木氏が指摘する投資先としての魅力は、まず成長性だ。プノンペンでは鉄道網や物流センターなど大型プロジェクトが多数計画されており、その理由は政府の積極的な対外誘致活動にあるという。外資に対する障壁が低く、自由度高く立ち回る環境が用意されている点は、投資家には大きな利点。また、現在は非居住の外国人個人でも法人でもコンドミニアムの保有も認められており、アンナアドバイザーズの取り扱い物件も完全区分所有権での登記が可能。証書も発行されるという点も安心材料だ。
もうひとつ、個人投資家なら見逃せないポイントがある。カンボジアは、ASEANで唯一、米ドル決済が可能な国なのだ。ドル建てでの資産運用は、為替リスクを低く抑えることができるため、やはり魅力。加えて、カンボジアの銀行金利は平均で5%とのことで、こちらもゼロ金利が長引く日本とは別世界だ。
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2024年10月25日 発行
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