2017年3月30日 PR
本サイトでも何度か取り上げてきた「株式会社ボストンクラブ」は、福井県鯖江市内に本拠を置くアイウェア企画・デザイン会社。鯖江と言えば、国内シェアにして実に約9割を占め、世界市場でも約2割に達するとされる眼鏡フレームの一大製造拠点だが、その中でも同社は代表的なメーカーのひとつ。日本人の骨格に合わせたデザインを掲げるオリジナルブランド「ジャポニスム」はアイウェアファンの間で定番化しているが、近年では天衣無縫な発想で人々を驚かせる挑戦的なモデルを多数発表し続けている。
ジャポニスムは、昨年に20周年を迎えた。これを記念するモデルとしてリリースされたのは、何と18金の金無垢材とホワイトゴールドを組み合わせた特別モデル。平成27年6月、同社の設立30周年を受けて発売されると同時に大反響を呼んだ総18金のスペシャルモデル「JG-18 K18」の後継作と言える。
眼鏡フレームにおいてはゴールドは基本カラーだが、「JG-18 K18」はレンズ以外のほぼすべてが金で造られたモデルだ。高価な素材であることから当然耳目が集中したが、開発においては、むしろ「プレス(鍛造)すると金のしっとりとした粘りやしなりを出せる」という金の特性の面に着目していたという。だが、一般的な鋳造ならばともかく、非常に凝ったデザインのフレームを叩いて成型(鍛造)するのは困難で、70年以上もの業歴を誇る鯖江の加工メーカーの職人技術をもってしても製品化は難航。企画から実に1年以上もの開発期間を費やすことになったが、鯖江の技術を体現するかのような圧倒的かつ芸術的な仕上がりとなった。
今回のニューモデルは、そのあまりにも優美な印象はそのままに、素材と機能、そしてスタイリングをさらに高次元で融合させることを目指したものだ。トータルバランスの精度をさらに引き上げることは、スーツの仕立ての世界にも似ている。全体と細部をともに徹底的に追求することで、注文から納品までに数か月を要するほどの人気を集めた「JG-18 K18」をも超えるモデルへと仕上げられている。
その素晴らしい出来栄えは、ボストンクラブのショールームを兼ねたサテライトショップである銀座の「グロス銀座」で手に取れる。ジャポニスムをはじめ同社オリジナルブランドの全コレクションを揃えており、今回のゴールド×ホワイトゴールドモデルと共に、チタンモデルも用意されている。
ひとつのモデルへの挑戦が技術的な経験値を蓄え、次なる新たな扉を開く…というモノづくりの魅力をかいま見るような、意欲的な作品。前作と同様に注文が集中し、入手しづらくなることも予想されるので、ぜひ下記店舗にお急ぎを。
GLOSS GINZA
www.gloss-eyes.com (WEBサイトをリニューアルしました)
東京都中央区銀座2-5-18 銀座白井ビル 1F・B1
TEL.03-5579-9890 営業時間/11:00〜20:00無休(年末年始を除く)
株式会社ボストンクラブ
福井県鯖江市三六町1-4-31-2 TEL.0778-52-9337 www.bostonclub.co.jp
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