2020年7月30日
毎年と言うか、もはや毎シーズン訪れているのではないかとも思える大規模な自然災害。各地を襲った記録的豪雨の被害はとにかくただただ痛ましい限りだ。テレビやネットで現地の映像を見るに、昨年の台風19号こと令和元年東日本台風を想い出した方も多いだろう。当時も水の脅威に身震いしたものだが、もうひとつ驚くのが、あの大水害が昨年10月の出来事という事実。いくら記憶に新しいと言っても、あれからまだ1年も経っていないというのは、にわかには信じがたいほど。
令和2年上半期の話題を一色に塗りつぶしてしまった新型コロナウイルス感染症。この半年(まだ半年!)は、とにかく対処に追われ続けた日々だったが、今も出口が見えない。緊急事態宣言も解け、街には人の姿が戻ったものの、第2波・第3波への懸念は高まるばかり。各種施設の新たな休業要請は、深刻な影響を受けた民間企業の救済施策は、家庭での生活防衛は…と、アフターコロナ/ウィズコロナに向けての課題は山積みだ。
その一方、公私にわたる外出自粛期間は、すでに新たな日常風景を形成し始めている。以前より政府レベルで推進していた「新しい働き方」の実例を一気に体験する機会となったことに加え、このステイホーム期間に新しい生活習慣を発見する人が続出したのだ。SNS上では、暮らしに必要と感じるアイテム、快適と感じるスタイルに変化が生じていることについて、嬉しそうに報告する人々の姿が目立つ。「新しい自分」「新しい家族」、外出自粛に対応する一時的な措置ではない「新しい人生」「新しい将来」を考える転機となった人も多いことだろう。
世界中を蹂躙する新型コロナウイルス禍。感染拡大による悲劇の連鎖が一刻も早く終息することを願うばかりだが、そんな中でも需要の増減は発生し、新たな生活文化、新たな企業活動は芽ばえ、育つ。そこで今回は、「新しい生活様式」時代に知っておきたい、いくつかの商品とサービスをご紹介。新しい自分づくりは情報との出会いから始まるので、ぜひ頭と心にブックマークを。
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2024年10月25日 発行
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