2023年1月26日
映画やテレビドラマでも高い評価を集める生田絵梨花さん。幼い頃からミュージカル女優を目指したという彼女だが、週明けの1月30日から文字通りの大舞台を踏む。
2004年にアメリカで公開され、2018年にはブロードウェイで上演された学園映画の金字塔『ミーンガールズ』のミュージカル版が、いよいよ初上陸。日本初演作品での単独主演を控える生田さんに、今月のテーマ「大人の趣味」とともに作品に込める想いなどをうかがった。
|今回の作品は、本場のブロードウェイでの上演を実際にご覧になって「演じてみたい」と思ったとか。作品のどのような点に惹かれましたか?
これまで参加させていただいた舞台作品はやや重めの内容が多かったので、ハッピーでキュートでキラキラした学園ものも演じてみたいなと感じたんです。本当にお声がけいただけて、正直ビックリしました。
|日本語版の台本をお読みになってのご感想はいかがでしたか?
想像以上に攻めているなぁと感心しました(笑)。パンチが強い印象を受けましたので、「これは思いきり演じないといけないな」と気が引き締まりました。
|主人公・ケイディを演じる上での心構えは?
いわゆるスクールカーストの中で、自分の立場や役割を理解して収まろうとする人が多い中、ケイディは関係なく我が道を往こうとします。でも、校内で浮いていたのに、女の子同士のバトルに巻き込まれるうちに、周囲に染められてしまうんですね。学校に飛び込んだ時点から物語の最後までに現れるひとりの人間の変化、その振り幅を表現したいと思っています。
|今回は映像作品の舞台化ですが、演じる上での違いはありますか?
演じる上での意識としては大きく変わりませんが、舞台と映像では演じる空間も演出も違いますからね。声の出し方や身のこなしといった細部については、適した表現となるように意識しています。
|忙しい日々が続きますが、公私のバランスで意識していることは?
自分の時間は大切なので、たとえば夜に食事の約束がある時は、それまでひとりでリラックスするように心がけています。逆に、仕事で悩みがある時は、ひとりで考えていると煮詰まるので、友人に話して意見を聞いたり。それでも解決しない時は、自然の中で気持ちをリセットしています。
|今月のテーマは「大人の趣味」なのですが、生田さんが考える「カッコいい大人」をお聞かせください。
オフィスで言えば、普段はやるべきことをテキパキとこなし、誰かと会話する時は相手を緊張させない…みたいな(笑)。リラックスした状態でも自分の能力を存分に発揮できる方を見ると、「カッコいい大人だなあ」と思います。
|では、今回の作品の見どころや意気込みについてお聞かせください。
名作コメディ映画の舞台化作品で、ガールズパワーも全開ですので、劇中の空気にお客様を巻き込んでいければと考えています。その意味でも、幅広い年齢層の方々にご覧いただければ嬉しいですね。
生田 絵梨花さん
1997年1月22日生まれ、ドイツ・デュッセルドルフ出身。2011年乃木坂46の1期生オーディションに合格。グループ在籍中から「ロミオとジュリエット」(2017年、2019年)「レ・ミゼラブル」(2017年・2019年・2021年)「Happily Ever After」(2020年)等様々なミュージカル作品に主演やヒロインとして出演。2021年に乃木坂46を卒業後も「コンフィデンスマンJP-英雄編」「Dr.コトー診療所」(いずれも2022年)等の映画作品にも出演し幅広く活躍中。2023年4月にはミュージカル「GYPSY」に出演予定。
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2024年10月25日 発行
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