2018年3月29日
映画コメンテーターのほか、ラジオパーソナリティなどマルチな才能を発揮する有村昆氏。この4月4日からBS11で放送がスタートする「ディスカバリーチャンネル 傑作選 未知の映像博物館」のナビゲーターを務める。常に新しい分野に乗り出していくように見える有村氏。そのモチベーションの源泉などについて伺った。
| 最近はバラエティ番組などにも出演しておられますが、活動のメインは映画コメンテーターですよね。
はい。もとはラジオDJとして活動していましたが、映画紹介などの仕事も増えていき現在の活動をするようになりました。
| 経営者向けの講演会も開催しておられますね。
経営者の皆様には「短い時間でいかに人の心を掴むか」というテーマでお話ししています。ビジネスの現場に限らず、さまざまな機会でプレゼンテーションの力を問われる場面が非常に多いですよね。相手に短い時間でイメージさせて、伝えるということはまさにプレゼンですから、私がその経験で得たものをお伝えしているわけです。
| いろいろな仕事にチャレンジなさっているのは、何か理由があるのですか?
自分でやりたいことと、人から求められるものは、結構違うと思うんです。お引き受けした仕事は自分なりに理解しながら臨みます。その上で「有村昆」というキャラクターを掛け算的に提供できたら嬉しいですね。
| どんな仕事でも、自分が楽しめる要素も重要…ということでしょうか。
私のライフワーク的な事になりますが、ライトセーバーを使ったパフォーマンスユニット「東京セイバーズ」や渋谷にVRの体験ができるスタジオ等いろいろなアイデアが実現していますが、これらはすべて「ニーズ×有村昆」で生まれたものですね。
| 新しいものを生み出す上での情報源は?
今回の「未知の映像博物館」の様な専門性の高いテレビやラジオが多いです。これらの番組から得た情報は自分の中で整理し、組み立て、設計する様に心掛けています。自分の言葉で話が出来る様になりますし。人に何かを伝える時は、自分の中の法則に基づいて展開します。「結論は5秒で言う」とか…あとは企業秘密なんですけどね(笑)。
| そんな話法も、「ディスカバリーチャンネル 傑作選 未知の映像博物館」でも観られるわけですね。では、放送開始に向けての抱負をお聞かせください。
この番組は、ディスカバリーチャンネルの中でも人気の作品がラインナップされています。映画とは異なりますが、「視聴者の心をどう掴むか」という課題は同じです。知的好奇心をくすぐる番組ばかりですし、ジャンルも多岐に渡りますので、これまでの経験を活かしながら、視聴者目線でナビゲートしていきたいと思っています。
「100年間も生きる亀は、植物を食べていれば、5年は水を飲まなくてもいいんです」なんて驚きますよね。
| へえ〜、すごいですね。
そう聞くと誰かに言いたくなりますよね。世代が違う家族全員がひとつの話題で盛り上がれる番組は楽しいものですよね。ほかにもたくさんありますので、未知の映像博物館の館長としてみなさんに驚きと感動をお伝えしていきたいですね。
有 村 昆さん
1976年7月2日生まれ、マレーシア出身。
映画コメンテーター、パーソナリティとしてテレビやラジオ番組、雑誌などで活躍するほか、店舗やパフォーマンスユニットのプロデュースも行っている。
4月4日からBS11でスタートする「ディスカバリーチャンネル 傑作選 未知の映像博物館」館長を務めるが、もともとディスカバリーチャンネルの大ファンとか。
ディスカバリーチャンネル傑作選 未知の映像博物館
放送日時:毎週水曜(夜6時59分~8時53分)
ナビゲーター:有村 昆
【4月 4日放送#1】死闘!ライオン兄弟の宿命
【4月11日放送#2】カメラが捕えた弱肉強食の世界
【4月18日放送#3】もっと解明・宇宙の仕組み
【4月25日放送#4】名車再生!クラシックカーディーラーズ
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2024年10月25日 発行
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