2015年10月30日
Audiの伝統と哲学に支えられつつ、常に新しい時代を切り拓いてきたAudi A6。前身に当たるAudi 100の初代モデルから数えて7代目であるこれまでのAudi A6は、エレガントなスタイリングと軽量ボディ、高効率なTFSIエンジンとSトロニック、quattro(フルタイム四輪駆動システム)の組み合わせによる優れた走行性能などにより、高い評価を得てきた。
今回発売された新型Audi A6は、プレミアムカーの価値基準さえ変えようとしている。重厚で威厳があるだけが真の価値ではない。「サスティナブルな社会へ導くための力と知性を持ち合わせ、尊敬される存在へ」。このコンセプトを体現したモデルなのだ。エクステリアを中心にデザインを一新した新型は、エンジンを刷新・改良してパワーを向上させつつ燃費効率を改善。マトリクスLEDヘッドライト(オプション)や予防安全のためのシステムなど、最新テクノロジーも惜しみなく投入した。
注目すべきは今回、戦略モデルとして新しく設定された1.8 TFSIと2.0 TFSI quattro。1.8 TFSIは従来の2.0 TFSIよりエンジン排気量が200㏄小さくなったにも関わらず、パワーは10PS増しの190PSを発揮。また、2.0 TFSI quattroは従来2.8 FSI quattroに代わって登場したモデル。エンジンはV6から直列4気筒となり、排気量も800㏄ダウンサイズしたが、パワー、トルクはこれまでの204PS、280Nmから252PS、370Nmへと大幅に向上し、燃費効率も11.8㎞/ℓから13.6㎞/ℓ(JC08モード)へと改善している。モビリティの先駆として幅広い可能性を秘めた新型モデル。その詳しい内容を改めて見ていくことにしよう。
※ 燃料消費率は国土交通省審査値。定められた試験条件のもとでの値です。実際の走行時には、使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて燃料消費率は変わります。
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2025年03月28日 発行
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