2016年2月26日
新宿、渋谷、六本木。銀座、上野、そして東京駅。ここ数年、都心部では外国人の姿を多数見かけるようになった。場所によっては、日本人よりも海外からの旅行者の方が多いのでは…という印象。ここまで来ると、外国人旅行客数が史上最高という報道も、納得せざるを得ない。海外のWEBサイトを見ても、大手クチコミサイトの旅行者満足度や、雑誌の住み良い都市ランキングで1位になった…という記事が溢れる。一喜一憂するものではないが、極東の島国という地理的な不利を跳ね返しているのであれば喜ばしいことだ。
だが、問題もある。交通機関や公共機関のさらなる他言語サービス化だけでなく、街全体のおもてなし対応も強化が必要だ。行政に任せておけばよいという態度では、日本を気に入ってくれる外国人たちへの申し訳も立たない。中でも、最大の課題は、私たち自身が「日本をよく知らない」ことだ。よいところはどこですか、日本の自慢はなんですか…と訊かれて、即座に、かつディープに説明できない人は、想像以上に多いとか。これは、日本独特の傾向でもあるらしい。
着物に鮨、ハイテクに富士山。外国人たちは、私たちの考える「日本の定番」を超える知識を有している人も多い。そこで、今月は「日本人が学びたい日本の魅力」を中心にご紹介。2020年に向けての準備は、まず「日本を知ること」なのだ。
氷にも耐えうるアウター、こだわりの”カナダグース”47120pv
トヨタが提案する車のサブスクリプションサービス43941pv
上に乗るだけで体幹づくり、ドクターエアの威力とは43232pv
2025年03月28日 発行
最近見た記事