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ノンアレルゲン”ジルコニア”のカラトリーで食す時間

ノンアレルゲン”ジルコニア”のカラトリーで食す時間

2020年7月30日 PR

愉しむべきは、料理と食材。匙やスプーンの味ではない
スプーン + フォーク + ナイフ = カトラリーが変わる。金属アレルギーとも無縁な磁器「ジルコニア」を使う、日本発の食卓改革。

ピアスやネックレス、眼鏡フレームなどの金属部分が直接肌に触れることで、赤みや痒みなどを引き起こす金属アレルギー。私たち日本人にとっては最も身近な皮膚疾患のひとつとされているが、肌のみならず全身にアレルギー反応を起こす病態もあるというから穏やかではない。歯科治療で歯に詰めた金属が溶け出したり、食品中の金属を口の粘膜や消化管などから吸収することも原因となるようだ。

金属アレルギーは、ミドルエイジに差しかかる頃、長年の蓄積によって発症することもあるそうだ。若い頃の虫歯でメタルを被せた経験がある人なら、イメージしやすいかもしれない。そこで、最近の歯科で金属に代わるセラミック治療が隆盛しているわけだが、「白いメタル」として人気を集めているのが、ジルコニアだ。

まるで宝石のように硬く金属のようにしなやかで磁器のようにノンアレルゲン

ジルコニアは、切削機器などの産業用機械や人工関節、スペースシャトルの外壁やレース用マシンのブレーキなどでも重宝される鉱物由来の素材だ。その用途からも想像できる通り、ダイヤモンドやルビーに次ぐ硬度を誇る一方で、性質が異なる複数の結晶を内包するため靭性も高いという独特の特性も。さらに透過率にも優れるため、人工ダイヤの素材としてもお馴染みだ。

そしてもうひとつ、大きな利点がある。約1400℃という超高温で焼結して作られているセラミックスであるジルコニアには、金属イオンの溶出がない。歯科で活用されているのは、金属アレルギーを起こす心配がないからだ。

宝石のように硬く、金属のようにしなやかで、磁器のようにノンアレルゲン。となれば、歯の被せもの以外にも「口に入れる」シーンが思い浮かぶ。もちろん、食器だ。

食材の微妙なニュアンスを邪魔せず届けるカトラリー

金属製のスプーンやフォークで料理を味わう際、何となく雑味を感じた経験は、誰しもおありだろう。あの独特の金属臭は、食材本来の微細な風味を感じ取るには、やはり邪魔者。客以上にこだわる料理人の心情も、よく理解できようというものだ。

1安全で、強靭で、使いやすいスプーン、フォーク、ナイフ。ジルコニアは磁器の一種なので茶渋のようなものが付くことがあるが、色が染み込むことはないとか。つまり、洗う時も便利なのだ。

錆びず、割れず、臭わない素材。代替の素材を探す中で浮上したジルコニアは、一昨年、日本発の専門プロダクトブランドが誕生した。『SUMU』は、食卓での利活用に特化したカトラリーシリーズで、金属イオンを放出しない同素材の利点をスプーンやフォーク、ナイフに応用。料理の味を損なうことなく、金属アレルギーのリスクも抑える「新しい磁器」のコレクションだ。

ダイニングに「澄み渡る清らかさ」を運ぶ道具として設計され、各デザイン賞や内外の展示会でも注目を浴びるSUMU製品。実際にテーブルに置いてみると、モノクロームの艶消しカラーとミニマルなデザインが際立ち、ふんわりと光を反射する姿に癒される。手に取ると思いのほか軽いのだが、それもそのはず、一般的な金属製に比べて約50%もの軽量化を実現しているとか。ボディは薄く、先端部は滑らかな仕上がりだ。皿の上では肉も魚も捉えやすく、口の中からスムーズに抜ける。舌の上では噂通りの無味無臭で、淡泊な白身魚や豆腐料理を食べてもその印象は変わらない。

開発企業の「ZIKICO」によれば、「クエン酸を含む果物や金属に触れると成分が変わる蜂蜜を含む料理、イクラやスモークサーモン、マリネや生牡蠣を味わうにも最適」とのこと。また、都心の高級レストランではキャビアやデザート用に、京都の料亭ではゴマ豆腐用に…とプロの現場でも採用例が順調に増加中。この人気を受けて、計量スプーンなどキッチン用品への横展開も始まっているそうだ。

「ジルコニアでカトラリーを量産する会社は世界的にも珍しいので、ぜひ毎日の食卓に」と同社。ホワイト/ブラックの各セットは、直営オンラインストアのほか、表参道の『スパイラルマーケット』が早々に取り扱いを開始している。より安全で豊かな毎日に向けた「新しい日常」が始まる昨今。素材を味わい分ける日本の食文化には、まさに適任の3本組だ。


株式会社ZIKICO
〒206-0025 東京都多摩市永山6-21-3
TEL. 042-400-0101
https://www.zikico.com/

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