2019年7月17日 PR
国産唯一のプラグインハイブリッドSUV「アウトランダーPHEV」は、なぜ人気なのか?
衝突被害軽減ブレーキや誤発進抑制機能、車線逸脱警報システム。現代のクルマの安全性能技術の進化ぶりは目をみはるものがあるが、その分、難しい言葉をたくさん覚えなければならない印象。それは、動力源においても同様だ。ガソリン車やディーゼル車など従来型の燃料で走行するクルマに加えて、電気自動車、さらにはハイブリッドカーも一般的に。電気自動車の「EV」をはじめ略語も多く、クルマに詳しくなければ目が回りそうな雰囲気だ。
そんな中で、最近よく目にするのが「PHEV」の4文字だ。これはプラグイン・ハイブリッド・エレクトリック・ビークルの略で、ハイブリッド=HVと電気自動車=EVの長所を兼ね備えながら外部充電(プラグイン)もできる次世代スタイルのクルマと考えればよいだろう。ガソリンとの併用で「充電しなくても走る電気自動車」として非常に魅力的なのだが、ひとつ弱点が。これも略語で恐縮だが、SUV=スポーツ・ユーティリティ・ビークルが少ないことだ。
ファミリーユースのクルマなら、買い替え時に一度は検討した経験がおありであろうSUV。高い経済性を誇るPHEVとは相性がよさそうだが、実は国産車だけでなく世界的にまだ選択肢は少ない。だが、心配する必要はない。ほかの選択肢の必要性を感じなくなるほど強力な車種が、ひとつだけあるのだ。
「アウトランダーPHEV」は、ご存じ三菱自動車が誇るミッドサイズSUVのプラグインハイブリッドモデルだ。PHEVとしては国産で唯一のSUVで、販売開始は2013年のこと。世界初の4WDプラグインハイブリッドSUVでもある同モデルは、PHEV時代の先駆けともなった。
三菱自動車は、高度な技術と挑戦心がうまくブレンドされた車種ラインナップが大きな魅力だ。世界初の量産型電気自動車「i‐MiEV」、SUVとミニバンの魅力を兼ね備えた「デリカD:5」や、2019年次RJCカーオブザイヤーを受賞した「エクリプスクロス」など。そんな中で、EVとSUVという同社2つの強みが融合するアウトランダーPHEVは、2017年に導入された同社の新ブランドメッセージ「DriveyourAmbition」を体現する車種となっている。
昨夏のマイナーチェンジでは、駆動用バッテリー容量や最高出力の向上など、モデルチェンジレベルの大幅なブラッシュアップが施された。販売台数も好調とのことで、確かに街でも郊外でもよく見かけるのだが、では具体的には何がどう魅力なのか。開発チームのキーマンを訪ね、開発の舞台裏についてお話をうかがった。
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2024年10月25日 発行
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