Special Issueビズスタ特集

シシド・カフカさんに学ぶ「トランカスタイル」!

シシド・カフカさんに学ぶ「トランカスタイル」!

2018年11月29日

歌手でありドラマー、女優にしてモデル。マルチに活動するアーティストは多いが、彼女ほどビシッと決まる女性は、そう多くはないのでは。ファンたちがそう口を揃えるシシド・カフカ氏が、『エキシビジョニズム — ザ・ローリング・ストーンズ展』のアンバサダーに就任し、話題を呼んでいる。昨今、アーティストの回顧展がブームだが、いよいよ大本命ストーンズ展がやってくる。

そんな新たな分野にも精力的にチャレンジし続ける彼女に、近況を訊いた。

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| ザ・ローリング・ストーンズ展のアンバサダーに就任されましたが、意気込みをお聞かせください。

世界の音楽界の一大ヒーローですからね。私もライブでストーンズの曲を演奏することがありますが、ぜひ皆さんと同じように、ストーンズの再発見を楽しみたいなと思っています。

 | これまでの活動では、コラボレーションが非常に多いですよね。これは意識しておられるのですか?

ドラムを演奏しながら歌うスタイル自体が、周囲のアドバイスが契機でしたからね。自分自身で決めたことよりも、皆さんから指摘や意見をいただいて気付いたことの方が多かったんです。コラボレーションは、新しいことを教わったり、吸収したりできる機会なので、楽しみながらトライしています。

 | ご自身の中で大切にされているものは?

夏に出した最新アルバムのテーマでもあるのですが、「トランカスタイル」という言葉をキーワードにしています。スペイン語のトランキーロ、落ち着いているという意味なのですが、「最近どう?」と聞かれてこう答えられたらいいな、と。背伸びしてもよいことはなかったので、取り繕うことなく、周りがよく見える状態を維持したいなと思っています。

| 「トランカスタイル」、いい言葉ですね。それを維持するために心がけていることはありますか?

よく眠って、よく食べて、よく笑うことでしょうか(笑)。あと、最近は「話す」ことの大切さを痛感しています。相手の言葉を通して自分の立ち位置が分かることがとても多いんですよね。自分からは見えない自分が分かる、これがすごく大切だな…と。

 | マルチな分野で、すべてプロとして活躍されていますから、「立ち位置の確認」は重要ですよね。

全力を尽くしても、実は空回りしているだけ…ということもありますからね(笑)。ベストを目指しながらも、「トランカスタイル」で行きたいですね。

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 | では、今後のビジョンをお聞かせください。

とても有り難いことに、最近は女優やモデルとしてのお仕事もいただいていますが、最近「自分はいろんなことを見聞きしながら学んでいくスタイルが性に合うんだな」と気付きました。本質を見失わなければ、少し脇道に入っても本来の道に戻れることも知りましたので、それならばあまり神経質にならずに豪快に歩きたいなあ、と(笑)。今後も、あちこちで拾った面白いものを音楽活動にフィードバックしていきたいなと思っています。

『Exhibitionism ‒ ザ・ローリング・ストーンズ展』

史上最強ロックバンドとして世界的人気を誇る「THE ROLLING STONES」の大規模な企画展。
世界を巡回しており、東京がアジア唯一の開催地となる。アート、 フィルム、写真、衣装、楽器、映像など、ここでしか見られないものが多数。

開催日程:2019年3月15日〜5月6日
会場:TOC五反田メッセ( JR山手線「五反田駅」 他)
チケット料金:前売り3,200円(税込)他
お問い合わせ TEL.0570-063-050

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シシド・カフカさん

『ザ・ローリング・ストーンズ展』アンバサダー。2012年『愛する覚悟』でデビュー、ドラムヴォーカルのスタイルで注目を浴びる。ミュージシャンとして活躍するほか、女優やモデル業など多方面に進出し、テレビドラマやCFにも多数出演。今後の予定は、幕張メッセ国際展示場で12月28日~31日まで行われる「COUNTDOWN JAPAN 18/19」 の12月29日(土)に出演予定。

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