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噂の「My First Cruise」を体験、コスタクルーズ社のクルーズ船に乗船取材!

噂の「My First Cruise」を体験、コスタクルーズ社のクルーズ船に乗船取材!

2018年10月25日 PR

優雅な休日を気軽に味わう日本語OKの大型客船クルーズ旅行

ハリウッド映画などのイメージから「お金持ちの特権」「長期の休みが取れる富裕層向け」というイメージが先行したが、最近はようやく誤解が解けてきたようだ。クルーズ旅行は、むしろカジュアルに非日常を愉しむもの。本来は億劫な移動時間そのものまで贅沢なひとときに置き換え、日程の隅々まで充電時間に充てるもの。欧米では当然のスタイルが日本にも浸透してきたのは喜ばしいことだ。

こうした人々の意識変化は、関係各社の啓蒙努力の賜物でもある。処女航海から今年で70周年を迎えたイタリアの「コスタクルーズ」では、「はじめてのクルーズを最高のクルーズに」をスローガンとする新コンセプト「マイ・ファースト・クルーズ」を宣言。その言葉の通り、船旅デビュー層も気軽に魅力を満喫できるプランを多数用意してくれている。

というわけで、今回はコスタクルーズが誇る人気大型客船「コスタ ネオロマンチカ」に本サイト編集スタッフが訪船。ウワサのクルーズ旅行の一端を体験してみた。

日本発着のクルーズツアーに本サイトスタッフが訪船取材!

1イタリアの大型客船コスタ ネオロマンチカの魅力とは?
ビズスタ編集部 訪船記

 舞台となったのは、クルーズ船のターミナル港である晴海埠頭だ。周囲は見慣れた風景だが、船上ではイタリア人を中心とした多国籍のクルーたちが出迎えてくれるので、東京都内ながらすでに海外のような雰囲気。船内の様子は事前に確認していたが、自分の目で眺めてみたかったのが、黄色い煙突が聳え立つプールデッキだ。

上の写真をご覧いただければ開放感がお分かりいただけると思うが、陽光と水面の反射光に包まれた船内は、どこもかしこも明るい雰囲気。それは、憧れてきたクルーズ船の優雅で豪華なイメージそのものだ。

プールサイドにはバーが設置されている。アルコールやソフトドリンクを自由に楽しめるのだが、このドリンク代もプラン料金にインクルードされているので、財布は不要だ。生ビールを受け取り手近なソファベッドに横たわると、出航後は寄港先でも船外に出ずプールデッキでチルアウトしたがるというゲストたちの気持ちがよく分かる。

しばらく寛いだら、客室へ。案内されたスイートキャビンでは、船の中とは思えない広さに圧倒される。実はここで気づいたのだが、船上ではまるで揺れを感じない。筆者は乗り物に強くないのだが、キャビンの快適さと併せて「これならしっかり眠れそうだ」と安心した。なお、室内のテーブルにはスパークリングワインが冷やされていて、特別なウェルカム感も満点。さっそく同行のカメラマンとバルコニーに出て乾杯と洒落込んでみる。

  • プールサイドにはバーが完備されているので、お好きなドリンクとともに日光浴を。
  • スイートキャビンの客室は、船の揺れを感じさせない。テーブルにはスパークリングワインが冷やされていた。

そうしているうちに、ランチタイムだ。メインダイニングの「ボッティチェッリ」では、前菜から好みの料理を自由に組み合わせてオーダーできる。このダイニングやブッフェレストランでの料理代金はすべて旅費に入っているので、ランチもディナーも手ぶらでOK。

ほかに三つ星シェフ監修の有料レストランもあるので、少し特別な食事に臨みたい時にはこちらもおすすめだ。なお、「美食」はこの船のハイライトのひとつで、複数のレストランでは和洋中、ステーキからハンバーガーまで豊富なメニューの数々が用意されている。1〜2週間前後のクルーズなら、飽きることはまずないだろう。

5前菜からメイン料理まで、好きな組み合わせでオーダーができるメインダイニング「ボッティチェッリ」。写真はマグロのステーキだ。

  • ブッフェレストラン「ジャルディーノ」。 2列に渡って豊富なメニューが用意されていた。
  • メインダイニング「ボッティチェッリ」の内観。 船内でも圧迫感とは無縁だ。

さて、海の上では、退屈どころか試してみたいことが多数。「自室」をはじめ、あらゆる空間が見惚れるほどのクオリティで、大袈裟でなく夢心地のひとときを満喫できるのだ。船内6か所に及ぶバー&ラウンジを筆頭に、プール&ジャグジーにスパ&サウナ、ジムにフィットネス、屋外ラウンジ。船内はヨーロッパの街をそのまま移築したかのような賑やかさだが、日本発着プランならもちろん日本語が通じるので、海外の街角よりもむしろ快適に過ごせてしまうのが凄い。

  • 船尾側にはジャグジーも。 非日常を味わうにはまさに最適なスポットだ。
  • 1日35ドルで利用できる「サラムスパ」(一部有料)。ホットストーンで横になりながら海を眺められる。 毎日でも良いが、最低でも1日は体験してほしい。

ディナーを終えたら、お待ちかねのエンタメタイムだ。船内には2つのショーラウンジがあるのだが、プロのパフォーマーによる華やかなショーからゲスト参加型のパーティや舞踏会、さらには映画の上映会など、多様なプログラムでゲストを歓迎してくれる。

夜も更けたら「ヴェローナ ワイン&チーズバー」でナイトライフを。専属ソムリエが選び抜いてくれるワインと本格チーズは、まるで都心の星付きレストランのように優雅な味わい。ここでも、コスタ ネオロマンチカが「海の上のイタリア」と激賞される理由が体感的に理解できる。

  • 壁一面にワインがずらりと並ぶ「ヴェローナ ワイン&チーズバー」。ワイン好きは毎日通ってしまうだろう。
  • かなり本格的なカジノ施設。 外国船ならではだ。
ゲストの姿で実感した「マイ・ファースト・クルーズ」

冒頭で紹介した通り近年は「誤解」が解けてはきたのだが、大型船でのクルーズツアーにはまだ敷居が高く感じる向きも少なくないだろう。つい尻込みしそうになる気持ちはよく分かるのだが、今回の訪船取材では「そんな心配は杞憂に過ぎないことにすぐに気付く」と改めて確信させられることになった。

個人的には、船の入り口に立った時点で、心配は霧散した。ゲストの多くは、母娘と思しきペアやリタイアメント世代の夫婦、子連れのファミリー客に若いカップルと客層もバラバラだが、とにかく誰もが笑顔なのだ。イタリア系の陽気なクルーたちを中心に、そこかしこで楽しげなハグを目にするので、つられて自分もリアクションが大きくなる。クルーと一瞬で仲よくなる子どもたちの姿を見るにつけ、「船の上では照れたりする必要がないのだな」と教えられた気分になった。

2目が合えば笑顔で「チャオ!」と陽気に声をかけてくれるクルーたちだった。

 前述の通り、コスタクルーズは「マイ・ファースト・クルーズ」というコンセプトを掲げているが、今回の体験ではこのフレーズが何度も頭の中でリフレインすることになった。大型のクルーズ船だからと言って無理に背伸びするような空気はなく、どちらかと言えば初めて訪れたテーマパークにいるようなリラックスした雰囲気。乗船すればそこは空と水平線の青一色で、ドレスコードなど気にせず、クルーもゲストも一緒になって非日常のサプライズに身を任せる…。なるほど、「マイ・ファースト・クルーズ」とはよく言ったものだと感心させられた。

食事・ドリンクまで代金に含まれるので、料金的にもお得感が高いクルーズツアー。割引プランも多いので、WEBをチェックの上、各旅行代理店まで問い合わせを。

 

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