2018年6月28日 PR
斬新なデザインに加えてマグネシウムやジュラルミン、トロガミドなどの先端素材を積極的に導入し、アイウェア界に新風を吹き込み続ける福井県鯖江市の国内メーカー「ボストンクラブ」。新作が発表されるたびに驚かされるが、またまた挑戦的なモデルがお目見えした。
今月、同社としては初の単独展示会が京都で開催される。京都と言えば、ボストンクラブを代表するブランド「ジャポニスム」の原点だが、シリーズが20周年を迎えた2016年に新たな素材探しをスタート。細く、軽く、しなやかというフレーム用の素材として白羽の矢が立ったのが、カーボンだった。と言っても、そこはボストンクラブのジャポニスム。ただのカーボンで済むわけがない。
京都には極めてユニークな素材メーカーがある。「有限会社フクオカ機業」は、115年の歴史を持つ老舗西陣織メーカーでありながら、西陣織の技術を活用しカーボン繊維を織り上げる「カーボン西陣織」を手がける唯一の工場。
単に珍しいだけでなく、国産高級車の内装にも採用されるほど、仕上がり品質も目をみはるレベルだ。
ほとんど素材マニアと化しているボストンクラブが、これを見逃すわけがない。というわけで、今回はそのカーボン西陣織の中でも「昼夜斜紋」というフクオカ機業オリジナルの柄を採用。カーボンでは最も束が少ないタイプを使うことで、面積の少ないアイウェアでも繊細な柄が表現できたのだ。
この「新素材」とのコラボモデルは、「ジャポニスム」ブランドの「プロジェクション」と「センス」の各シリーズから1型3色ずつ、計6バリエーションが用意される。西陣織の細やかで優美な模様をマットコートでさらに際立てる仕様となっており、黒一色にも関わらず圧倒的なデザイン性を誇る逸品へと仕上げられた。とにかく軽いのが特徴で、プロジェクション及びセンスそれぞれダミーレンズ込みで約21グラム/約14グラムという軽量化を実現している。
そしてもうひとつ、京都らしい素材として、産地のひとつである長岡京市で生産される京銘竹を用いたモデルも登場。こちらも、カーボン西陣織モデルと同様に、両シリーズで6バリエーションがラインナップされている。竹モデルはすでに同社がリリースしているが、今回はさらに一歩踏み込み、フレームのフロント部に使用する金属リムとの共存を実現。見慣れた円柱状の竹ではなく、木枠をかけてフラットな面を持つ四角柱の形状になるよう時間と手間を惜しまず育てている竹を使用し、京都の伝統素材を活かしたフレームデザインと使い込むほど増す風味を両立したのだ。
手に取ってみると、両者とも例によって新鮮な違和感が素晴らしい。「よくもここまでやるものだ」と感嘆のため息が出る出来と言えるだろう。チタンのニューモデルも合わせて、いずれも本サイトが更新される頃には下記の店頭に並んでいるはず。
フェア中の特典も両店舗にて実施しているので、足を運んで、ぜひ手に取って確認を。勢いを増す驚異の発想とデザイン力を堪能しよう。
GLOSS GINZA
東京都中央区銀座2-5-18 銀座白井ビル 1F・B1
TEL.03-5579-9890
営業時間/11:00〜20:00
※無休(年末年始を除く)
http://www.gloss-eyes.com/
BOSTON CLUB SHOP SABAE
福井県鯖江市三六町1-4-30
TEL.0778-52-0890
営業時間/10:00~19:00
※毎週水曜定休
http://www.bostonclub.co.jp/shop/
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2024年10月25日 発行
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