2018年4月26日 PR
オーストラリアの東に位置するフランス領ニューカレドニア。日本では森村桂氏の旅行記『天国にいちばん近い島』にちなんだ愛称の方が馴染み深いかもしれない。エメラルドグリーンに輝くニューカレドニアのラグーンは長さ約1600㎞、面積約2万3400㎢で、面積では世界最大。世界自然遺産にも認定されており、今年、10周年を迎えた。世界の5%ほどにあたる約1万5000種の海洋種が生息する豊かな生態系も魅力で、絶滅危惧種のジュゴンの生息数は世界第3位、ウミガメは世界第2位。ブラックマンタやクジラ、イルカなど、多種多様な海洋生物に出会える海としても評判が高い。
この島を訪れたら多彩なアクティビティも体験してみたい。シュノーケリング&ダイビングはもちろん、免許不要で楽しめるジェットスキー、カイトサーフィンなど、南半球が夏となる10月〜4月はマリンアクティビティに最適だ。
一方、5〜9月には山や森へ。馬場を抜け出て森や海岸を行くホーストレッキング、ラグーンビューも堪能できるゴルフやハイキング、カヌー&カヤックなど、ビーチリゾートのイメージとはひと味違う楽しみが用意されている。大人たちだけでなく小さな子どもも一緒に楽しめるから、家族旅行・親子三世代旅行にもうってつけだ。
さらにスポーツイベントも数多く、中でも8月26日に開催の「ニューカレドニア・モービル国際マラソン」には、世界各国からランナーが集う。今年は“公務員ランナー”で知られ、先日、ボストンマラソンで日本人31年ぶりの優勝という快挙を成し遂げた川内優輝選手が、招待選手として出場する。レースはフルマラソンからファン・ランまであり、初心者も上級者も幅広いランナーが出場可能。このチャンスに、美しい海を望む爽快なランニングを体感してみてはいかがだろう。
旅の滞在拠点となる首都ヌメアは、南太平洋のコート・ダジュールと称される美しい街並みが特徴。観光はもちろん、本国フランス仕込みの一流グルメも見逃せない。豊富な食材の中でもフランス政府の品質証明「クオリサート」の認定を受けた名物「天使のエビ」は絶品なので、ぜひ味わっておこう。
青く輝く海に白砂のビーチ、山や森などの大自然、そしてフランスならではのエスプリ漂う街や美食の数々。この島はまさに自分好みのスタイルでバカンスを満喫できる“天国”なのだ。
というわけで、現地で言えばオフシーズン、日本で言えばサマーバケーションにおすすめのニューカレドニア。南太平洋と聞くと、瞬時にはアクセス方法が思い浮かばないほど「別世界」だが、実は日本からも比較的出かけやすい立地と言えるのだ。日本と現地の時差は、わずか2時間。首都ヌメアまでは約8時間と、たとえばロンドンあたりと比べてもフライト時間は短い。また、ヌメアにはエアカランの直行便があり、成田には週に最大7便、関西空港には週2便が就航中。エアカランは正式には「エア・カレドニア・インターナショナル航空」と呼ばれるフランス領ニューカレドニアのフラッグキャリアで、成田への路線は今年3月で就航15周年を迎えた。
エアカランは、ニューカレドニアで過ごす休日の高揚感をさりげなく盛り上げてくれる。ロゴにも採用されている南国の象徴・ハイビスカスをあしらった尾翼には、きっと見覚えがおありの方も多いだろう。ラグーンと赤土の大地、そしてメラネシア文化の文様などを色彩豊かに表現した機体に、ラグーンブルーにイエローコーラルや固有種・南洋杉などを採り入れたインテリア。ビジネスクラスは「ハイビスカスクラス」と名付けられるなど、フランスらしいエスプリが効いたアイデアがそこかしこにちりばめられている。もちろん、機内食もフランス流だ。まず目を引くのが、ワインやシャンパン、リキュールなどアルコール類の充実だ。特にシェフ自身が厳選しているというフランスワインのセレクションは本国からバカンスに訪れるセレブリティたちからも絶賛を浴びるレベルとか。食事の方も本場のフレンチがベースだが、南国ニューカレドニアならではの食材もたっぷりと使われているそうなので、フライトの際はぜひ注目したい。
さて、現地ニューカレドニアは、前述の通り年間を通してアクティビティが豊富な島。自然に荷物がかさみがちだが、エアカランでは、事前に申請すれば通常の無料受託手荷物に追加でスポーツ用品を1つ預かってもらえる無料サービスが用意されている※1。ダイビングやゴルフなどは愛用品を使いたい場面も多いはずなので、こちらもぜひ覚えておきたい情報だ。
知れば知るほど楽しみが増す南の楽園、ニューカレドニア。家族旅行でも気軽に出かけられるよう配慮されたお得なツアーも充実しているので、せひチェックを。
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2024年10月25日 発行
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