2024年1月31日 PR
キャンプや登山、ドライブにサーフィン。男性が楽しむ趣味やスポーツは、昔も今も「道具選び」の愉しみが付き物。プロフェッショナルや記録重視のアスリートなら機能性の追求に特化するところだが、最近流行りの「エンジョイ勢」ならデザインや快適性を優先したくなるものだ。
フィッシングなら釣り竿、ドライブならステアリング。そして、ゴルフならもちろんドライバーとアイアン。握ってワクワクし、眺めてウットリできるかどうか。クラブ選びはメンタルにも影響するだけに、スペックに惑わされないように心がけたいものだ。
兵庫県姫路市に本社を構える株式会社エヴァンジェリストジャパン。社名にはあまり耳馴染みが薄いかも知れないが、クラブ選びを積極的に楽しむゴルフファンならこのブランド名はご存じだろう。『バルド』のデザイン開発は、同社代表の梅本伸昌氏が自ら務めている。ズバリ「大人のゴルフのための道具」をコンセプトとするクラブづくりは、同氏の熱い想いがそのまま反映されている。
一般的に、ゴルフクラブは飛距離などの数値の向上・改善を主目的に開発される。バルドももちろん科学的なアプローチを行ってはいるが、梅本氏はそれ以上にデータでは表しにくい部分を重視しているという。それは打った瞬間の手応えであったり、プレーへのモチベーションを刺激するデザイン性であったり、所有することの満足感であったり。ゴルフの豊かさ、面白さに深く分け入ることができ、スコアアップと同時に「身体に馴染む」歓びを体験できるクラブということになる。
バルドは毎年、新作モデルを発表し続けているが、ここにも大きな特色がある。ドライバーやアイアンのみならず、何とゴルフクラブ全種を刷新し続けているというから驚きだ。新製品の登場を毎年の恒例行事として楽しみにできるわけだが、「必ず前作を上回るモデルを出す」(梅本氏)ことを課しているというので、我々も要望の出し甲斐がある。ファンを必ず満足させるという約束は相当なプレッシャーとなるはずだが、毎年実現し続けているのは情熱の産物以外の何物でもない。
そして、今年も約束が果たされた。先週の16日に発売されたばかりのアイアン、そして来月3日に控えるドライバーと、2024年モデルが登場するのだ。
まずは間もなくお目見えとなるドライバーから紹介しよう。今回は「GT」シリーズの3種類がリリースされる。何はともあれ試打してみると、まず打感と打球音のよさが強く印象に残る。飛距離云々の前に、ボールを打つたびに耳に届くカラッと乾いた気分爽快なサウンドは、まさに数値化できない部分のひとつ。思わず「もっと響かせたい」と感じる心地よい音も、スコアアップの契機と成り得る重要な要素だ。
さて、1本ずつ見ていこう。GT1の特徴は、ルール上限にあたる460ccがトレンドのヘッド容積を420ccにまで削っている点だ。「ベテランは大型ヘッドが振りづらいと感じている人が多い」という顧客データをもとに開発されたもので、ゴルフ歴が長い彼らはフェースに当てる技術も高いため、フルサイズよりも小型ヘッドの方が飛ばしやすいという声が多いのだそうだ。打ってみるとドローとフェードの打ち分けが容易で、操作性は高そうに感じた。
一方のGT2とGT3は、ともに460ccのフルサイズ。ディープフェースとシャローフェースのバリエーションなので、好みで選ぶことができる。有効打点距離が長いGT2はロースピンのボールを飛ばしやすく、パワーに自信があるプレーヤーには飛距離アップに直結する強力な武器となるだろう。対するシャローフェースのGT3は、ディープフェースに比べて重心が低く深いため、ヘッドスピードがさほど早くなくても安定してボールを上げられる。若いパワーヒッターに対抗したいベテランプレーヤーに最適だが、同時にゴルフ入門者にもおすすめできるドライバーだ。
先行して発売されたアイアンは、4モデルをラインナップ。特に注目したいのはバルド初となる2つのモデル、ポケットキャビティと中空タイプのアイアンだ。
ポケットキャビティのボディは、軟鉄精密鍛造という製法で造られている。そこに特殊な熱処理を施したフェースを溶接するのだが、温度によって硬度が変わるので、最もフィーリングのよい加減を探す研究が開発の焦点となったそうだ。気の遠くなるような試験を重ね、「ここがベスト」と判断した結果が最終製品に反映されているわけだ。これまで以上に容易に飛距離を出せるため、ひとつ上に進みたい初級者や中級者に適したアイアンと言えそうだ。
中空アイアンのAIRも製造方法は同様なのだが、中心が空洞で中に軽量フォームが注入されている。試打してみると打感が柔らかく、後方の比重の大きい分だけヘッドの挙動が安定しやすいという中空の特長がそのまま味わえる印象。ポケットキャビティ以上に扱いが易しいモデルだが、見た目はマッスルバックと見分けが付かない硬派なデザインなので、抵抗なく移行できるはすだ。
あとの2タイプは、マッスルキャビティとディープキャビティ。両者とも軟鉄精密鍛造のバックフェイスを削り出したモデルだ。
マッスルキャビティはヘッドのサイズがやや小さく、難易度も少し高め。プロも納得するツアーシェイプで、競技志向のアイアンと言える。一方のディープキャビティは、もう少し扱いやすさを重視。重心位置がさらにセンター寄りとなっており、確かな打感を得られるとともに飛距離がバラつきにくいよう改善されている。
実際に振ってみると分かるが、打音や打感が気持ちを盛り上げてくれるので、「もっと強く当てたい」「もっと大胆に振りたい」という欲求が自然に膨らむのは特筆ものだ。細かい数値の比較も大切だが、それ以上に「愛用する理由」を具体的に言語化できるバルドの新作。選んだ自分を褒めたくなるクラブに仕上がっているので、ぜひお試しを。
株式会社 EVANGELIST JAPAN
兵庫県姫路市中地南町82-1
TEL.079-269-8572
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2024年10月25日 発行
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