2023年8月25日 PR
グリーンの狙った場所でボールを止めるためには、スピン量や打ち出し角が大切。特に真新しい話でもないが、弾道計測器が普及した近年は、もうひとつ重要な要素が明らかになった。それは、落下角。というわけで先月20日、「ボールがグリーンに落ちる時の角度」という新たな視点を携えて、フジクラコンポジットから注目に値するアイアン用シャフト登場したので、ご紹介しよう。
『フジクラシャフト』と言えば、今年で50周年を迎えた国内シャフトメーカーの雄。プロツアーでも高いシェアを誇り、特に2014年以降の国内女子ツアーでは使用率トップを記録する※など、近年とみに評価を高めている老舗ブランドだ。
十分な飛距離を確保しつつ、理想的な高さでグリーンに運び、狙い通りにボールを落とす。『トラヴィル』は、件の落下角にフォーカスした最新のアイアンシャフトだ。ツアープロの間では当然の戦略ということで、それをよりスムーズに楽に実現するために開発はスタートした。ということで、開発過程の試打や評価には、もちろん男女のプロたちが濃厚に関わっている。
開発の焦点は「もっと上から狙える」こと。グリーンに落ちる時の落下角度が大きくなればなるほどボールが転がりにくくなり、止まる力が働きやすくなるからだ。この目的を達成する上でポイントになるのが、同社独自の技術となる。
フジクラシャフトと言えば、多くのゴルファーが反射的に「MCIシャ
フト」を思い浮かべるだろう。フジクラMCIは、先端部分の内部に金属を合成することで、カーボンのしなやかさと理想の剛性分布を両立させた革新的なアイアンシャフト。加えて、今回の開発では落下角を稼ぐために手元の剛性を抑え、シャフトに「粘り」を生み出す設計を採用しているという。また、シャフトの全長にゴム層が組み込まれており、「しなり戻り」を敢えて抑えることでプロが求めるフィーリングを確保。ゴムは振動減衰性を備えるため、打感をクリアに感じやすいのだそうだ。
その打感はグッと柔らかくなり、ボールが上がりやすく、落下角もつきやすい。結果的に、トラヴィルは我ら一般ゴルファーでも性能差を体感できるレベルへと仕上げられた。球筋が明確に変わり、不得意な番手でも自然に打てようになる、一歩進んだメタルコンポジットアイアン。高弾道で、最高到達点からポトンと着地し、スピンで止まる球を打てるアイアンの魅力、さっそく試打から。
藤倉コンポジット株式会社
東京都江東区有明3-5-7 TOCイーストタワー 10F
TEL 03-3527-8111
https://www.fujikurashaft.jp/
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2024年10月25日 発行
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