2020年7月30日 PR
カクテル「モヒート」のベースとしておなじみのラムは、ジン、ウォッカ、テキーラと並ぶ世界4大スピリッツのひとつ。カラメルのようなほろ苦い甘みとねっとりとした甘い香りが特徴で、世界に4万銘柄もあると言われる。
今、欧米では、ウイスキーの代わりに熟成を重ねたエイジド・ラムがリバイバルで、再び注目を集めているという。世界のラム市場は2011年にピークを迎え、その後、若干減少傾向となったが、近年は売上も回復。特に注目すべきはその販売金額で、販売数は減少しているにも関わらず、15年前に比べて倍以上も売り上げているのだ。特にヨーロッパでは低価格ラムの消費は減少し、伝統的な製法の高品質ブランドが求められる傾向にある。そんな消費者の期待に応えるべく、造り手も一層、原料や産地、製造法にこだわり、豊かな味わいと深みのある上質のラムを世に送り出している。
今や世界中で作られるラムだが、起源はサトウキビの一大産地、カリブ海に浮かぶ西インド諸島だ。そのカリブ海に面する中米ニカラグアに、130年の歴史を持つラム造りの名家がある。1890年、イタリアの若い冒険家アルフレド・フランシスコ・ペラスカネッサは、ニカラグアで最も高く、活発な火山であるサンクリストバル火山の麓に、蒸留所に最適な場所を発見した。
それが、現在も続く「フロール・デ・カーニャ」の始まりだ。 130年の歴史の中で、飛行機事故、内戦、国有化、ハイパーインフレ、火災、地震、火山噴火など、あらゆる困難に直面してきたが、その逆境を克服し、現在も一族の5代目が継承。一族の絆によって守り継がれた熟練の技により、完璧なプレミアム・ラムが作り続けられている。
ブランド名のフロール・デ・カーニャとは、スペイン語で「サトウキビの花」を意味する。ニカラグアは、火山性の灰を多量に含む肥沃な土壌に恵まれており、広大な自社サトウキビ農園では、最高品質のサトウキビが豊かに育まれている。11月の乾燥期に刈り取ったサトウキビの糖蜜を原料に、ミネラルを豊富に含んだ地下水を利用し、地球環境にも配慮した100%再生可能エネルギーで蒸留。砂糖や添加物を一切使わず、バーボン樽の中で自然熟成させる。地域特有の温暖な火山性気候によってゆっくり熟成されたラムは、樽の成分とほどよく溶け合い、深みのある味わいに仕上がる。
また、フロール・デ・カーニャは世界で最も多くの賞を受賞しているブランドの一つ。特筆すべきは、最高位とされるロンドンで開催されたインターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティションで「グローバル・ラム・プロデューサー・オブ・ザ・イヤー」を受賞し、世界中で高い評価を受けたことだ。 熟成年数の違いで愉しみ方も様々だが、熟成樽の中で12年の歳月をかけて生み出されるナチュラル・プレミアム・ラムフロール・デ・カーニャ〈 年〉は、複雑で豊かな余韻が長く続き、口当たりも滑らか。味わいはダークチョコレート、カラメル、ローストナッツを感じ、フィニッシュにはバニラや焼いたようなオーク樽の余韻を残す。カクテルのベースやコーラ割り、ストレート、ロックで飲んでも至福のひと時を約束してくれるだろう。自然由来の優しい甘さと豊かな香りを纏うラム、その深い眠りの深淵を味わってみてはいかがだろう。
※お酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁止されています。
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2024年09月27日 発行
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