働く男のライフスタイル情報誌「Biz Life Style(ビズスタ)」

醤油発祥の歴史薫るまち、湯浅町を旅する。

2021年7月29日 PR

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古き良き伝統のまち
湯浅町を訪ねて

「醤油醸造の発祥の地」として日本遺産にも登録されている和歌山県湯浅町。

紀伊半島の中部西岸に位置し、穏やかな入江と美しい海岸線に囲まれた風光明媚な町だ。その歴史も古く、熊野古道の宿場町として栄えたことでも知られる。

唯一、熊野古道が市街地を通る湯浅町は、商業都市として発展を遂げた。鎌倉時代、中国の宋で修行を積んだ高僧が「金山寺味噌」を日本に伝え、水がよく味噌づくりに適した風土の湯浅に醸造法が広まった。その金山寺味噌から生まれたのが、現在の醤油と言われている。

湯浅町を訪れると、重厚な瓦屋根、白壁の土蔵、格子戸や虫籠窓など、まるでタイムスリップしたかのよう。江戸末期の建物がそのまま残る東西約400メートル、南北約280メートル一帯は、文化庁から「重要伝統的建造物群保存地区」に選ばれた由緒ある町並みだ。

• 「重要伝統的建造物群保存地区」にも選定された歴史ある町並み 創業時から変わらない醸造法で湯浅の味を守り続けている「角長」
• 山間の緑に囲まれた紀州忍びの湯「二ノ丸温泉」 目の前に流れる山田川のせせらぎと四季折々の風景に癒される
• まるまる一棟貸し、フルオーシャンビューの「すはらシーサイドハウス」 ボードの上に立ちパドルを漕いで水面を進む今注目のSUPも楽しめる

そんな湯浅町を散策するなら、JR湯浅駅を出てすぐのところにあるレンタサイクルの利用が便利。また、湯浅についてもっと知りたければ、湯浅を愛し湯浅について深い知識を持つ、ガイド協会の語り部さんと歩くのも楽しい。建築物の歴史や暮らしの逸話を聞きながら歩けば、より思い出深い旅となるだろう。

そして、湯浅に来たら一度は食べてほしいのが、湯浅醤油をきかせた「しらす丼」。おしゃれなカフェも多いのでスイーツを堪能するのもいいだろう。

宿泊の際は、保存地区に佇む築150年の古民家を改築した貸切り宿「千山庵」に泊まることも可能だ。土間や吹き抜け、天窓のある重厚な家屋で、歴史や趣を感じながら宿泊そのものを楽しめる。

湯浅の自然に培われた
美味しい恵みを食卓に

緑豊かな山や海に囲まれた湯浅町は美味しい食材の宝庫。ふるさと納税返礼品にも旬の味覚が多彩に用意されている。

海に臨む温暖な気候と太陽光に恵まれた湯浅は、和歌山県でも有数の柑橘類の生産地。ミネラルを含んだ潮風が、芳醇な果実を育てる。中でも、南向きの段々畑で栽培された完熟の有田みかんは、秋・冬のおすすめ返礼品のひとつ。高品質で味が濃く、バランスの良い甘さが人気だ。

醤油のルーツとなった金山寺味噌は、調味料として使うのではなく、おかずとして食べる味噌。材料は全て国産を使用しており、甘辛い味わいがご飯によく合うと共に、キュウリなどの生野菜や焼き魚、焼き肉につけてもおいしく食べられる。

また、和歌山の魚(サンマは北海道産)を、紀州南高梅の梅干しをつけた後の塩で製造した干物と、湯浅醤油を使った味醂干しなどがセットになった干物セットも定評がある。サバやアジ、鯛、サンマ、太刀魚などバリエーションも豊富だ。

そんな湯浅町では、ふるさと納税の返礼品に、これまでの特産品に加え、町内での食事や宿泊、買物で使える「電子感謝券」を発行している。現地でしか味わえない町の魅力やグルメを堪能しに、ぜひ訪ねてみてはいかがだろう。

 

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