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不動産×金融の力で社会の課題に立ち向かう。

不動産×金融の力で社会の課題に立ち向かう。

2020年5月28日 PR

新しい金融の形を模索するフィナンシャルドゥ

古田敦也さんでおなじみのハウスドゥ!グループ。グループ内に金融事業を担うフィナンシャルドゥという会社がある。多くの人が資金繰りに悩む今こそ、必要とされるのが金融のパワーだ。しかし、銀行にお金を借りようとすると審査に時間がかかったり、条件が厳しかったりで、本当に必要な人になかなかお金が流れていかない。

こうした日本の金融システムの課題をなんとか解決し、社会の役に立ちたい。そんな熱い志を持っているのが、フィナンシャルドゥである。この4月、その代表取締役に就任したばかりの小川晋吾氏にお話を伺った。

不動産査定の能力を活かしてお金の流れを円滑に

「弊社の仕事は、ひとことで言うと『お家が財布になる』というものですね。ハウスドゥ!グループの不動産ネットワークを活かし、不動産の価値を最大限に評価した上でお金に換える役割を担っています。

具体的に言うと、不動産を担保にご融資を行う『不動産担保ローン』、ご自宅を担保にご融資の保証をさせていただき、ご本人はそこに住み続けられる『リバースモーゲージ』、他の金融機関と連携し、不動産の担保評価をもとに事業用資金のご融資を保証する『事業性融資』、事業用不動産を買い取ることで資金をご提供しながらリース契約で同じ物件を使い続けていただける『アセット・リースバック』などです」。

-同社は、「金融システムの非効率を解消し、日本経済活性化に貢献する」ということを方針として掲げている。

「『金融は経済の血液』と言われますが、今の日本は血液が潤滑に流れているとはいえない。特に今、コロナ・ショックで経済が停滞していますが、こんな時こそ人もお金も動かさなくてはいけないと思うんです。しかし、銀行などの金融機関はしっかりした信用がなければお金を貸すわけにはいかないですよね。そんな時、我々が不動産の価値によって保証することで資金を借りられるようにしたり、直接ご融資したりすることでお金がスムーズに流れていきます。

また、例えば高齢者の中には『不動産はあるけどお金がない』という方がけっこういらっしゃいます。しかし高齢になるとカードが作れなかったり、ローンが組めなかったりすることが多い。そこで有効なのがリバースモーゲージですね。ご自宅に住み続けながら、ご自宅を担保に融資を受けられるのですが、これを利用する際もやはり不動産の評価が必要になる。そこのお役に立てるのが当社になります」。

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スピード力・広範囲対応力・提案力で融資の悩みに応える

-こういった役割を担う会社として、同社が強みとしているのがまずスピードである。

「最短3営業日で不動産評価と不動産価格に準拠した融資判断を行うことができます。ただスピードに関しては、私はまだまだ不満で、『必要書類が多い』というお声もある中で改善を進めているところです」。

-今後は、不動産査定アプリなどの新しいテクノロジーを取り入れ、手続きをもっとスピーディにしていくという。

「ただし、お客様のご相談を受ける時はあくまでもアナログで。きちんとお会いしてお話をお聞きするからこそ、お気持ちを汲み取ったり、状況を察することができる。そこはこれからも大切にしたいと思います」。

-また、ハウスドゥ!グループならではの「広範囲対応力」も同社の特徴だ。

「現在、全国にハウスドゥ!加盟店が約640店舗あり、2025年までには1000店まで増やしていく予定です。そこを窓口として我々にご相談いただくこともできます。沖縄のお客様に、現地にいながら当社にご相談いただいたこともあるんですよ」。

-いろいろな融資を組み合わせて提案できるのも強みだとか。いったん不動産担保ローンで融資をした後、不動産を2つに分け、一方は売却、一方はリバースモーゲージにすることで返済の負担を減らしたこともあったという。不動産仲介会社のグループだからこそできることも多い。

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「ただ、どうしても金利は高くなってしまうので、当社は緊急事態のレスキューであって、長く借りていただくものではないと思っています。我々がいったんお役に立ったあと、1~2年経って銀行や信金からの融資にステップアップしていただく。銀行・信金が大学なら、当社は予備校みたいな存在ですね」。

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もっと気軽に相談してもらえる環境づくりがこれからの課題

-また、日々いただくお客様からの厳しい意見にも積極的に耳を傾け、改善に努めることで進化していこうとしている同社。

例えば「少額の融資を希望しているが、300万円からしかない」という不満の声がお客様から上がった。これには、リバースモーゲージを提案することで解決。実はリバースモーゲージは少額借りたい人に非常に便利だという。普通は1千万円などまとめて借りると、利息も1千万円分払わなくてはならないが、リバースモーゲージなら例えば借りられる枠だけ1千万円に決め、必要な金額だけを借りて利息もその分だけしか発生しないのだそうだ。

また、「振込での返済が手間だ」というお客様には、口座引き落としにすることで対応予定。「物件の評価が厳しくて必要額に満たない」という方には、物件のいい部分を見直したり、融資期間の短縮で対応した。「金利が高い」という声には対応の素早さ、融資枠を多くとれるなどの利点があること、その分リスクを負って融資を実行していることを理解していただくことに尽力した。

「こうした厳しい声を聴き、ご期待に応えるために、もっと密にコミュニケーションをとらなくてはいけないと痛感しています。でもお客様からすると、お金を借りている会社に悩みを相談するというのはなかなかハードルが高い。そのハードルを下げるために、もっと気軽に相談できる環境やツールを創り上げないといけないと考えています」。

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後方支援を強化し、保証業務のプラットフォーム企業へ

-最後にこれからのビジョンについて聞いた。

「まず、『貸金から保証へ』。我々の一番の強みは、やはり不動産を時価で評価できることです。全国にハウスドゥ!の加盟店がありますので、どこの不動産がどのくらいで売買されているのかすぐわかる。ですから直接お客様にご融資するより、他の金融機関がお客様にご融資される際の後方支援、つまり不動産価値を通じての保証に特化した方がお役に立てるのではないかと考えています」。

-またこれから高齢化社会を迎える日本においては、高齢者への金融サービスの充実も必須だ。

「高齢者支援という意味では、先ほどのリバースモーゲージもそうですね。ただ、ご自宅に住み続けたいという方もいらっしゃれば、戸建てから駅近のマンションに住み替えたいという方もいらっしゃる。そういった場合は住み替えの資金のご融資とともに、グループの力を活かして移転先を探すサポートなども行っています」。

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-なお、リバースモーゲージを利用している65歳以上の方には、家族に代わって毎日電話をかける「安心コールサービス」を無料で行っているという。体調や外部とのコミュニケーション不足に不安を感じる方を、少しでもサポートしようという取り組みだ。

「さらにリバースモーゲージの促進は、将来、住み手がいなくなった住宅をグループ会社が販売・処分することで、空き家問題の解決、中古住宅市場活性化にもつながると考えています」。

在留外国人のニーズにも応え、世界的な社会貢献も視野に

-ますます増えていきそうな「インバウンド需要」もこれからのキーワードだという。

「日本の人口が減っていく中で、在留外国人の力がますます必要になってきます。その中で我々は、日本のよさを世界に発信し、『日本に住みたい』、『日本で不動産を買いたい』という方をサポートする役割を担っていきたい。そうすることで、日本経済をよくすることにつながるのではないかと考えています」。

-在留外国人はなかなかローンを組むことができず、長年日本で働き、子どもが学校に通う年齢になっていても家が買えないことも多い。そんな時の融資にも同社は力を入れる。

「また、不動産の活用法として、民泊のご提案をすることもあります。そうやって外国の方に使っていただき、気に入っていただけば将来の購入にもつながる。こういったこともインバウンド需要に対応する取り組みの一つですね」。

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-同社が実行するさまざまな試みは、いずれ国外にもその情報を発信し、「世界が対面している経済や貧困などの問題解決の一助になりたい」という夢を語る小川氏。SDGsなど世界的な取り組みにも関わりながら、社会の一員として発展していきたいという。

目先の利益だけでなく、社会貢献という大きな目標を持つフィナンシャルドゥに、これからの金融機関のあるべき姿を見た気がした。


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フィナンシャルドゥ

【大阪本社】
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TEL/0120-111-770

【東京支店】
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受付時間/9:00〜17:30(年末年始を除く)             https://www.financialdo.co.jp/

貸金業者登録番号  近畿財務局長(1)第00818号
金融商品取引業 近畿財務局長(金商)第402号(第二種金商業、助言・代理業)

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