2022年7月28日 PR
(撮影:西木義和)
1972年、鬼才ボブ・フォッシーによる演出・振付で誕生したミュージカル『ピピン』。
ローマ帝国を舞台に、王子ピピンが人生の目的を探し求めて旅に出る物語だ。
その後長い年月を経て2013年、シルク・ドゥ・ソレイユ出身のアーティストが手を加えた、斬新でエキサイティングな新演出が世界中を驚かせた。
日本では2019年に上演され、大絶賛を受けたこの舞台が今夏、再演される。
新たな主演に抜擢された森崎ウィンさんに、本作への思いを伺った。
―初演時は自らチケットを購入して観劇されたという森崎さんですが、この作品の見どころは?
ミュージカルという概念を大幅に超えた、総合エンターテインメントの最高峰ですね。初めて観た時は「こんなエンターテインメントがあるんだ!」と興奮、感動しました。
ドキドキハラハラさせられるし、マジックもあって「どうなっているんだろう?」と考えようとしたらもう次のシーン。その一方で、ストーリーでも考えさせられるものがあって。
普通の幸せを求めて田舎町を出たピピンに自分を重ね合わせたり、時を忘れるほど入り込んで「これは今までに味わったことのない感触だな」と。ミュージカルを観たことのない方にもおすすめです。
―ピピンへの出演が決定した時の心境は?
日本初演のピピンを観に行き、その感動をずっと覚えている中で、出演が決定した時は、本当にびっくりしました。と同時に、すごく嬉しかったです。
初演を観た時、正直「やりたい」と思ったんです。だから、もしかしたらこの主演は自分の思いが引き寄せたのかもしれないと思っていて。
でも初演が素晴らしかった分、だんだんと緊張感やプレッシャーを感じてきてもいます。
―王子ピピンの壮大な物語が展開され、戦争の話も出てきますが、ストーリーに対する思いは?
自分探しの話だけじゃなく、歴史上のいろんなことも背景に散りばめられていて、ストーリーの楽しみ方はたくさんあると思います。
戦争の話もあり、「今こうしているうちにもいろんなことが世界で起きているんだ」と考えさせられる瞬間も多いですね。
―ピピンという役に共感するのはどんな部分ですか?
僕も、自分探しは常にしています。いろんな作品に出会い、新たな物語や知識と触れ合うことで刺激をもらったり、考え方が変わっていく。
「こうなりたい」と思っていても、実際そこに到達したらまた違うものが見えてくる。目指していたつもりのものがいつの間にか変わっていたり、時間とともに常に自分探しをしている状態です。
―最後に、舞台を楽しみにされているお客様と読者にメッセージをお願いします。
正直、二代目ピピンをやるというプレッシャーはあります。だけど本当に好きな作品なので、それを伝える一員として携わることができるのは本当に誇らしく、喜びも大きいです。
超えなきゃいけないこともたくさんありますが、それ以前に純粋に舞台が楽しみです。自分に準備できることは全てやって、観に来てくださる方々に、自分が感じたような感動をお届けできるよう頑張りたいと思います。
やっと劇場に足を運べるようになったので、皆さんにぜひこの作品を受け取ってもらえたらうれしいです。
2018 年に公開されたスティーヴン・スピルバーグ監督の新作「レディ・プレイヤー1」で主要キャストに抜擢され、ハリウッドデビューを果たす。その後も数多くの映画やドラマに出演し、2020年に映画「蜜蜂と遠雷」で第43回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。また、主演を務めた連続ドラマ「本気のしるし」の劇場版は第73回カンヌ国際映画祭「Official Selection2020」作品に選出された。同年、アーティストとしても世界進出を掲げ“MORISAKI WIN”としてメジャーデビュー。2018年より母国ミャンマーで観光大使を務め、現地でもドラマの主演やCM に数多く出演している。
■2022年9月23日(金・祝)〜9月27日(火)オリックス劇場
マチネ(昼公演)…S席/¥13,500 A席/¥9,500 B席/¥7,500
ソワレ(夜公演)…S席/¥12,500 A席/¥8,500 B席/¥6,500
(税込・全席指定 未就学児入場不可)
出演:森崎ウィン、Crystal Kay(クリスタル ケイ)、今井清隆、霧矢大夢、
愛加あゆ、岡田亮輔、中尾ミエ(W キャスト)/前田美波里(W キャスト)、
高畑遼大(W キャスト)/生出真太郎(W キャスト) ほか
公演詳細はコチラ
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2024年09月27日 発行
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