2019年7月25日 PR
東北と東京を舞台に過酷な運命を生きる2人の若者と、彼らと巡り合わせた人々の人生を描いた感動作「連続ドラマW そして、生きる」が8月4日(日)、WOWOWにて放映される。主役・瞳子を演じた有村架純さんに、作品に対する想いを伺った。
―岡田惠和さんとのタッグは今回で5作目ですが、岡田さんの脚本の印象は?
岡田さんの脚本は、人の痛みと幸せが絶妙のバランスで成り立ち、誰もが感じたことのある繊細なラインの感情を突く。そして、毎回違う自分を引き出してくださる脚本、キャラクターに愛情をひしひしと感じます。
―今回の脚本を読まれた時の感想はいかがでしたか?
主人公の瞳子が17歳の時からの約10年間を描いた作品で、ラブストーリーというより、どちらかというとヒューマンストーリー。壮大な人生の物語を私が演じさせていただくということで、役と一緒に私も大人に成長させてくれるような脚本なのかなと感じました。
―主人公についてはいかがでしたか?
私が演じた生田瞳子はすごく男前な性格で、決断力があって曖昧なことが嫌い。素直じゃなくて表にはあまり出さないけど、しっかりいろいろなことを考えて、選択をしながら生きていく子です。小さい頃に両親を亡くし、甘えられる人がいない環境で育っているから、自分で決めて生きていくのが当たり前なんですね。私はこのお仕事を始めるまでは周りに身を任せて生きてきたタイプだったので、瞳子はすごいなと尊敬してしまいました。
―共感する部分はありましたか?
「自分で決めたのだからそれを受け入れて生きていく」という姿勢には共感しました。私もどちらかというと「自分で決めたからどういう結果になってもしょうがない」と思うタイプなので。
―岡田さんは「毎回違う自分を引き出してくださる」とおっしゃっていましたが、今回はどの部分が違いましたか?
瞳子がいろんな困難を乗り越えて大人になっていく様子をちゃんと描けたらと思い、ちょっとずつお芝居を変えたりしています。また、監督や作品の趣旨としてはドキュメンタリーっぽく撮りたいということがあったので、計算しすぎないよう、台本はあまり読みませんでした。セリフはもちろん頭には入れますが、感情の流れを把握したらお芝居の中でどんどん自分を変化させていけたらいいなと思って。
―今回、東日本大震災というのが一つのポイントにもなっていますが、演じられていて震災への想いは?
8年経った今でも復興作業は行われていますし、まだまだ復興に向けて頑張っている方々がいらっしゃる。少しでも東北への思いをドラマで伝えていければ、またドラマを見ることで東北に思いを馳せてくださる方がたくさんいたらいいなと思いながら演じていました。
―最後に、読者の方々へのメッセージをお願いします。
このドラマのタイトルは、「生きる」じゃなくて「そして、生きる」。「そして」の前文って何だろうと。地球の人々には何億通りの人生があって、誰も同じ人生を歩んでいる人はいないし、境遇も違う。そんな中、何かのために生きる。どんな困難があっても、誰かのために生きる。観てくださる方々の「そして、生きる」人生に少しでも響くものがあるよう精一杯私も役を生きていますので、ぜひ楽しみにしていてください。
連続ドラマW そして、生きる
8月4日(日)スタート(全6話)[第1話無料放送]
毎週日曜 夜10時より WOWOWプライムにて放送
脚本:岡田惠和 監督:月川翔
出演:有村架純 坂口健太郎 知英 岡山天音 萩原聖人 光石研 南果歩 ほか
STORY
3歳の時に交通事故で両親を亡くした生田瞳子(有村架純)は、盛岡で理髪店を営む伯父に引き取られる。天真爛漫に育った瞳子は、時に地元のアイドルとして活躍することもあり、いつしか女優を志すようになっていた。そして、19歳になった瞳子は、東京で開催されるオーディションに覚悟をもって挑もうとするが、本番前日の2011年3月11日、東日本大震災が起きる。その年の秋―。瞳子はカフェで一緒に働いている韓国人のハン(知英)とともに、気仙沼でのボランティア活動に参加する。瞳子はそこで、学生ボランティア団体の運営メンバーである東京の大学生・清水清隆(坂口健太郎)と出会う。穏やかで整然と現場を取り仕切る清隆だったが、瞳子はなぜか彼のほほえみに違和感を覚えていた。清隆自身もまた過酷な運命を背負っていることを、瞳子は知る由もなかった。そして気仙沼での日々をともに過ごした瞳子と清隆はいつしか互いに特別な感情を抱いていく―。特設サイト:https://www.wowow.co.jp/dramaw/ikiru/
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