2017年9月28日 PR
7月末に国土交通省が発表した「新設住宅着工戸数」によれば、分譲戸建住宅の着工件数は20か月連続で増加中とか。また、新築マンションも価格上昇傾向にあり、東京五輪を前にいよいよ盛り上がってきた…といった趣だろうか。
関西でも、活況と言ってよい状態にある。近畿2府4県の新規供給戸数は前年同月比で3割近く増えているというデータも。最近、都市部で増えているタワーマンションの好影響もあるのだろう。価格の上昇は気になるものの、これから新しい住まいの購入を考える層にとっては、立地選びの追い風となってくれそうだ。
最近の不動産広告をボンヤリと眺めていると、時おり「こんなところに物件が出たのか」と眠気が吹き飛ぶことがある。無意識に「高嶺の花」と諦めていたような場所で、しかも新築マンション。中には、文字通り羨望の地と呼べるような立地の物件があったりもする。
考えてみれば、高度経済成長に沸いていたのは、もう半世紀も前のこと。建物の老朽化が進めば、建て替えの時期を迎えるのも当然の話だ。つまり、これまではチャンスに恵まれなかったとしても、今後もそうとは限らない…ということになる。
私たちの常識は時代によって刷新されていくものではあるが、特に不動産は人生で最大の買い物となるだけに、先入観を改めておきたい。たとえば、「都心部への近さを選ぶなら、自然感に満ちた生活環境は諦めなければならない」という固定観念。あるいは、「豊かな歴史を保全する地区で集合住宅を望むのは難しい」という思い込み。こうした「自分の常識」を脱ぎ捨てれば、もしかしたら、温めてきた住まいの夢が現実になるかもしれないのだ。
諦めなければ、夢はかなう。子どもたちを励ます言葉を、ぜひ自分にも言い聞かせたいものだ。もちろん、好機を見逃ささないよう、「チャンスの神には前髪しかないよ」という「常識」も添えて。
ザ・パークハウス 神戸タワー
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