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ともだちなのに、―― おいしそう。大人気絵本「あらしのよるに」の世界を中村獅童が歌舞伎で魅せる!

ともだちなのに、―― おいしそう。大人気絵本「あらしのよるに」の世界を中村獅童が歌舞伎で魅せる!

2024年7月25日 PR

中村獅童出演の話題作が9年ぶりに南座で再演

ハードルが高いと思われがちな歌舞伎だが、近年は斬新で思わず「観てみたい」と思うような作品が次々と登場しているのをご存じだろうか。そうした挑戦を先導する俳優の一人が中村獅童だ。バーチャル・シンガーの初音ミクと共演した「超歌舞伎」では最先端のデジタル技術と歌舞伎を融合する驚きの演出も話題になった。そんな獅童が熱い思いを持って演じるのが「あらしのよるに」である。

この演目の原作は1994年に発売された、きむらゆういちによる同名絵本。子どもから大人まで幅広い人気を誇り、映画や、ゲームにもなったベストセラーである。獅童はこの作品と深い縁を持ち、2003年のNHK教育テレビ「てれび絵本」ではナレーションと全キャラクターの声を担当、2005年にはアニメ映画で主人公のオオカミ・ガブの声優に。

当時から「この作品をぜひ歌舞伎に」という思いがあり、2015年、歌舞伎としての初演が南座で実現したという。絵本の歌舞伎化は初の試みだったが評判が評判を呼び、2016年東京・歌舞伎座、2018年福岡・博多座と再演が決定。そして、原作絵本の発刊30周年に当たる今年、9年ぶりに満を持して南座で再演される運びとなった。

普遍的なテーマが感動を呼ぶ名作。子や孫世代との観劇もおすすめ

オオカミとヤギという種族を越えた二匹の友情と種族同士の争いを描き、信じることや愛すること、思いやりなど大切な感情を描く「あらしのよるに」。シンプルかつ普遍的なテーマは世代を超えて心に響き、子どもや孫を歌舞伎に触れさせたいと考える人にもぴったりだ。

劇中の言葉遣いは現代語だから予備知識がなくても楽しめるのも魅力。そこに迫力満点の立廻りや圧巻の群舞、義太夫や長唄が加わり、歌舞伎として見ごたえのある演目となっている。そして、獅童演じるオオカミと友情を結ぶヤギのめい役を勤めるのは、上方の次代を担う女方・中村壱太郎。歌舞伎ファンとしても見逃せない舞台をぜひ、生で体感してほしい。

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歌舞伎公式サイト「歌舞伎美人」 

  • 2018年11月博多座Ⓒ松竹
  • 2018年11月博多座Ⓒ松竹


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