2024年7月25日 PR
カメラマン:高橋定敬
時は春秋戦国時代、天下の大将軍になる夢を抱く少年・信と、中華統一を目指す若き王・嬴政(えいせい)を描く「キングダム」。その実写化映画第4弾が現在公開中だ。
秦と趙の存亡をかけた「馬陽の戦い」で突如秦国の野営に現れた趙国の総大将・龐煖(ほうけん)。
その圧倒的な力の前に信の仲間たちは次々と命を落とし、信自身も致命傷を負う。一方、信が憧れる大将軍・王騎は秦の劣勢を覆すべく総大将として戦地へ。王騎と龐煖には、実はある因縁があった―。
王騎の戦いぶりと過去の物語がクローズアップされる本作。王騎の片腕であり、独特の存在感で原作ファンにも人気の高い副官・騰を演じた要潤さんに、お話を伺った。
―要さんは、キングダムという作品自体のファンだそうですね。
ストーリーの奥深さと、一人ひとりが主役のようなキャラクター設定、そして熱い話が魅力ですね。これほど読んでいて鳥肌が立ったり、気持ちが高揚したりするアニメや漫画は少ないです。
―王騎の副官という役どころですが、間近にいて感じる王騎の魅力とは?
王騎はみんなの目標のような存在。僕が演じる騰も、一番の側近、一番の理解者として「王騎のためなら何でもやる」と思っています。大沢さん自身もそういう存在で、人としても俳優としても尊敬できる方ですので、王騎と大沢さんをダブらせながら演じました。
―戦闘シーンがすごい迫力ですが、その見どころを教えてください。
今回は本当に戦闘シーンが多くて、いろいろな撮り方をしています。観ているととてもリアルなんですが、実際にロケで演じている部分と、CGと、スタジオで部分だけ撮るやり方を組み合わせています。アクションもこだわりが非常にあり、理想のビジョンがしっかりある中で演じています。戦国時代ですが、現代ならではの魅せるアクション、魅せる映像表現をすごく監督が考えていらっしゃって勉強になりました。
―騰という人物についてはどういう印象ですか?
騰は王騎を大将軍として人として、すごく尊敬しています。そして客観的にいろんなものを見ていて、決して出しゃばらず、でもいざという時は王騎をしっかり支える。右腕として頼られていながら入り込みすぎない、いい距離感を持ったキャラクターですね。
―最後に、映画を楽しみにされている方々にメッセージをお願いします。
シリーズとしてこれだけ続く作品は珍しいと思います。それだけに制作陣はクオリティに非常に気を使い、絶対に前作より面白いものを作ってやろうという意気込みで制作しています。これまでのキングダムシリーズの中でも最高傑作ができたと思いますので、ぜひ楽しみにご覧ください。
1981年2月21日生まれ、香川県出身。
2001年、特撮ドラマ『仮面ライダーアギト』の氷川誠/仮面ライダーG3役で俳優デビュー。02年、昼ドラマ『新・愛の嵐』でヒロインの相手役を演じて注目を集める。その後、ドラマ『流星の絆』(08年)、NHK大河ドラマ『龍馬伝』(10年)ドラマ・映画『TOKYO MER 走る緊急救命室』シリーズ(21年、23年)、NHK大河ドラマ『青天を衝け』(21年)、NHK連続テレビ小説『らんまん』(23年)などに出演。雑誌やCMでも活躍場所は多数。
キングダム 大将軍の帰還
全国東宝系にて公開中
出演:山﨑賢人 吉沢亮 橋本環奈 清野菜名 吉川晃司 小栗旬 大沢たかお、要潤 ほか
監督:佐藤信介 脚本:黒岩勉・原泰久 音楽:やまだ豊
原作:原泰久「キングダム」(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)
ⓒ原泰久/集英社 ⓒ2024映画「キングダム」製作委員会
STORY
秦と趙の全てを懸けた<馬陽の戦い>で、敵将を討った信(山﨑賢人)と仲間たちの前に突如として現れた、その存在が隠されていた趙国の総大将・龐煖(吉川晃司)。
自らを<武神>と名乗る龐煖の圧倒的な力の前に、次々と命を落としていく飛信隊の仲間たち。致命傷を負った信を背負って、飛信隊は決死の脱出劇を試みる。「俺たちで、信を守り抜くんだ――。」
一方で戦局を見守っていた王騎(大沢たかお)は、趙軍の裏に潜むもう一人の化け物の存在を感じ取っていたが、劣勢を覆すべく最強の大将軍として再び戦地に舞い戻った。
王騎と龐煖の過去の因縁とは? 遠くから戦いを静観する軍師・李牧(小栗旬)の正体とは??
今、因縁が絡み合う馬陽の地で忘れられない戦いが始まる――。
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2024年09月27日 発行
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