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チャンバラ満載!SF本格時代劇。

チャンバラ満載!SF本格時代劇。

2023年9月28日 PR

11月から大阪で公演される、いのうえ歌舞伎『天號星』。元禄の江戸を舞台にした今作は、時代劇らしいチャンバラたっぷりの芝居になるとか。演出のいのうえさんと出演者の方々にお話を伺った。

 

―今回の物語や役柄について教えてください。

いのうえ:古田君が闇の殺し屋稼業のボス、太一君はそれを狙う殺し屋。その二人の体が入れ替わるという、時代劇にSF要素が加わった話です。いろんな趣向のチャンバラと入れ替わりのドタバタ、サスペンスタッチな展開、あと久保さんの乃木坂46では歌わないタイプの歌も見せ場ですね。

古田:早乙女太一君は手だれの殺し屋で、僕は殺し屋の元締めだけど元大工。太一は僕と入れ替わっても大工のおじさんの体だから戦えないし、僕は太一の体になっても中身は大工だから戦えないし、どちらも弱くなる(笑)。達人同士の立ち回りじゃないから無駄が多くてむちゃくちゃしんどい。

早乙女:二人で汗だくですよね。でも古田さんとそういう風に遊べる機会も少ないので楽しいです。今回は弟と二人での出演ですが、僕たちは新感線に憧れて殺陣を始めたので、二人の夢の舞台でもあります。

久保:私は神降ろしの巫女・みさきという役で、あまり殺陣とかもなく他の方とは速度の違う存在。ちょっとした癒しのようなエッセンスになれたらと思います。

 

―殺陣の多い舞台ならではの魅力をお聞かせください。

早乙女:序盤から中国武術が得意な山本千尋さんの、身体能力がすごく高い、アクロバティックで派手な立ち回りが見られます。それと、入れ替わってからもどんどん変わっていくので、いろんなパターンのアクションが出てきます。

古田:もともと強い太一と、もともと強い山本さんとの戦いにおじさんが割って入って、おじさんの中身は太一だからだんだん思い出していく。そういう流れで、皆いろんな手で戦います。殺し屋同士だから卑怯な手も使うし、そこも見せ場です。

 

―舞台を楽しみにされている方にメッセージを。

いのうえ:客席を多用したライブ感のあるステージなので、ぜひ楽しみにしていてください。最後にはスカッとする芝居になると思います。

古田:東京公演を経て、オイラたちも面白さが一段とわかった状態で大阪に来るので楽しみに待っていてください。

早乙女:新感線は本番が始まってからもどんどん進化していくので、ぜひ楽しみにお待ちください。

久保:新感線初参加ですが、皆さんとの距離を縮めて、パワーアップした状態で大阪に来たいと思いますので、よろしくお願いします。

 

演出家 いのうえ ひでのりさん

1960年1月24日生まれ、福岡県出身。80年に劇団☆新感線を旗揚げ。以降、ドラマ性に富んだケレン味たっぷりの時代活劇“いのうえ歌舞伎”、生バンドが舞台上で演奏する音楽を前面に出した“Rシリーズ”、いのうえ自身が作・演出を手がける笑いをふんだんに盛り込んだ“ネタもの”など、エンタテインメント性に富んだ多彩な作品群で人気を博す。

俳優 古田新太さん

1965年12月3日生まれ。兵庫県出身。劇団☆新感線の看板役者。エネルギッシュで迫力のある演技には定評があり、活躍の場も広い。

俳優 早乙女太一さん

1991年9月24日生まれ、福岡県出身。劇団朱雀の座長の元に生まれ、4歳で初舞台を踏む。2008年には新歌舞伎座で最年少座長を務めた。北野武監督映画作品や宮本亜門演出のミュージカルに出演するなど、多方面で活躍。

俳優 久保史緒里さん

2001年7月14日生まれ、宮城県出身。2016年、アイドルグループ「乃木坂46」に3期生として加入。22年から「乃木坂46のオールナイトニッポン」のラジオパーソナリティ、23年のNHK大河ドラマ「どうする家康」では五徳役を務めるなど多方面で活躍している。

2023年劇団☆新感線43周年興行・秋公演
いのうえ歌舞伎『天號星(てんごうせい)』大阪公演

⑥
2023年 11月1日(水)〜20日(月) COOL JAPAN PARK OSAKA WW ホール
一般/14,800円 ヤングチケット/2,200円(全席指定・税込) 未就学児入場不可

作: 中島かずき 演出:いのうえひでのり
出演:古田新太、早乙女太一、早乙女友貴/久保史緒里、高田聖子、粟根まこと、山本千尋/池田成志

公演詳細はコチラ

キョードーインフォメーション


TEL: 0570-200-888 TEL: 0570-200-888

受付/11:00~18:00
(日曜・祝日は休業)

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