2021年1月28日 PR
SNSトラブル、薬物疑惑、盗撮、ハラスメント。世間を騒がせる社会問題の数々は、学校という聖域にも無縁ではない。
この状況を打破すべく、もしも学校内警察という制度が試験導入されたら…そんな状況を1話完結で描いた異色の学園エンターテイメントドラマが『青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―』だ。
ある中学校にスクールポリスとして配属されることになった警察官・嶋田を演じた藤原竜也さんにお話を伺った。
スクールポリスというものの名前すら知らなかったんですが、演じるにあたって勉強するうちに、こういう制度も必要かもしれないと思わされました。
警察官が常駐することによって、解決できる問題も、もちろんできない問題もある。
1話ごとに、今まさに僕らがメディアやニュース見て心を痛めているようなテーマを扱っていて、芝居とはいえその現場を目の当たりにすることでいろいろと考えるきっかけになりました。
嶋田は正義感は強いけれど時に暴力的で、教師でも生徒でも法に触れれば容赦なく逮捕する。
強く自己主張をしながらやりたいことをどんどん突き進め、突破口を見つけていく役だったので、演じていて爽快感がありました。
一方で子どもたちの思いを汲んでやったり、親に対してストレートで心を動かすようなことを言ったり。
キャラクターとして非常に面白かったです。
映画でもアクション監修を行っているチームが集結し、 川澄朋章監督が繰り広げるアクションシーンが想像以上に激しい。
面白いアクションを毎回考えてくださって、「尺長すぎでしょ!」って思うぐらい、すごく楽しそうに演出されていて(笑)。
学校内の問題をズバッと解決する気持ちよさもあるんですが、かなりいろいろな人と派手なアクションでやりとりしているので、そういう意味でも見ごたえがあると思います。
ちょうどコロナ禍で自粛中に、前回共演した作品を観る機会があったんです。
真木さんにも話したんですが、昔すぎて何だか気恥ずかしかったですね(笑)。でも18年ぶりというのはあまり意識してなくて。
真木さんはすごく真剣に台本を読んできて、監督の要求にもしっかり応えて、とても大人だなと思いました。
役の上でも、僕が演じる嶋田がかき混ぜるだけかき混ぜて、真木さん演じる涼子という教師がうまく収める、というシーンが多くて。
彼女の落ち着いた存在感が、嶋田を支えてくれている部分は大きいと思います。
『青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―』は、今までにない実験的で斬新なドラマになっています。
学校の中で巻き起こる表面的なトラブルを解決するだけでなく、生徒と教師、生徒と家族の問題まで追求していく深い展開になっていたり、主人公自身に実は秘められた過去があったり、見ごたえのあるアクションシーンがあったり。
最初から最後まで飽きさせないので、ぜひご覧ください。
1982年5月15日生まれ、埼玉県出身。A型。1997年 蜷川幸雄演出の舞台『身毒丸』主役オーディションでグランプリを獲得しデビュー。2000年 深作欣二監督の映画『バトル・ロワイアル』で主役に抜擢され、一躍話題に。2003年 日本演劇史上最年少21歳で舞台『ハムレット』のタイトル・ロールを演じ、期待の若手俳優として脚光を浴びる。2004年 NHK『新選組!』で大河ドラマ初出演。舞台、ドラマ、映画、声優と活躍の場を広げる。2018年 第41回日本アカデミー賞 優秀主演男優賞。名実ともに、その演技力の高さに魅了されるものは多い。2021年3月5日 映画『太陽は動かない』の劇場公開が決定。
1月12日(火)夜9時スタート(カンテレ・フジ系全国ネット)
出演:藤原竜也、真木よう子 他
脚本:大石哲也、山岡潤平、小島聡一郎 プロデューサー:河西秀幸、国本雅広、髙橋史典
演出:国本雅広、白川 士、高橋貴司 音楽:菅野祐悟 制作:カンテレ、ケイファクトリー
主人公・嶋田は、警視庁捜査一課の敏腕刑事。常に冷静沈着で毒舌家。
そんな彼が、東京都の中学校で導入されることとなった日本で初めてのスクールポリスに志願。そんなスクールポリス・嶋田が配属される赤嶺中学校は、表向きはどこにでもある中学校だが、スクールポリスが配属されてからさまざまな事件があぶりだされていく。SNSトラブルや生徒の薬物疑惑、盗撮事件、教師のマタニティハラスメント、セクシャルハラスメントなど、世間を騒がせ社会問題ともいえるテーマに、スクールポリス・嶋田が挑む!
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2024年09月27日 発行
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