2020年3月26日 PR
第14回目を迎える「母に感謝のコンサート」が、今年も5月10日の母の日に大阪城ホールで行われる。ベテラン歌手の豪華な顔ぶれが揃い、「お母さん」への想いを込めた曲を届ける特別なコンサートだ。弦楽アンサンブルあり、大合唱ありと、飽きさせない内容も話題である。このコンサートに初回からレギュラー出演されている歌手の森山良子さんに、その魅力を伺った。
―このコンサートが14年も続いている理由はなんだと思われますか?
「母に感謝のコンサート」って、わかりやすいタイトルですよね(笑)。そのシンプルな想いがストレートに伝わるところが長年愛されている理由のひとつではないでしょうか。
「母」の存在というのは、誰にとっても特別で、偉大で、尊いもの。だからこそ「母に感謝しよう」という空気で会場が包まれた時、その場に参加しているお客様や出演者、スタッフまでが幸せな気分になれる。そんなところが魅力なのではないかと思います。
―森山さんご自身の、ご両親との思い出をお聞かせください。
私の父と母は音楽の世界にいましたので、私が「歌手になりたい」と言っても、そんなに甘い世界ではないととことん教え込まれました。そしてもし本当に歌手になるのなら、ちゃんと発声・声楽の勉強をしなくてはいけない。高校卒業まではプロの活動をしてはいけない。そんな両親の言いつけを守って歌手になりました。今考えても、本当にいいアドバイスだったと思いますね。14歳から習い始めた声楽の先生には今でも教えていただいていて、そのおかげで私は歌手を続けられていると思っています。
―森山さんご自身がお母様に曲を贈られるとしたら、どの曲を選ばれますか?
そうですね。たとえば「さとうきび畑」も、母に「逃げないでちゃんと歌いなさい」と言われたことがきっかけで向き合うことができた曲です。私の母は決してステージママではなかったのですが、いつも私の歌を批評し、ステージの姿も鋭い眼差しで見ていて、そんな母の力をとても強く感じていました。
ただ、贈りたい曲で考えると、「涙そうそう」でしょうか。私の家族は兄の死を受け止め、辛い思いを心に忍ばせながら力を寄せ合って生きてきました。その気持ちを歌にしたのがこの曲です。辛かったけれど沢山の力をもらい、家族が最後まで元気で仲よく人生を全うしているのも、兄が私たちをひとつにまとめてくれたおかげだと思っています。
―最後に、コンサートに来られるお客様にメッセージをお願いします。
毎回、満杯のお客様にご来場いただき、しかも「母の日だから」と親孝行がてらお母様とご一緒に来てくださる方も多いと聞いています。それから、亡くなったお母様を偲んでコンサートに足を運んでくださったという感想もあったり。そういったことからも、このコンサートが日本の「母の日」文化の大きな力になれるような気がしています。これからも力の続く限り出場させていただきたいリピーターの方も多いコンサートです。
毎年シークレットゲストが登場していますが、今年もどうぞ皆様、当日までのお楽しみに。会場でお待ちしております。
※メイン写真カメラマン:森 好弘
1967年「この広い野原いっぱい」でデビュー。その後「涙そうそう」、「さとうきび畑」など数々のヒット曲を生み出す。テレビ出演やラジオのパーソナリティー(ニッポン放送「オールナイトニッポンMUSIC10」月曜レギュラー)など幅広いフィールドで活躍。今年の5月からは『森山良子コンサートツアー2020〜2021』がはじまる。1年間で100 公演を超えるコンサートを行い、ファンを魅了し続けている。
2020年 5月10日(日) 大阪城ホール 14:00
指定席…¥7,800 ステージバック指定席…¥6,300 アリーナサイド席…¥7,300 車椅子席…¥7,800
出演:森山 良子 南こうせつ 由紀さおり・安田祥子 秋川雅史 島津亜矢 黒柳 徹子(特別出演)他 【追加出演者・シークレットゲストあり】
問い合わせ:キョードーインフォメーション TEL 0570-200-888(10:00〜18:00)
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