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変革期のいまこそ、成長のチャンス。 増収増益増配、 DOE3.0%を目指すジーテクトの強みとビジョン。

変革期のいまこそ、成長のチャンス。 増収増益増配、 DOE3.0%を目指すジーテクトの強みとビジョン。

2024年10月9日 PR

Shape the Future 情熱と革新を融合させ 人とクルマと地球のより良い未来をかたちづくる
株式会社ジーテクト 代表取締役社長 高尾  直宏  氏

株式会社ジーテクト 代表取締役社長 高尾 直宏 氏

百年に一度の大変革を迎えようとしている自動車業界。欧米や中国市場を中心に各メーカーが続々とEVを投入する中、ガソリン車の需要は目に見えて縮小。一方ではHV車の好調も伝えられ、全車EV化の計画目標を撤回するメーカーも現れるなど、まさに過渡期の様相を呈している。また、歩調を合わせる形でサプライチェーンの構造変化も同時進行中。今後はサプライヤーも厳しい選別の目に晒されることになりそうだ
そんな激動の時代を契機と捉え、攻めの姿勢で臨む企業もある。2014年、旧東証一部に上場を果たした株式会社ジーテクトは、自動車の燃費や衝突安全性の向上を支える大手自動車部品メーカーだ。
自動車部品メーカーから車体システムサプライヤーへ
同社の主力製品は、フロアやフレーム、サイドストラクチャー、ダッシュボードなどの車体製品。鋼板を金型でプレス成形し、それを溶接して組み立てることで1台の自動車となる部品群で、まさに自動車の骨格にあたる。私たちは車に対し、事故発生時に備えて乗員を衝撃から守る堅牢性と、燃費向上や走行性能の向上のための軽量化を厳しく求めるが、考えてみれば矛盾の極致。自動車メーカー各社は、日々こうした要求に晒されているわけだ。
業界では、自動車メーカーに対して直接納品する部品メーカーを「Tier1(ティアワン)」と呼ぶ。車体骨格部品メーカー大手であるジーテクトはその一角を占めているのだが、単に部品の量産を担うのではなく、自ら提案を発する一次サプライヤーとしての現在の業態をさらに進化させることを宣言。自動車メーカーをゼロ距離でサポートしつつ、これまで築き上げてきた自動車OEMとの信頼関係をベースに車1台の開発から受注できる存在、車体システムサプライヤー=Tier0.5を目指すというのだ。
安定成長を実現するジーテクトの「4つの強み」
同社の高尾直宏社長は、強みとして「開発力」「技術力」「グローバル拠点」「財務力」の4点を挙げる。自動車になぞらえて、この4輪が経営にもたらす安定的な成長力には絶対的な自信を示す
「技術力を有していても、多くの企業が資金不足に喘いでいます。また、海外拠点の有無は、新たなビジネスチャンスをつかむスピードに直結します。この4拍子が揃うサプライヤーは世界的にも多くはないはずです」(高尾社長)
同社はこれまで、一体化成形技術や熱間プレス技術、EV用のバッテリーハウジング技術、モーターコア生産技術などを続々と確立。見どころは非常に多いが、中でも成長への種を多数生み出しているのが、車体を丸ごと解析可能なシミュレーション技術だ。独自のパラメータを駆使するフルカー解析技術は、実車試験にほぼ近い数字を導き出すほどの精度とか。
電池を守る衝撃エネルギー吸収材の設計にもアドバンテージを持ち、現在では電気自動車の車体の開発も可能ですが、これらはすべて車体一台解析技術があるからこそ実現した技術です。自動車製造にかけてはどんな方向性でも提案が可能で、また新たなトレンドにも即座に対応できるのが弊社の強みです」
大型一体化の提案でギガキャストの難点を解決
現在、新たな車体の製造方法として「ギガキャスト」という技術が注目を浴びている。EVの車体構造をアルミダイカストで一体成形するもので、部品点数を大幅に減らすことで製造コストの低減が可能となる。しかし、導入には新規工場の建設など多額の投資が必要になることから、障壁も少なくないのが現実だ。
そこで同社では、もうひとつの選択肢として、既存の生産ラインでそのまま対応できる大型一体化技術を開発した。たとえば、アルミ加工メーカーとの協業で既存の鋼板をプレスした部品とアルミダイキャスト部品を組み合わせたマルチマテリアル製品を新規開発し、自動車メーカーに選択肢を用意するというもの。ギガキャストとの共存も代替も可能なことから期待が膨らむこの新技術も、その基盤として前述の車体1台分解析技術があるわけだ。
伸びゆくグローバル拠点と無借金経営のスピード感
同社は現在、日本を含めた世界12か国で28工場、5つのR&D拠点を運営している。ホンダはもちろんトヨタやスバルなどの日本車メーカー各社、さらにBMWやジャガーランドローバー、GMなどの海外メーカーにも膨大な数の製品と多種多様な技術を提供。また、R&D拠点のうちデトロイトとミュンヘン、上海の3か所にはセールス&エンジニアリング機能を持たせ、現地でニーズが発生した際には直ちに営業スタッフや技術者が駆けつける体制を整えている。
最後の財務力については、高尾社長の「無借金経営です」のひとことで話が終わった。EV時代を迎え、生産体制の刷新を余儀なくされている現在、何をするにも資金が必要になる。各社が調達に奔走する中、無借金の同社は経営判断が下れば即座に実行に移すことができる。その好例が岐阜県内に建設中の新工場で、搬送は完全に無人、ラインも省人化が前提の設計を採用しているという。いわゆるスマートファクトリーだが、ここでもジーテクト独自の視点が活きているというので、完成が楽しみだ。
この変革を成長機会と捉えステークホルダーに利益を
ジーテクトは、菊池プレス工業株式会社と高尾金属工業株式会社が合併する形で2011年に設立された企業だ。グローバルのG、テクノロジーのTE、最後のKとT(高尾氏)は両社の社長の頭文字だ。オーナー企業同士の合併で、交渉ごとはすべて即断即決。ジーテクトは、両社の企業文化を受け継ぐスピード感も魅力となっている。決めたことは直ちに実行に移し、想定外の事態に見舞われたら直ちに再考。Tier1サプライヤーが「0.5化」を目指す背景には、そんな経営スタンスを貫いたことにより、この短期間で売上高3000億円を超えるにまで導いた実績があるわけだ。
中長期を見据えて企業価値の向上に動く同社は、安定的かつ継続的な株主還元を実施。具体的には、株主還元方針として2031年3月期までにDOE(株主資本配当率)3.0%を目標に据えている。これを達成するための成長カーブを描きつつ、期間内は増配の上で配当性向を30%以上とすることを宣言している。一度受注すると5年ほど継続することになる自動車部品業界の安定ビジネスと同社の強みである「4輪」の存在、そして大きな変革期に生まれるビジネスチャンス。同社を詳しく調べるほどに、その宣言の現実味を実感することだろう。

gyoseki

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車体一台解析技術の強み
従来の各部品単位での部品づくりから発想の転換を果たしたジーテクトの強力な武器。車1台分のシミュレーション解析結果を活用することで、部分最適から全体最適となる部品づくりを実現した。開発力が飛躍的にアップしただけでなく、世界中の自動車メーカーへの提案力の向上にも大きく貢献。
詳しくはHPをチェック!
株式会社ジーテクトのHPはこちら>

株式会社ジーテクト
埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-11-20 大宮JPビルディング18階
TEL048-646-3400

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