Special Issueビズスタ特集

道後REBORNプロジェクト

道後REBORNプロジェクト

2019年4月26日 PR

「火の鳥」とのコラボによる
幻想的な演出が話題

「おれはここへ来てから、毎日住田の温泉へ行く事にきめている。ほかの所は何を見ても東京の足元にも及ばないが温泉だけは立派なものだ」(夏目漱石『坊ちゃん』)。この「住田の温泉」とは、愛媛県の道後温泉のこと。このように日本を代表する文学にも登場した道後温泉だが、その歴史はなんと3千年にも及ぶ。飛鳥時代には聖徳太子も来浴したという記録があり、明治と大正に建てられた現存の建物は国の重要文化財だ。

そんな道後温泉本館が、今年1月から今までにない保存修理浩司に突入したと話題になっている。重要文化財の公衆浴場を営業しながらの工事という全国初の試みだ。しかもこの時期だけのお楽しみとして、手塚治虫氏がライフワークとして執筆した「火の鳥」とコラボレーション。日本文化の再生をテーマに道後温泉の魅力を発信する、「道後REBORNプロジェクト」が始動している。

まずは第1弾として、1月15日から本館西面入り口に日除け幕や灯籠を設置。「火の鳥」の到来と物語の始まりが告げられた。2月1日からは第2弾として、北面の二の湯の入口上に「火の鳥」のオブジェが登場。夜間には「火の鳥・ネイキッドRe:LIGHT(リライト)−再生への灯り−」と題された幻想的な光と壮大なオーケストラの音色の演出が行われ、観光客を魅了している。さらにこの後も、手塚プロダクションの制作によるオリジナルアニメーション「火の鳥〈道後温泉編〉」の配信や、工事用仮設物へのウォールアートなどが訪れる人の目を楽しませる予定となっている。

どこよりも古い歴史を誇りながら、常に新しい試みで訪れる人をワクワクさせてくれる道後温泉。訪れたことのある人も、初めての人も、今しか見られないプレミアムコンテンツが展開されているこのまたとない機会を、楽しみに行ってみてはいかがだろう。

道後温泉事務局

温泉
TEL: 089-921-5141 TEL: 089-921-5141

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