「完璧なスポーツカー」への夢。

2018年3月29日 PR

小型で俊敏、軽量でパワフル
理想を追求してできた初号機

ドイツのシュトゥットガルトでスポーツカーを作り続けるポルシェ。世界最小の独立系自動車メーカーであると同時に、世界最高の利益率を誇る自動車メーカーである。
その礎を築いたのが、フェルディナンド・ポルシェ博士だ。ダイムラー・ベンツ（現在のメルセデス・ベンツ）で技術部長も務めた彼は、1931年に独立し、設計事務所を開いた。天才的な自動車設計者だった彼は、幾多の企業から委託を受け、自動車の歴史に残るさまざまな開発を手掛けることとなる。
そして父の志を継ぎ、記念すべき初号機を完成させたのが、息子のフェリー・ポルシェ。その開発のきっかけにはこんな逸話が残っている。「小型で軽量、そしてエネルギー効率に優れたスポーツカー。
私は自らが理想とするこうした車を探したが、どこにも見つからなかった。だから自分で造ることにした」。1948年、ポルシェ最初のスポーツカー「356　ロードスター」は産声を上げた。585kg の軽量ボディに35PSを発生する水平対向エンジンを搭載したミッドシップスポーツカーの最高速度は135km/h。極限まで不純物を排した実用性を、ドイツのジャーナリスト、ウルフ・ポーシャルトは「優雅さの中にある謙虚さ」と表現したという。それから70年。完璧なスポーツカーを創造するというフェリーの夢は、ポルシェの原動力として脈々と息づいている。
根底にあるのは、あらゆるものの可能性を最大限に引き出すこと。インテリジェントな手段によってパフォーマンスをスピードに、そして走りの歓びへと転化させることこそ、ポルシェが目指し続ける目標である。そして今、その遺伝子を引き継ぎ、抜群の性能を誇るSUVとして人気を誇っているのがポルシェマカンだ。オフロードはもちろん、街中も軽快に走るこのモデルの魅力を、次ページで紐解くことにしよう。

日常と非日常を自在に駆ける、類い稀なるSUV。

快適性とスポーティな走りを両立
日々の運転を刺激的な歓びに

ポルシェマカン。人気のSUVをコンパクトなボディで作り上げ、値段も一般的なポルシェのイメージに比べて手が出しやすい設定だ。だからといって侮ってはいけない。SUVの「S」が「Sport」を表すことからもわかるように、本来運転を楽しむためのもの。それをスポーツカーの名門、ポルシェが作ったのだから、ありふれたSUVではありえない。目指したのは「心高ぶらせるスポーツカー」である。
まず、その洗練された外観。フロントフードが前方からホイールアーチに向かって広がる独特のスタイリングは、幾多のレースで勝利を収めた伝説のポルシェ917を想起させる。ルーフラインはリアに向かって傾斜し、優れたエアロダイナミクスをもたらすスポーツカー特有の流麗なシルエットを描き出す。
回転計を中心に据えた視認性のよいメーターと操作性に優れたスイッチ類が並ぶコックピットは、包み込むような座り心地が秀逸。視点が高く開放的なだけでなく、死角が少なく安全性に優れているのもうれしい。大人4人でもゆったりと過ごせる室内は、各所にレザーなどの高品質な素材が使われており、寛ぎの空間にふさわしい優雅さを漂わせる。一方で、走りそのものを楽しめるのもマカンの特徴だ。イグニッションキーをひねると、胸躍らせるようなエンジン音が響く。ペダルを踏み込めばパワーがグンと盛り上がり、弾かれたように加速する心地よさ。交差点をひとつ曲がるだけでもスポーツカーらしい乗り味を全身で感じることができる。
こうした魅力をその目で確かめたいなら、正規販売店「ポルシェセンター広島」へ。昨年4月から経営母体が変わり、新体制が敷かれた同店が大切にするのは「おもてなしの心」。出迎えから見送りまで気持ちよく対応してくれるので、ぜひ一度足を運んでみよう。

（メイン写真：Macan6,990,000円：高いスポーツ性に貫かれた遺伝子を受け継ぐ、ポルシェマカン。5枚のドアと5つのシート、4WDシステム、高いシートポジションというSUVならではの特徴を持ちながら、他の車では味わうことのできないロードとの緊密な一体感をもたらす1台。デザインやドライビングダイナミクス、装備にいたるまで、独特な魅力を備えた生粋のポルシェだ。2リッターエンジンでありながらパワフルな走りを生むベーシックモデル、卓越したスポーツ性を誇るSモデル、妥協のない性能が全身を刺激するGTSモデル、圧倒的なパワーを放つターボモデル、すべてのモデルがクラスにおける指標を打ち立てている。）