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大自然に身を任せた野遊びで自由な心を思い出す学び舎泊

大自然に身を任せた野遊びで自由な心を思い出す学び舎泊

2020年12月17日 PR

Biz Life Style Journey FUKUOKA – KAMA

福岡県のほぼ真ん中に位置する嘉麻市は、 遠賀川の源流が南北に流れ、美しい水と緑に恵まれた自然いっぱいの地域。 馬見山 ・ 屏山 ・ 古処山が連なる一帯は 「嘉穂アルプス」 と呼ばれ、 「日本山岳遺産」 にも認定されている。 九州随一のトレッキングコースとして人気な嘉穂アルプスの懐に抱かれた深い緑の中、 2014年に閉校となった 「足白小学校」 の校舎をリノベーションした農泊施設 『カホアルペ』 が7月に開館した。 多忙な毎日を忘れるには、 ガラリ と環境を変えることが大切。 畑での収穫体験や観光農園でのフルーツ狩り、 自然や町並みを楽しむフットパスや嘉穂アルプスを縦走するトレッキングなど、 自然の中に飛び込むの は絶好のリフレッシュ。 体育館を改装した「K-WALL」は、 九州最大級のウォールの広さを持ったボルダリング施設として営業している。

『カホアルペ』 では昼食と夕食を提供しておらず、 地域で評判の飲食店を探して訪ねるのも楽しみの一つ。 朝食のみ地元食材を使った食事が付くプランを選べる。 元々小学校だったこともあって華美な装飾はないが、 それでも各部屋にはなに不自由なく過ごすための設備がそろっている。 ここは老子の言葉 「知足者富」 を由来とした 〝足るを知る〞 がコンセプト。 利便性と引き換えにモノであふれ、 情報過多になった現代社会の生活において、 ミニマムな暮らしでも十分に足りていることを再認識させてくれる。 それは物質的な豊かさではなく、 己の心の豊かさに気付き、 感謝する心の芽生えとなるだろう。

かつて小学校だった校舎を見ると、母校でなくても自然と懐かしい気持ちになる。幅が広い廊下や高い天井など、小学校の面影を残す開放感ある造りが特徴的。全17室ある客室は各部屋に2段ベッドを2基設置しており、最 大4名まで利用できる。部屋にはあえてテレビを置いていないため、日常とは切り離されたミニマムな空間で語らう時間を大切にしてほしい。とはいえWi-Fi環境も整い、ブルートゥーススピーカーまであるので快適だ。

  • 『カホアルペ』に隣接するボルダリング施設「K-WALL」。高さ最大4.5m、斜度85~135度のウォールが 7面あり、未就学児用のウォールも4面備えている。上級者だけでなく、家族一緒に楽しめる。
  • 雄大な姿をした嘉穂アルプス。登山口の嘉麻峠から秋月までの登山道は九州自然遊歩道となっている。 山頂からの眺望も良く、古処山の山頂付近には国指定天然記念物のツゲの原始林などが見られる。

[掲載内容に関するお問い合わせ]
カホアルペ
[住所]福岡県嘉麻市馬見587
[電話]0948-57-3511(嘉麻市役所産業振興課)
[HP]https://www.city.kama.lg.jp/site/kahoarupe/

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