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双方のメリットと未来を見据えた出口戦略を描くM&A

双方のメリットと未来を見据えた出口戦略を描くM&A

2021年7月1日 PR

経営者が勇退する花道を飾る戦略的なM&Aをサポート

企業経営において事業の成長・拡大はもちろん、出口戦略も重要な課題の一つ。後継者不在の企業であれば、将来的な売却に向けた組織づくりを進めなければならない。ここでは事業承継を得意とする『税理士法人 サムライズ』による、戦略的なM&Aの好事例を2号にわたって紹介する。

ある不動産会社からの事業承継依頼では、同族経営を考えていなかったことから外部への売却を出口とした戦略を練ることに。法務・労務・財務デューデリジェンス(企業調査)などを対応し、不要な節税をせずに企業価値を高めるよう経営方針をアドバイス。それによって『サムライズグループ』のネットワークから上場企業への売却が決まり、億単位の金額で契約が締結できた。株式売却後、経営者は子会社の社長として引き続き経営に参画。上場企業の子会社となったことが金融機関から好意的に受け取られ、資金調達の面でも優位に働き、複数のプロジェクトを進められるようになったという。

買い手側は取得価額の70%が準備金として損金処理可能

一方、買い手側にもメリットがある。本業を補完するM&Aは、時間や縁を買うことと同義。歳月をかけて築き上げた事業スキーム、信頼できる取引先や雇用を短期間で引き継げるのは大きな魅力に違いない。

さらに、令和3年度の税制改正で、中小企業のM&Aを後押しする経営資源集約化税制が創設された。M&Aの実施後に発生し得るリスク(簿外債務等)に備えるため、国の認定を受けた計画に基づき中小企業がM&Aを実施した場合、次の三つの措置が講じられている(適用期限3年間)。一つ目は、M&Aの取得価額の70%を限度として準備金を積み立てたとき、それを損金算入できる準備金制度。二つ目はM&Aの効果を高める設備投資減税。三つ目は、雇用確保を促す税制だ。

戦略的なM&Aは、適切な時期の見極めとスピーディーな事務処理が不可欠。『サムライズ』のように創業期から転換期まで企業のライフサイクルに寄り添うことが求められる。次号では福岡でもよく実施されている身近な事例を紹介したい。

さむらい1

二つの刃で顧客を護る士(サムライ)集団

『サムライズ』を英語で表記すると、「SUM RISE」となる。「SUM」は「和す、合計する」、「RISE」は「上がる」を意味し、「和して上がる」という想いが込められたネーミング。『サムライズ』は複数形の意味も持たせ、二つの士業(サムライ)で構成された総合事務所であることも表現。二刀流の武士のキャラクターは、税理士と社会保
険労務士の「二本の刀」でクライアントを守る決意を意匠化している。


サムライズグループ 税理士法人 サムライズ
TEL 092-724-0201
[住所]福岡市中央区天神2-14-8 福岡天神センタービル6F
[HP]https://www.sumrise-group.jp/

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